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2025.09.03
日中韓プログラム 2025 ~韓国ラウンド~
日中韓プログラム「Asian Women’s Leadership Program」(略称AWLP)とは?
中国の上海外国語大学、韓国の誠信女子大学校、そして昭和女子大学の学生が日中韓3か国を1週間ずつ周遊して学ぶ約3週間のプログラムです。女性のリーダーシップを様々な視点から学びます。期間中は3大学それぞれで特別授業が実施され、講義やディスカッション、グループワークなどを通じて女性が国際社会で活躍するために必要なリーダーシップの育成を図ります。
プログラムの詳細は海外短期研修プログラムをチェック!
中国の上海外国語大学、韓国の誠信女子大学校、そして昭和女子大学の学生が日中韓3か国を1週間ずつ周遊して学ぶ約3週間のプログラムです。女性のリーダーシップを様々な視点から学びます。期間中は3大学それぞれで特別授業が実施され、講義やディスカッション、グループワークなどを通じて女性が国際社会で活躍するために必要なリーダーシップの育成を図ります。
プログラムの詳細は海外短期研修プログラムをチェック!
今回は、韓国(ソウル)ラウンドに参加した本学学生からの体験レポートを共有します!
〇日本ラウンドの体験レポートはこちら
〇中国ラウンドの体験レポートはこちら
8月7日 (木)
楽しみにしていた日中韓プログラムがついに始まりました!最初の週は韓国からスタートです。
14:30ごろ金浦空港に到着し、その後バスで誠信女子大学の寮へ移動しました。このバスで上海外国語大学の学生と合流。ハローと挨拶を交わしながら、仲良くなれるかな、仲良くなりたいなとドキドキしていました。18:00ごろ寮に到着し、それぞれ夜ご飯や散歩へ。私は日本人の友達と駅周辺や川沿いを散歩しました。日本に比べて湿気が少なくて気持ちいい気温!夜ご飯は冷麺を食べました。ハサミで切るのに苦戦しましたが美味しかったです。帰る前に寮の前にあるパン屋さんで翌日の朝ご飯を購入しました。ハングルが読めないので翻訳アプリを駆使しつつ「これは何のパンだろう?」と確認しながら、種類が多くて選ぶのに悩みました。
楽しみにしていた日中韓プログラムがついに始まりました!最初の週は韓国からスタートです。
14:30ごろ金浦空港に到着し、その後バスで誠信女子大学の寮へ移動しました。このバスで上海外国語大学の学生と合流。ハローと挨拶を交わしながら、仲良くなれるかな、仲良くなりたいなとドキドキしていました。18:00ごろ寮に到着し、それぞれ夜ご飯や散歩へ。私は日本人の友達と駅周辺や川沿いを散歩しました。日本に比べて湿気が少なくて気持ちいい気温!夜ご飯は冷麺を食べました。ハサミで切るのに苦戦しましたが美味しかったです。帰る前に寮の前にあるパン屋さんで翌日の朝ご飯を購入しました。ハングルが読めないので翻訳アプリを駆使しつつ「これは何のパンだろう?」と確認しながら、種類が多くて選ぶのに悩みました。



8月8日 (金)
ついに韓国ラウンドがスタート!午前中はオープニングセレモニーが行われました。各国代表のスピーチを聞き、全員でお揃いのプログラムTシャツを着て写真撮影をすると、「いよいよ始まったんだ!」という実感が湧いてきました。今年の韓国ラウンドでは特別ゲストとしてカザフスタンからの参加者も加わり、4カ国の学生が一緒に学ぶ特別な機会です。その後はキャンパスツアーへ。広々とした校舎や人で賑わう学食を見て「お〜!」と歓声が上がりました。昼食は自分で好きなものを盛りつけるスタイルで、特にスープが美味しかったです。
午後はバスで誠信女子大学校のウンジョンキャンパスへ移動し、韓国の伝統文化である茶道と韓服の体験を行いました。まずは韓服についての授業を受け、歴史や着る方法について学びました。その際のウェルカムドリンクとしていただいたのが、韓国の伝統茶のひとつであるオミジャ茶です。私は「酸っぱい!」と感じましたが、中国の学生は「甘い!」と言っていて、同じお茶でも感じ方が異なることに驚きました。オミジャ茶は漢字で「五味子茶」と書かれ、その名の通り五つの味が含まれており、感じ取る味によって体の調子がわかるという説明も印象的でした。
続いて茶道体験をしました。「Sending love♡」という合言葉をもとに、おもてなしの心を学びました。茶室では他国の学生とペアを組み、お茶を点てたり受け取ったりする一連の作法を体験しました。作法そのものだけでなく、「相手を思いやる心こそが大切」という先生の言葉が特に心に残りました。
最後は韓服体験です。上下の色を自由に選べましたが、私は迷ってしまい、先生におすすめの組み合わせを選んでいただきました。帯や髪飾りを身につけると一気に華やかになり、外での写真撮影ではまるでドラマのワンシーンのような雰囲気に。みんなとてもよく似合っていて、互いに褒め合いながら和やかな時間を過ごしました。最後には先生から伝統的な巾着袋「チュモニ」をいただき、韓国文化をより身近に感じられる体験となりました。
夜はウェルカムディナーで韓牛のすき焼きを堪能!韓国の学生は食べてからおしゃべり、日本や中国の学生は食べながら会話、という違いがあって「国ごとにこんなに食事スタイルが違うんだね!」と盛り上がりました。解散後は韓国の学生に人気コスメショップ「オリーブヤング」へ連れて行ってもらい、店員として働いている学生からおすすめ商品を直接教えてもらうという特別体験もして、盛りだくさんの1日目となりました。








8月9日 (土)
午前中の授業テーマは「スキンケアの重要性とメイクが与える印象」でした。特に眉毛は顔の印象を大きく左右すると教わり、実際にモデル写真を見比べながらその違いを体感しました。アーチ眉は柔らかい雰囲気を、眉山がはっきりした眉は自立した雰囲気を与えるとのことで、最終的には「リーダーには眉山のある眉毛がふさわしい」という結論にまとまりました。さらに、顔の土台を整えるのは「肌」だということで、スキンケア実習も行いました。先生から何度も強調されたのは「hydration!(保湿!)」の一言。普段よりも2倍以上丁寧に保湿をすると、驚くほど化粧のノリが変わり、その効果を実感しました。むくみを取るためのリンパマッサージも体験し、一つひとつの工程が顔の印象につながるということを肌で学びました。
午後はパーソナルカラー診断をしました。似合う色を知ることで顔が明るく見えるだけでなく、初対面で良い印象を与えたり、買い物での失敗を減らせたりすることを学びました。実際にカラーパネルを顔に当てて、グループで診断し合う時間はとても盛り上がりました。先生からはゴールドとシルバーのどちらがより似合うかを比べてもらい、私は「シルバー派」と判定!でもその日はゴールドのアクセサリーをつけていたので、「外すしかないね!」とみんなで大笑い。和やかな雰囲気の中で、楽しく学びを深められた一日でした。


8月10日 (日) フィールドトリップDay!
この日は韓国の学生が企画してくれたフィールドトリップで、ロッテワールドを訪れました。入口でカチューシャを選んだ後、班ごとに行動開始。私たちの班は100分並んでウォーター系アトラクションに挑戦しました。待ち時間にはプレゼンの準備について話し合っていたのですが、気づけばあっという間に順番が来て、思い切り落下してびしょ濡れに。大笑いしながら楽しみました。その後は韓国版プリクラ「インセンネッコ(人生4カット)」を撮影。可愛く仕上がって大満足でした。パレードを見たり、ビビンバを食べたり、お城の前で写真を撮ったりと、パークの雰囲気を存分に満喫しました。夕方は韓国で一番高い建物、ソウルスカイ展望台へ。高さ500mの景色は圧巻で、ガラス床の上に立つとヒヤヒヤしながらもソウルの街並みを一望できました。その後立ち寄ったCOEX MALLのピョルマダン図書館では、壁一面に広がる本棚に驚かされました。中には「くまモン」の本もあり、日本人メンバー同士で「まさか韓国で出会うとは!」と盛り上がりました。夜は本場のチキン屋さんへ。韓国の「チメク(チキン+ビール)」文化を教えてもらい、サクサクでジューシーなチキンの美味しさに感動しました。フィールドトリップならではの発見や体験がたくさん詰まった一日となりました。




8月11日 (月)
午前中はメイク実践からスタートしました。まず眉の整え方を学び、配布されたメイクブラシやコスメを使いながら手順を確認しました。「鼻先から目尻を結んだ延長線上に眉尻を置くとよい」というポイントを教えていただき、実際に試してみると印象が大きく変わることを実感しました。順番自体に大きな新しさはありませんでしたが、特に保湿を重視していたこと、そして先生が「必ず日焼け止めを塗ること!」と繰り返し強調されていたのが印象に残りました。隣の中国人の学生は人生初のセルフメイクに挑戦。緊張しながらも一生懸命取り組む姿が微笑ましく、完成後のお互いの変化には思わず笑い合ってしまいました。さらに、中国では普段あまりメイクをしない学生が多いという文化の違いについても知ることができました。
午後はプレゼンテーションの発表です。テーマは「イメージメイキングを活用している女性リーダー」で、私たちのグループはココ・シャネルを取り上げました。彼女のイメージカラーである黒は、当時は喪服の色でしたが、ミニドレスやズボンに取り入れることで日常に着られる高貴でエレガントなイメージへと変えました。「女性の服の解放」「古い価値観にとらわれない自由で自立した女性」というメッセージを込めて発表しました。他の班はエリザベス2世やエマ・ワトソンなどを紹介しており、それぞれ異なる視点から学びを得ることができ、有意義なプレゼンテーションの時間となりました。
発表を無事に終え、ほっと一息ついたところでキャンパス近くの食堂へ。いただいたソルロンタンはとてもおいしく、今回の韓国ラウンドで一番のお気に入りの食事となりました!その後は漢江公園へ向かい、夕暮れの散歩を楽しんだあと、念願だった「漢江ラーメン」を体験。コンビニで袋麺を購入し、専用の機械で作って夜景を眺めながら食べるラーメンの味は格別でした!!2日連続で案内してくれた韓国の学生のおかげで、充実した時間を過ごすことができ、日本ラウンドでは今度は自分がたくさん案内したいと思いました。




8月12日 (火)
午前はGKEDセンターを訪れ、韓国の歴史と発展について学びました。展示室には戦後の社会の変化がわかる資料が並び、自動車産業や電子機器の発展、そして今や世界に影響を与えているK-POPやドラマなどの芸能産業についても紹介されていました。ガイドの方からの説明を聞きながら、急速な経済成長を遂げた韓国の歩みを具体的に知ることができ、普段のニュースや教科書で読む内容とはまた違ったリアリティを感じました。その後は、グループごとに選んだ国について「長所・短所・解決策」をまとめてプレゼンテーションを行いました。私たちのグループは日本をテーマにし、街の安全性や医療の発達を長所として紹介。一方で、少子高齢化や若者の投票率の低さを短所として取り上げました。特に印象的だったのは、日本の課題について、私たち以上に韓国や中国の学生が詳しく理解していたことです。外からの視点を通じて新たな学びや気づきを得られ、自国のことを改めて考えるきっかけとなりました。
昼食は韓国人学生おすすめのロゼパスタをいただきました。コチュジャンの辛味が効いたトマトクリームソースは日本ではあまり食べられない味で、ピリ辛なのにクリーミーでとても美味しかったです。
午後はグループ課題のビデオ作りに向けた準備時間でした。私たちのグループは3ヶ国語を使うことをテーマに、これまでの活動の中で動画を撮りためてきました。例えば、授業前に「頑張れ!」「화이팅!(ファイティン)」「加油!(ジャーヨウ)」とお互いを励ますシーンなどです。映像を振り返りながら、「1週間でこんなにいろんな体験をしたんだな」としみじみ感じるひとときになりました。




8月13日 (水)
ついに迎えた韓国最終日。この日はクロージングセレモニーからスタートしました。各グループが韓国ラウンドの思い出をまとめたビデオを上映し、それぞれの個性が表れたユニークな作品ばかりで、笑いあり感動ありの時間となりました。撮影の裏話を思い出して盛り上がったり、「この場面よく覚えてる!」と振り返ったりと、1週間で深まった絆を改めて感じることができました。
お昼は先生方に連れられて、お魚定食のお店へ。韓国での生活は肉料理が中心だったこともあり、新鮮なお魚を使った料理はとても新鮮に感じました。
大雨警報が出るほどの強い雨に見舞われましたが、午後は幸いにも天気は回復。韓国人・日本人の学生で一緒に聖水へショッピングに出かけました。代官山のようなおしゃれな街並みを3時間たっぷり歩き回り、似合う服を選び合ったり、カフェでジェラートを楽しんだりと、買い物だけでなく交流も深めることができました。お決まりのインセンネッコ(人生4カット)も撮影し、記念に残る一枚に。最後はおすすめしてもらったチヂミを食べに行き、本場の味を堪能。雨上がりの夜の空気とともに、韓国で過ごす最後の時間を心ゆくまで満喫しました!



