ダブル・ディグリー・プログラム

「ダブル・ディグリー・プログラム」に参加する学生は、原則、昭和女子大学で3年間、海外の提携大学で2年間学びます。留学先では語学力を高めるだけでなく、その語学を使って文化や歴史、社会など、幅広い教養と専門分野について学びます。また、多様な人々と学び、協働することにより精神的な面でも鍛えられます。また、海外提携校へ留学中の授業料は昭和女子大学の学納金から充当されるため、本学5年間の授業料を負担することで参加できます。

これまでの参加者のほとんどが留学未経験者ですが、入学後から始まる集中的な語学カリキュラムなどダブル・ディグリー・プログラム学生用の履修計画を立て、正規留学できる学力を身につけることができます。本学入学から渡航まで段階的に成績・語学基準が設けられており、それぞれ定められた基準を満たすことが参加の条件となります。

ダブル・ディグリー・プログラム提携校と対象学科

昭和女子大学の「ダブル・ディグリー・プログラム」は、昭和女子大学と、提携している海外の大学の2つの学位(卒業証書)を取得するプログラムです。これまで、中国、韓国、アメリカの大学の学位を取得した修了生を70人以上輩出しています。(2023年4月現在)
国名 提携校 対象学科
中国 上海交通大学 国際学科
韓国 淑明女子大学校 国際学科
ソウル女子大学校 国際学科
アメリカ テンプル大学ジャパンキャンパス  国際学科、英語コミュニケーション学科、ビジネスデザイン学科
オーストラリア クイーンズランド大学 国際学科、英語コミュニケーション学科
最新募集要項・説明会情報はCIE在学生専用ポータルサイトをご確認ください。
※CIE在学生専用ポータルサイトにアクセスする際は、学籍番号のメールアドレスでログインしてください。

ダブル・ディグリー・プログラムに参加する学生の声

原さん
中国の歴史や文化を学ぶなかで自国の理解も深まりました
ダブルディグリー・プログラム(DDP)では、留学して語学力を高めるとともに中国の文化やビジネスについても学ぶことができました。授業はもちろん、生活のあらゆる場面で中国語を使い、語学力が格段に伸びたことを実感しています。また、正規学生として中国について深く学ぶことで気づくことも多かったです。中国の老舗企業について学んだ際には、自主的に日本の老舗と比較したりと、日本の文化やビジネスについても考える機会になり、自分を客観的に見る力が身につきました。さらに、留学を通して積極性も養え、はっきり意思表示することの大切さと、真に意思疎通し、協働できることをはじめて体験的に学びました。

原 萌華さん(国際学部 国際学科・上海交通大学・ダブルディグリー・プログラム履修者/ 2023年3月卒業)
寺井さん
非常に高いレベルの英語力が求められる環境で精神的に強くなりました
留学先にテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)を選んだのは、まったく新しい環境よりも、ある程度慣れた環境で英語力を磨きたいと思ったからです。最初は英語のスピードに圧倒されましたが、たとえ滑らかに話せなくても、自分が何を理解できているか、どう相手に伝えればいいかを考えながら発言していく中で英語力が身につき、その上、理解も深まりました。何よりも大きかったのは、精神面が鍛えられたこと。TUJの正規学生として学んでいるので、母国語レベルの英語力を前提に大量の課題が出ます。その上、哲学など今まで学んだことがない科目が必修になります。大変ですが、全力で取り組んでいるうちに求められるレベルをクリアできるようになり、将来への大きな自信へつながる経験になりました。

寺井 美優香さん(国際学部 英語コミュニケーション学科・テンプル大学ジャパンキャンパス・ダブルディグリー・プログラム履修者 / 2023年3月卒業)