学びとカリキュラム

INDEX
 
Learning

健康デザイン学科での学び

4年間のステップ

1年次
食と健康を学ぶための
基礎学力をつける
2年次
栄養士としての知識と
実践力を身につける
3年次
研究室に所属して
専門性を深める
4年次
興味あるテーマで研究を行い
卒業研究としてまとめる

学べる専⾨領域

健康と食
「栄養学」「食行動と食育」「食品機能学」「食品開発論」など
健康と美
「香粧品学(スキンケア、メーキャップ、化粧品の成分等)」「食品・化粧品の薬理学」「食と化粧の心理学」など
健康と運動
「健康管理とスポーツ医学」「スポーツ栄養学演習」「スポーツトレーニング論演習」など

学びを通して得られる⼒

  • 栄養士としての専門知識と実践技能
  • 健康や栄養に関する課題発見
  • 課題解決のための論理的思考力
  • 協働する力
Curriculum

カリキュラム

科学的に「健康」を学び、自分の進路に合った専門性を身につける

1年次には、健康を専門的に学ぶための準備として、基礎力を身につける科目を履修します。学年が上がるにつれて高い専門性を確実に身につけ、ステップアップできるように基礎科目を充実させています。2年次からは、主に食事・栄養に関係する専門の講義科目と実験実習科目を履修します。3年次には校外実習を行い、社会人としてのマナーを身につけ、課題を発見したり、専門知識を活かすなど栄養士としての総合的実践力を養います。
また、全学年を通じて科学的に健康を理解するために幅広い知識を身につけるために健康デザイン領域科目が用意されており、興味と将来の目標に沿って履修し専門性を磨きます。4年次には様々な分野から自分の興味ある研究室を選択して卒業研究としてまとめます。
健康デザイン学科カリキュラム
*1 . 家庭科教員免許の希望者のみの履修になります。*2. 保健体育科教員免許の希望者のみの履修になります。※科目名称等は変更することがあります。

Topics 学科の“今”を感じる

データを解析しておいしさを追求する。

「おいしさの科学と評価」は、食品のおいしさを化学的、物理的に解析する授業です。食品の調理操作や保管時間によって起こる変化を、機器測定や官能評価を通じて数値化します。これらのデータを活用することで、食品のおいしさを追求できるようになります。食品開発には欠かせない知識と技術のほか、グループワークによってコミュニケーション力も身につきます。
健康デザイン学科_01_おいしさフードスペシャリストの受験資格に必要な授業にもなっています。

メーキャップの効果を総合的に学ぶ。

「香粧品学B」では、口紅やマスカラなど化粧品に使われている薬剤の特徴について科学的に学びます。学生は自らの顔をメーキャップする過程で、色、質感、形、立体感によって錯視効果が生まれ、見た目の印象が変わることを理解します。主観的あるいは客観的な魅力が生まれ、対人コミュニケーションが変わるといった心理的な影響についても学習します。
健康デザイン学科_02_メーキャップの科学メーキャップしながら、自らの顔の形状や特徴も捉えていきます。

ボディメイクについて考える力を身につける。

「パワーエクササイズ」では、アネロビック(無酸素性)運動とエアロビック(有酸素性)運動の基礎理論を学びます。音楽に合わせたエクササイズでは、ステップ台やトランポリンを使用した運動を行います。さらに筋力トレーニングについて学ぶことにより最終的には、個々の体力に応じたボディメイク方法を身につけ、実践します。この科目は健康運動指導士の受験資格に必要な授業にもなっています。
健康デザイン学科_03_パワーエクササイズエアロビックダンスエクササイズなど、実技種目も充実しています。

15週間の留学と栄養士の資格取得を両立する。

「15週間ボストンプログラム」を利用した場合でも、4年間で栄養士の資格を取得できるのが、当学科の特徴です。ボストンでは、現地スタッフからの手厚いサポートを受けながら、自分の興味に沿って授業を選択可能です。学外で現地の人たちと交流する機会も豊富にあるため、日本とは異なるアメリカの文化に触れながら、視野を広げることができます。
健康デザイン学科_04_ボストン「15週間ボストンプログラム」の修了証書を授与された学生たち。
Project

プロジェクト型学修

昭和女子大学では答えのない課題に専門知識を生かして解決策を考えるプロジェクト型学修を実施しています。
学科では、授業や演習・ゼミ等の中でプロジェクト型学修を取り入れています。
答えのない課題に
専門知識を生かして
解決策を考える
Project
  • ミャンマーコーヒーを広めよう
  • スポーツイベント
  • H(health)&B(beauty)メニューレシピの提案
Graduation Theses

卒業論文

卒業研究のテーマ例

  • 食品成分アピゲニンによる新規骨肉腫治療法の検討
  • 16時間絶食後の再摂食がCHOP経路での細胞死を誘発する可能性について
  • 線維芽細胞のコラーゲンゲル収縮活性へ及ぼすアスコルビン酸の作用
  • チョコレートの摂取がタイピング作業後の疲労感に及ぼす影響
  • 女子大生における自身のボディイメージの認識とやせ願望及び減量行動との関連
  • ヒトの意志決定の傾向に対する経頭蓋直流電気刺激の影響についての研究
※2023年度卒業論文より抜粋