人間社会学部

Faculty of Humanities and Social Sciences
人間社会学部
多様化し、複雑化する社会に焦点をあて、 問題解決力を修得する
多様化・複雑化する現代社会においては、既存の価値を問い直し、ミクロからマクロまでの多角的な視点で問題を捉える力が求められています。社会科学や行動科学の知見と問題解決力を活かし、持続可能な社会の実現に貢献する力を高めます。
Features
人間社会学部_Features
Features

Academic field
キーワードで知る、4学科の学問領域

Pickup

テクノロジーを活用した新しい学びの場としての授業、ワークショップをつくる

初等教育学科 森 秀樹 准教授

【クリエイティブラーニングデザイン(創造的な学びのデザイン)】
創造的な活動(つくること)を通じて、能動的、協同的に学ぶための場づくりについて研究と活動を進めています。つくることは、自分のアイデアを試行錯誤しながら、形にしていくプロセスです。つくることには、正解も不正解もありません。うまくいかないときは、自分なりにどう変えていくか、修正していくかが重要になります。そのなかで、自分が持っている知識と一緒に活動する仲間の知識を活用しながら、自分なりにうまくいくための方法を見つけていくことが、新たな知識の学びとなります。そして、どんなものづくりでも良いというわけではなく、何より大事なのことは、子ども自身が興味を持てるものづくりをすることです。これは、25年前にマサチューセッツ工科大学(MIT)で研究員をしていたときに出合ったコンストラクショニズムという考え方です。コンピュータを活用することで様々なものづくりが可能になり、GIGAスクール構想によって、小学校では児童が1人1台の情報端末が使える環境が整いました。学校の先生方と児童、そして学生と一緒に、テクノロジー活用した新しい創造的な活動をつくりながら、私自身も新しい学びについて、日々学んでいます。      
人間社会学部トビラ_森先生20241113_673_2