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キャンパスライフ
2025.08.04

【昭和学報】学長に聞く!ラーニングコモンズ、そして昭和女子大学の今とこれから②

 

 「ラーニングコモンズってどうやって使うのかな? 使っていいのかな?」
 そんな疑問を抱いたことはありませんか。
 8号館1階と3号館CAFE 3の奥にあるこの空間、実は学長の強い思いが込められた場所だったのです。

 昭和女子大学の第11代学長である金尾朗先生インタビュー第2弾をお送りします。
 前回は学内の学修スペースであるラーニングコモンズを中心にお聞きしましたが、今回は学長が考える大学の未来像について迫ります。

金尾学長インタビュー①はこちらから

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講義を受けて帰るだけの場所から、居場所としてのキャンパスへ
  ラーニングコモンズについてのインタビューの中で、金尾学長は「大学は単に講義を受けて帰るだけの場所ではない。大学でアクティブに過ごせる場所を増やしていきたい」とも話してくださいました。
 確かに、授業が終わるとすぐにアルバイト先へ向かい、終われば疲れた体でまっすぐ帰路につくような日々を送る大学生もいて、私自身も覚えがあります。今や大学とは、授業のためだけに行く場所と考える学生が多いのかもしれません。

 そこで「キャンパスの役割をどう考えているか」と学長に質問すると、
「海外の大学のように、卓球やサッカーゲームなんかができる感じがいいですね。とにかく授業以外の時間を過ごす場所や遊ぶ場所、クリエイティブな時間を過ごせる場所を増やしたい」と思ってもみなかった答えが返ってきました。
仮眠室にジム、映画鑑賞室も 夢が広がる大学の未来
  さらに、学生からの「学内で映画が見られる場所が欲しい、仮眠室が欲しい、ジムがほしい」といった意見に対しては「すぐには難しいかもしれないけれど、そうした場所があっても良いと思う」と考えているそうです。

 仮眠室! これは多くの学生が「あったらいいな」と思っているのではないでしょうか。
 空きコマの時間や、疲れた時にちょっと休める専用の場所があったら、確実にキャンパスライフの質が上がりますね。

 その他にも、1号館の大教室をラウンジに変える構想もあるそうです。
 そのためには、授業の一部をオンデマンド化するなどが必要で、すぐには難しいかもしれないとのこと。
 あの大きな教室が、ラーニングコモンズや学生ホールのような学生の憩いの場になる日が来るかもしれません。

 こうした遠大な構想がある一方で、直近で実現可能な計画についても話してくださいました。
 学内のちょっとしたスペースに、机や椅子を増やしていきたいと金尾先生。
 1号館の廊下には机や椅子がありますが、コロナ禍で教室内の席数を減らす必要があった際、廊下に余った机や椅子を設置したことが始まりだったとか。
 その時にも多くの学生が廊下の机で授業準備をしたり、食事をとったりしていましたが、学長は段階的にこうしたスペースを増やしていきたいと考えているそうです。
 私も昼休みなどに廊下の椅子に座って休憩することもあるので、ちょっと嬉しい計画です。
学生の声をどう拾うか 「学長ミーティング」の試み
 学長が今取り組んでいるのが、大学の未来に学生の意見をいかに反映していくかという点です。

「学生からの要望を受けて動ける環境にしたい。学生1人だけの意見を反映することは難しいけれど、誰かが手を上げたら学生同士が『そうだそうだ』と言えるようなチャンネル作りが必要」

 その一環として、6月には「学生⇄学長ミーティング」が開催されました。
 筆者も参加しましたが、学長と学生で意見交換を行い、学長が直接学生の声に耳を傾ける機会でした。
 「学生の声をどうやって吸い上げて改革に繋げるかが課題」と、金尾学長は話します。

「学生が自由に使ってほしい」という思い
 学長の計画の根底にあるのは、「使い方は学生が自由に決めていい」という考え方です。
 「使い方を見ながら変えていく。自然的に使い方が生まれていくべきだ」これは、前回記事のラーニングコモンズについて語ってくださったこととも共通しています。
 大学が使い方を決めるのではなく、学生の使い方に合わせて柔軟に運用していくようなキャンパスを目指しているそうです。

終わりに、学生として
 空きコマに仮眠室で疲れを癒し、あるいはジムで汗を流し、授業終わりにラウンジで今行っているプロジェクトの進捗について話し合ったあとは、自分へのご褒美として映画鑑賞室で友人と映画を楽しむ……。
 そんなキャンパスが実現したら、大学生活はどれだけ豊かになるでしょうか。

 学長の話を聞いて、私は率直に「ワクワクする」と感じました。
 同時に、「学生はもっと積極的に声を上げていかなければ」という責任感も生まれます。

 学長の構想を聞いて、改めて感じたのは「大学のキャンパスは自分たち学生が創っていけるんだ」ということです。
 ラーニングコモンズをはじめとする大学の改革は、まだまだそのスタート地点に過ぎないのです。

 私たち学生にできることは、積極的に意見を発信し、新しい空間を実際に使ってみることだと思いました。
 そして何より、「こんな場所があったらいいな」という夢を声に出すことです。

 学生⇄学長ミーティングは後期にも予定されているそうなので、ぜひ参加してみてください。あなたの声が、昭和女子大学の未来を変えるかもしれません!






執筆者プロフィール

higa
東出みすゞ
福祉社会学科

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