羽ばたく昭和女子大生!
在学生インタビュー
M・K さん
国際学部 英語コミュニケーション学科(現・国際教養学科)
大手総合化学メーカー(総合職)内定
私立 日本大学高等学校 出身
大手総合化学メーカー(総合職)内定
私立 日本大学高等学校 出身
ダブルディグリー・プログラムに参加し、日米学位取得の難関に挑戦したKさん。通常の大学生活よりも圧倒的に学業にかける時間が多い中、どのようなキャリア選択と就職活動を行ったのか、お話しを聞きました。
とにかく勉強!の4年半
日米学位(ダブルディグリー)取得に邁進
テンプル大学ジャパンキャンパス(以下、TUJ)とのダブルディグリー・プログラムを実施していたことが理由で、昭和女子大学に入学しました。日本にいながらにして国際的な経験ができる、このスタイルでの留学は自分にもとても合っていたと思います。ダブルディグリー・プログラムにおいては、昭和女子大学とTUJの2つの学位取得が目標となりますが、目標までの道のりは本当に大変でした。
昭和女子大学の必要修得単位数は3年次前期までに取りきり、3年次後期から本格的にTUJでの留学生活となります。(TUJの単位は3年次前期から並行して取り始めます。)
このような履修計画のため、入学後すぐから毎学期の履修単位は通常の学生の2倍近くとなり、勉強時間も比例して多く取る必要がありました。勉強は本当に大変でしたが、国内での留学ということもあり、時間の使い方を工夫することでアルバイトの塾講師も両立することもできました。おかげで、自己管理能力はとても鍛えられたと思います。
逆に、サークル活動などの余暇の時間は少ない方だったので、一般的な日本の大学生のような生活ができなかったのは少し心残りですが、それ以上に得たものが大きいので大学生活にはとても満足しています。
テンプル大学ジャパンキャンパスの卒業式無事に卒業できました!
同じ目標をもつ友人たちはかけがえのない存在
厳しい選抜基準を乗り越えて参加するダブルディグリー・プログラムのため、同じ学科内でも目指す学生は多くはないのですが、同じ目標をもって同じ大変さを共有する友人たちは本当にかけがえのない存在でした。
課題締切の前にはリマインドしあったり、授業後も一緒に残って課題を行ったり…お互いを励ましあいながら頑張っていました(笑)。 TUJのダブルディグリー・プログラムには同じ国際学部の国際学科の学生もいたのですが、その子たちとも学科の垣根を越えて交流できたことで、視野を広げる貴重な機会になりました。
課題締切の前にはリマインドしあったり、授業後も一緒に残って課題を行ったり…お互いを励ましあいながら頑張っていました(笑)。 TUJのダブルディグリー・プログラムには同じ国際学部の国際学科の学生もいたのですが、その子たちとも学科の垣根を越えて交流できたことで、視野を広げる貴重な機会になりました。
TUJ学内のフリースペース グローバルな雰囲気の中で勉強に励むことができる
英語コミュニケーション学科は2025年度から国際教養学科に衣替え
ダブルディグリー生のリアルを受験生にプレゼン
大学4年生のとき(TUJで学び始めて半年が過ぎた頃)、昭和女子大学のオープンキャンパスで、「学科スタッフ」としてダブルディグリー・プログラムの授業や学生生活について、高校生に向けてお話しする機会をいただきました。
普段、ダブルディグリー・プログラムについて尋ねられることも多かったので、このプログラムの認知度を上げたい!と思い参加しました。
当日はたくさんの高校生とその保護者の方々にご来場いただいたこともあり、大勢の方を目の前にしたプレゼンとなって、話すのにはかなり緊張しました…。
しかし、ダブルディグリーに挑戦した理由や実際の生活ではどんな学びをしてきたかなど、自身の経験をとにかく伝えたい!という思い一心でお話しし、ダブルディグリーの魅力を伝えることができました。
高校生にむけてダブルディグリー・プログラムの説明をするKさん私のキャリアデザイン
活動遍歴
| インターンシップ参加企業 | 15社 |
| 説明会参加企業 | 50社 |
| エントリー企業 | 5社 |
| 学内面談 | 13回(TUJキャリアセンターでの相談は含めず) |
日本で国際的な仕事がしたい
留学先を選んだ理由とも似ているのですが、私は日本国内で国際的な仕事がしたいと考えていて、それが就活軸にもなっていました。TUJに通っていたこともあって、外資系企業などを勧められたりすることもありましたが、「自分が本当に行きたい企業」を見極めるため、できる限り多くの企業の説明会に参加しました。
内定先に決めた理由は、社員の方々の人柄に惹かれたから。一次面接から対面でお話してくださり、社員の方々の雰囲気を肌で感じることができたのはとても大きかったです。そして、選考中に出会った、ライバルであるはずの応募学生の皆さんも、一緒に働きたいと思える人たちだったのがとても印象的でした。
自分の目で確かめる
私の就活は2024年6月に開始し、2025年4月に終了しました。TUJでもキャリア教育の授業があったので、自身のキャリアを考える機会は多く、「就職活動」への意識も自然と高まりました。
しかし皆同じだと思うのですが、活動を始めた当初は業界のことすら全く分からず、とにかく手あたり次第、企業が開催する説明会に参加していました。自分が何に興味があって、どんなことに違和感を感じるのか把握するまでに時間と労力はかかりましたが、おかげで「自分が本当に行きたい企業」に出会うことができたと思います。
インターンシップには1dayタイプのものも含めて、15社ほど参加しました。夏は業種を絞らずに参加して、その経験をもとに、秋冬は的を絞って業界を選びました。自分の周りには長期インターンに参加している人も、すでに業界を絞っている人も多かったのですが、流されることなく、「自分が納得できること」を条件に就活と向き合っていました。
準備が大事と気づいた9月
まだ業界・業種を絞らず、とにかく数をこなしていた初期の段階で、選考が上手くいかない状況を経験できたのは不幸中の幸いでした。準備が不十分な時は面接で緊張しやすかったり、エントリーシートが作りこめていない企業の面接では、会話が成り立たない状況に陥ることに早い段階で気が付くことができました。ESも面接も一日で急に上達するものではないので、毎日コツコツと準備を積み重ねることが大切だと実感しました。面接については、ダブルディグリーの強みで昭和女子大学とTUJ双方のキャリア支援を活用することができました。両方の大学のキャリア支援を、上手く組み合わせて、毎日のように面接練習を行えたことで、最終的にはどんな質問にでも自分の言葉で答えられるようになりました。度胸もつき、本番の面接でも焦らず落ち着いて臨むことができたと思います。
秋以降取り組んでいた筆記試験対策後輩へのメッセージ
就職活動は、自分で考えて決断することがとても大切です。他人の意見に流されず、自分で選んだ道なら、きっと納得のいく結果になると思います。私は、6月〜1月にかけて説明会やインターンシップに参加し、2月〜4月の本選考の時期には、選考対策に集中して取り組みました。「就活期間を短期間で終わらせる!」という気合が、逆に良かったのかもしれません。ただし、つらくなった時は無理をせず、周囲に頼ってストレスを発散してください。そして、たくさん遊んでリフレッシュすることも大事です。メリハリをつけて行動することをおすすめします!
2025年7月17日