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2024.06.28

【昭和ボストン】30年越しの友情 昭和ボストンのカンバセーション・パートナー・プログラム

昭和女子大学の海外キャンパス「昭和ボストン」が更新しているブログをピックアップ!

昭和ボストンは、1988年に昭和女子大学がアメリカの東海岸、ボストン郊外に設置した海外キャンパスです。 授業は少人数制ですべて現地の教員が担当します。昭和ボストンにおける教育の特徴の一つが、教室を飛び出した実践的なプログラムにあります。地域に根付いたボランティア活動をしたり、近隣の大学の学生と共に学んだり、フィールド・リサーチをしたりと、現地留学ならではの体験が学生を一層成長させます。

 1995年に昭和ボストンのカンバセーション・パートナー・プログラムに参加してくださったアーロン・スナイプさんがメールをくださいました。

 
私はボストン出身で、子供の頃から日本に興味を持っていました。 サフォーク大学ロースクール( 法学大学院 )で弁護士になるべく勉強していた 1995 年夏、私は同志社大学での留学プログラムに参加しました。 この初来日(そして初海外旅行 )で日本と日本語への興味が深まりました。

ボストンに帰ってきて、日本とのつながりを保ちたいと考えていた時に、昭和ボストンのカンバセーション・パートナー・プログラムを見つけました。 当時、イワチャ真理さんは 18 歳、私は少し年上の 25 歳。お互いの文化を教えあういい機会でした。 私はロースクールを卒業した後、Japan Exchange and Teaching Program ( JET ) に参加して英語教師として鹿児島に行き、2年間( 1997-1999年 )そこで英語を教えました。 JET終了後、金融業界で数年働き、その後アメリカ国務省に入り外交官になりました。

数年前、イワチャ真理さんと私はインスタグラムで再会しました。 私が東京赴任になったことを知って、彼女が東京に出てきてくれて 30 年ぶりに再会しました。 再会の瞬間は本当にうれしかったです。 日米関係の維持に責任を持つアメリカの外交官として、国同士の関係の根本にある、人と人との友情を再確認できたのは本当に素晴らしい体験でした。 昭和ボストンのカンバセーション・パートナー・プログラムは、日米間の永続的な友好関係に貢献すると同時に、参加者の人生にポジティブな影響を与えることができるという証明でもあります。 ありがとう、昭和ボストン!


Aaron D. Snipe  ( アーロン・スナイプ氏 ) 
エマーソン大学、サフォーク大学ロースクールを卒業後、JETプログラムの講師として鹿児島で2年間、小中学生に英語を教える。金融業界で働いた後、アメリカ国務省に入省。アフリカ、ヨーロッパ、アジア、中東で勤務。2024 年夏より在日米国大使館参事官(政治担当)就任。

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