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アカデミック
2024.03.12
【昭和学報】1年生前期時間割調査(2)
昭和女子大学には全6学部14学科あり、学科ごとの特色に沿った高い専門性を養える授業が開講されています。今回、国際学部(国際学科・英語コミュニケーション学科)、グローバルビジネス学部(ビジネスデザイン学科・会計ファイナンス学科)、食健康科学部のうち管理栄養学科・食安全マネジメント学科の1年次の学生に、2023年前期の時間割を聞きました。あわせて、受講して最も魅力に感じた授業(一般教養科目を除く)についてコメントをもらいました。
昭和女子大学の受験を検討している方、入学が決まった方の参考になれば幸いです。
国際学部 国際学科

※実践倫理・キャリアデザインは動画配信授業 (以下同じ)
火曜5限 国際社会入門
国際社会の授業では、難民問題や国際人口移動などの国際問題について知り、どのような人がこれらの問題の解決に向けて取り組んでいるのかについて学びます。この授業の魅力は、先生がNPOや国際機関で働いていたため、国際問題について先生の経験を踏まえてより具体的に学べることです。また、授業ではしばしば現役の国際機関やNPOで働いている人(ゲストスピーカー)を招いて、国際問題とその現状を聞き、どのような活動をしているのか学ぶこともあります。私はこのゲストスピーカーの授業が特に印象に残っており、教科書に書かれていること以上に実際の問題の現状や苦悩を知り、考えることができたからです。この授業は必修なのですが、国際関係に興味のある人は受講することを勧めます。
(M.Sさん)
国際学部 英語コミュニケーション学科

木曜1限 Academic Speaking and Listening Ⅰ
ネイティブの先生から直接教わることで、リスニング能力、実用的なフレーズ、留学した際に役立つ生活面なども学ぶことが出来ました。
少人数授業のため、先生が私たちに質問をし、それに答える機会があるのですが、そこで先生が細かな所まで気づいてくださり、発音についても徹底的に矯正することが出来ました。さらに、それぞれの地域のアクセントまで教えて頂きました。
少人数授業だからといって、堅く、緊張する雰囲気は一切なく、ネイティブの先生だからこその楽しい雰囲気があるため、和気あいあいとした授業でした。
少人数授業のため、先生が私たちに質問をし、それに答える機会があるのですが、そこで先生が細かな所まで気づいてくださり、発音についても徹底的に矯正することが出来ました。さらに、それぞれの地域のアクセントまで教えて頂きました。
少人数授業だからといって、堅く、緊張する雰囲気は一切なく、ネイティブの先生だからこその楽しい雰囲気があるため、和気あいあいとした授業でした。
(R.Kさん)
グローバルビジネス学部 ビジネスデザイン学科

月曜4限 ファイナンス入門ビジネス A
私が前期特に好きだった授業はファイナンス入門です。新学期が始まる前から、その授業のことを考え期待に胸を膨らませていました。実際の授業は期待を超えてくるようなとてもわくわくする内容でした。投資や企業の数字を分析するなどは自分には縁がない話だと思っていましたが、リスク・期待リターン・現在価値など言葉では難しく感じるものも先生が身近なことを絡めて授業を進めてくれるので、とても楽しく授業に取り組むことができました。またビジネスデザイン学科ならではの、英語と一緒にファイナンスを学ぶことができる点もこの授業の魅力です。新しく学ぶ単語や内容を日本語と英語の二つの視点で見ることができてとても新鮮でした。2年生になるとボストンでもファイナンスの授業があるので、英語での説明もあることはとても良い準備になると感じています!
(C.Kさん)
グローバルビジネス学部 会計ファイナンス学科

火曜4限 商業簿記 Ⅰ
好きな科目は商業簿記Ⅰです。私は大学に入学してから簿記の勉強を始めたのですが、最初は不安な気持ちでいっぱいでした。そんな中、先生方は簿記の基礎からわかりやすく丁寧に教えてくださいました。また、わからないことがあれば親身になって一人ひとりに的確な指導をしてくださいます。会計ファイナンス学科ということもあり、一年生は特に簿記の学習に力を入れて頑張りました。不安だった簿記を頑張れたのも、今では簿記が好きになったのも、授業を通してサポートしてくださった先生方のおかけだと思います。
(K.Mさん)
食健康科学部 管理栄養学科

水曜2限 管理栄養士概論omnibus
私は特に水曜日の2限にあった「管理栄養士概論omnibus」という授業が印象に残っています。この授業は管理栄養学科の先生方が自身の専門としている研究についてや、今後学んでいく授業の足掛かりとなるようなお話など先生方が管理栄養士を目指す1年生にまず知っておいてほしい事柄を週替わりで教えていただけるものです。(例としては食品衛生、生活習慣病、酸化ストレスなど)また、管理栄養学科の先生だけでなく現在、第一線で活躍されている管理栄養士の方々をお呼びして現場のお話を聞く機会もあります。今年は特定保健指導で生活習慣病を防ぐ管理栄養士の方や海外で食事や習慣の改善に携わる管理栄養士の方、プロのスポーツチームで競技パフォーマンス向上のための献立作成を行う公認スポーツ栄養士の方から貴重な経験談を聞くことができました。管理栄養士になりたいけれど、具体的な将来設計がないという人には自分の学びたいことや目指す姿を発見するきっかけになる授業だと思います。
(N.Sさん)
食健康科学部 食安全マネジメント学科

月曜3限 生物学実験
生物学実験は、前期のなかで食品とフードシステムについて日々学ぶなかでもかなり実践的に学べる科目でした。高校生のころに理科科目の実験を経験したことがある方は多いと思いますが、大学での実験は一つ一つの実験を行う意味などを考えながら取り組むことができます。私個人の印象では、毎実験で白衣を身にまとい、自分の名前が刻まれたマイクロピペットという実験器具を1人2本必ず持って実験室に入るので、高校生の頃より緊張感を持ちながら実験を行うことができたと思います。実験のなかで、危険な試薬を扱ったり、少し難しい操作を踏まえて実験を進めていくことがあり、初めの頃はあまりにも本格的で驚いた記憶があります。そのため、途中で妥協したくなることは多々ありました。しかし、実験が成功した際の達成感と高揚感は何物にも変えられませんでした。それから実験には、その内容や結果ももちろん大事ですが、座学では得られない班員との交流や、実際に手を動かすことで分かることも多くあるので、私は週に1回の実験日をすごく待ち遠しく思っていました。
(R.Sさん)
執筆者プロフィール

水野真結
現代教養学科。趣味は旅行。