活躍する修了生に聞く
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能登すみれさん
Wブランディング株式会社/一般社団法人WOMAN TO WORK協会 代表)

1985年生まれ。大手メーカー営業職・広告代理店勤務を経て29歳で起業。
女性のためのマネジメントスクールを主宰、主に女性リーダー育成、女性の活躍推進、女性のキャリアデザイン、ダイバーシティ経営などをテーマに活動している。

2024年、福祉社会・経営研究科専門職学位課程修了(専門職修士取得)。
同年より現代ビジネス研究所研究員。
1.入学のきっかけ
「他人を論理的に説得できる力を身につけたい」


ある方から『能登さんは論理的・分析的に他人を説得する力を大学院で磨くといい』とアドバイスをいただきました。
自分でも提案力やエビデンスの部分が弱いと感じていたので、どうしたら強化できるかを考えて、色々な大学院のHPやパンフレットを調べ始めました。

2.昭和女子大を選んだ理由
「価値観を共有できる先生がいた」

大学院を選ぶうえで、自分の感性と合うかどうかはとても大切です。
昭和女子大学を選んだ決め手は、事前面談で飛田先生から消費者志向経営の考え方を説明していただいたことでした。

弱者への共感や、やりがいの確保、社会のシステムの在り方など、私が漠然と考えていたことと近く、価値観を共有できると感じました。

MBAも検討しましたが、少し即物的すぎて、今の世の中の流れをうまく捉えていないと感じました。
一方で昭和女子大学大学院には、学生の問題意識を尊重し、一緒に価値を生み出そうとする先生方がいる。
「この先生たちとなら、自分のやりたい道を切り開ける」と思えたのです。
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3.不可能を可能に変える制度
「科目等履修制度とオンライン授業が大きな支え」

大学院は、社会人にとって貴重な時間とお金を投資する大イベント。
昭和女子大学には、

  • 入学前にお試し受講できる科目等履修制度
  • 通学時間を大幅に削減できるオンライン授業

など、安心して挑戦できる仕組みが整っています。

実際、私は在学中に第2子を出産しましたが、入学前に科目等履修制度を利用して10単位を修得し、入学後に既修得単位として認定されました
これにより、カリキュラムの負担を大きく減らすことができ、安心して学びを続けられました。

また、授業のほとんどをオンラインで受講できたことも大きな利点でした。
乳児を抱えて週に何度も通学するのは不可能。でもオンライン授業があったからこそ不可能を可能に変えることができたのです。

そしてこれは、私のように生活に制約を抱えている社会人にとっても、また東京に通学できない地方の受験生にとっても、不可能を可能に変える制度であると感じています。
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4.大学院で学んだ目的
「自分のやりたいことを実現し、社会を少しでも変える―自分にしかないアイデアを組み立てる」

修了後は、企業から新しい研修の依頼を受ける機会が増えました。
学位や論文という形で、大学院で学んだことを社会に可視化できることは大きなアドバンテージでした。

私のテーマは「若い女性リーダーの育成、女性の活躍推進」。
しかし主張だけでは社会は耳を傾けてくれません。
そこに必要なのは、論理的・科学的な分析実践的・具体的な提言です。

昭和女子大学の大学院は、まさにそれを鍛える道場のような存在でした。
修了した今でも、時々飛田先生の研究室を訪ねて“稽古”をつけてもらっています。入学から修了までは最短で1年間ですが、学びの場は、あなたが望む限り続いていくのです。

5.入学を考えている方へ
「まずは扉の向こうの雰囲気を、確かめにきてください」

もし興味があるなら、まずは説明会や個別相談に参加して雰囲気を掴んでみることをおすすめします。
先生方はとても親切で、きっとあなたに合った助言をしてくれるはずです。

さらに、気になる科目があればオンラインで科目等履修をしてみましょう。
一科目でも受講すれば、大学院の雰囲気をしっかり感じられます。

迷っている方は、まず扉を叩いてみてください。
私も仕事をしながら子育てをしながら大学院に通うなんて無理なのではないか、と思っていましたが 制度をうまく活用することや先生たちとコミュニケーションを図っていく中でなんとかなるかも?できるかも?となっていきました。

どんなことも環境が大事です。自分自身に合うか合わないかの環境を確かめるという気持ちで動き始めてみてください。 応援しています!
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(聞き手:福祉経営研究科 特任教授 飛田史和)