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現地交流
2024.08.05
Showa Friendship Circle(SFC)参加者マイケルさんのレポート
今回は10年以上に渡ってShowa Friendship Circle(SFC)*のボランティアとして関わってくださっているマイケルさんからのレポートです。
*ボストン在住の多様な市民ボランティアと本学学生をマッチング。週末を利用した宿泊を伴わないホームステイのようにボストンの日常生活を体験します。自宅に招かれての料理やティータイムを楽しんだり、一緒に買い物やピクニックに出かけるなど一番人気のアクティビティです。 昭和ボストンの留学プログラムはこちら |
昭和ボストンのホームページでは、Showa Friendship Circle(SFC)のボランティア候補者に次のような質問を問いかけています。
"日本について学び、アメリカの文化を紹介し、新しい友情を育むことに興味がありますか?"
でも、私はこの質問を次のように修正すべきだと思う。
"日本について学び、アメリカの文化を紹介し、10年以上続くかもしれない新しい友情を育むことに興味がありますか?"
私のSFCプログラムを通して、多くの学生に会ってきましたが、その中で何人かの学生とは10年以上続く友情に恵まれました。今年日本を訪れた際、私は彼女たちと再会する機会がありました。
私はSFCのボランティアとして活動を始めて2年目から我が家の感謝祭やクリスマスに必ず昭和の学生2-3人を招待してきました。ユカはその中の一人で、すぐに気が合って友達になりました。
2011年以来、私は日本を訪れるたびにユカに会ってきましたが、ユカがボストンに遊びに来た時には、大雪が降りました。予め食料を買い込んであったので家にこもって、皆で一緒に料理したり映画を見たりして楽しみました。

2024年、ユカは1歳と2歳の息子の母親になりました。ご主人といっしょに東京で高校の教師をしていますが、ユカは現在育児休暇中です。

私がアンナとステファニーに初めて会ったのは2014年の昭和のイベントで、それから10年にわたる友情が始まりました。ボストンで勉強していた数ヶ月の間に、二人は私の家族と一緒に感謝祭とクリスマスを過ごしました。私は2人が昭和ボストンのレインボーホールで『マンマ・ミーア』に出演するのを見に行ったのもいい思い出です。


二人にとって、一番楽しかったイベントは、2015年のバーンズ・サパーだそうです。スコットランドの詩人ロバート・バーンズの誕生を祝う行事で、彼女らは初めてバグパイプを聴き、スコティッシュダンスに参加しました。スコットランド低地英語で朗読されるロバート・バーンズの詩や、時折まわりから聞こえるグラスゴー訛りの英語は興味深いものだったようです。アンナは現在、日本のファッションメーカーに勤める国際的なビジネスウーマン。東京とニューヨークを頻繁に行き来し、バイリンガルスキルを駆使して両オフィス間のコミュニケーションを図っているそうです。

ステファニーは旅行会社の仕事を産休中で、娘のアニカを育てています。彼女の夫アクシャイは、経営コンサルティング会社のディレクター。
10年以上も交流が続くSFCパートナーの学生たちの活躍を目にすると私も本当にうれしいです。これからも彼女たちやSFCを通して今まで出会ってきた何十人もの昭和ボストンの学生さんたちの幸せを心から祈っています。