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2024.10.30

【福祉社会学科】北欧研修レポート(2)

各セクションが更新しているブログをピックアップ! 今回は福祉社会学科の記事を紹介します。
福祉社会学科では、北欧諸国を訪問し、社会福祉制度や福祉施設を視察し、現地の方と触れ合う「北欧福祉研修」プログラムを開設しています。

こんにちは!北欧福祉研修についてレポートします。

〈北欧研修4日目〉9月 21日

本日は終日自由行動でした! ガムラスタンは『魔女の宅急便』のモデルにもなった、とてもお洒落な街並みです。 雑貨屋さんやカフェがたくさんあり、買い物をしたりカフェに入ったりと、とても充実した時間を送りました。ノーベル博物館にはノーベル賞を受賞した山中伸弥さんのサインなども飾られていました。
その後、希望者のみでガムラスタンの近くにあるスウェーデン王立歌劇場でオペラ「トスカ」を鑑賞しました。 演者の方の声量と綺麗な歌声にとても圧倒されました。 素敵な建物と街並みに癒され、とても有意義で楽しい時間を過ごせました。

〈北欧研修5日目〉9月 22 日

今日は、スウェーデンのストックホルムから、フィンランドへと向かう一日でした。
午前中は自由行動にて、各々ホテル近辺での時間を過ごした後、ガイドさんとともに専用バスでストックホルムの市内観光をしました。 まず向かったのは、世界遺産に登録されている「森の教会墓地」。 広大な森の空気を身体で感じながら、埋葬方法や建築様式などについて学びました。 その後は、ストックホルム市庁舎やフェアールガータン展望台で素敵な景色を眺めました。 ガイドさんとともに、スウェーデンで過ごす最後の一日を満喫することができました。
そして午後にはヘルシンキへと向かう船、“ヴァイキング・シンデレラ号”に乗船しました! 目の前に広がる大きな船に胸が高鳴りました♪乗船した後にまず、第2回ミーティングを行いました。 ミーティングでは、各々がスウェーデン視察で得た学びや気づきを互いに共有しあいながら振り返りを行いました。ミーティングを通して、スウェーデンの良さだけではなく、日本国内にも目を向けることができ、実りある良い時間でした。 ミーティング後には、各自お土産を買ったり、デッキの景色を楽しんだり、各々の時間をゆったりと過ごしました。日常では味わえない、貴重な時間になりました。 そして夕食では、ビュッフェレストランで海産物などの豪華な食事を堪能し、みんなで楽しい夜を過ごしました☆彡
〈2年 S.Y 〉

〈北欧研修6日目〉9月 23 日

各自船内で朝食をとったあと、午前10時ごろに船はフィンランドのヘルシンキに到着しました! 通訳のSさんと合流後専用バスで移動し、本日は3つの施設を視察しました。

◇ ハカニエミ核シェルター
初めにハカニエミの地下にある核シェルターを訪れ、通訳のSさんよりフィンランドの核シェルターや兵役制度についてお話を伺いました。 ヘルシンキには、約5500のシェルターがあり、旅行者や留学生などを含めた約90万人の方が避難できるそうです。 核シェルター内にはフードコートや子どもの遊び場があり、非常時以外にも利用されていることが印象的でした!

◇ 家族リハビリセンター
次に、ヘルシンキ市が運営する家族リハビリセンターを訪れました。施設の活動についてお話を伺ったあと、施設内を見学させていただきました。 「子どもが安全な環境で育つ」ということを目標にし、クライエントである子どもとその家族に向けた支援を行っているそうです。 ソーシャルワーカーだけではなく、心理士や家事指導員、時には司書や歯科衛生士などの多くの他職種が連携し、子どもと家族の相互の関係の改善が目指されているところが印象的でした。

◇ 移民女性支援団体モニカ
最後は移民女性支援団体のモニカを訪れ、団体の成り立ちや活動内容についてお話を伺いました。
モニカは1998年にDVサポート活動をしたいという設立者の思いから設立され、その後はシェルター運営や人身売買の被害者救済活動などを行われているようです。 モニカではフィンランド語や英語をはじめとし、ペルシャ語、ダリ語(主にアフガニスタンで使用されている)などの20ヶ国語での対応が可能だということがとても印象に残りました。
視察が終わり、ホテルにチェックインしたあとは各々自由に過ごしました。 学生の多くはホテルの近くにあるイタリアンでパスタやピザを食べました!
〈2年 I.C 〉

〈北欧研修7日目〉9月 24 日


今日は二つの施設を視察しました。

◇ Veikkolan päiväkoti
一つ目の施設は、保育所 Veikkolan päiväkoti に視察に行きました。 Veikkolan päiväkotiでは就学前教育のこどもたちと触れ合いました。森の保育では、鳥の絵柄が書かれたカード遊びで文字の勉強、記憶力、体を動かすことができるゲームをしていました。また、皆で「だるまさんが転んだ」と折り紙で一緒に作った紙飛行機で遊びました。木が茂り、ごつごつした岩や切り株のでこぼこの自然の中で遊ぶことの大切さや、日本との環境の違いについて知りました。

◇ 新小児病院
二つ目の施設は新小児病院です。 新小児病院ではソーシャルワーカーのお仕事についてお話を伺いました。日本と似た支援や日本にはない支援などの日本との違いも学ぶことができました。構造的なソーシャルワーク、病気になった子供たちの支援など、どのようにしたらもっとよりよい支援を行うことができるか日々考えながら支援していると話してくれました。院内は子供たちがリラックスしやすい柔らかな雰囲気でした。フロアごとに宇宙、ジャングルなどのテーマが決まっており、テーマにそった空間がつくられていました。子供たちが遊ぶ場も充実しており、親子で料理ができる部屋もあり、日本との違いを感じました。




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