生活空間の環境を
対象としたデザインの
創造と実践
INDEX
環境デザイン研究専攻の特色
日本文学の分野では、上代から近代までの文学を研究できるカリキュラムを整備し、研究の深化とともに広い視野が身につくようにしています。また、比較文学の視点からのアプローチを重視し、中国文学の講座も開設しています。日本語学は、現代語を中心に日本語の全体像に迫る研究を目的としています。
本学の図書館には、明治以降の書籍や雑誌など、多種多様な文献を集めた「近代文庫」があり、この貴重で豊富な資料を自由に研究に活用できるのも、大きな特色のひとつです。 また、研究発表会の開催や論文集「大学院日本文学紀要」の刊行をはじめ、研究成果の発表の場を用意して、大学院生の探究心の触発をはかっています。
本学の図書館には、明治以降の書籍や雑誌など、多種多様な文献を集めた「近代文庫」があり、この貴重で豊富な資料を自由に研究に活用できるのも、大きな特色のひとつです。 また、研究発表会の開催や論文集「大学院日本文学紀要」の刊行をはじめ、研究成果の発表の場を用意して、大学院生の探究心の触発をはかっています。
建築環境系研究コース
インテリア、建築、都市、地域へと広がる環境の追究。また一級建築士の実務経験(2年又は1年)にカウントできるプログラムがあります。
プロダクト系研究コース
グラフィックからインテリア・公共空間などの多様なデザインの追究。
衣環境系研究コース
素材・加工・造形・管理等の観点から快適な衣環境の追究。
デザイン企画研究コース
多様なデザイン領域における高度な企画立案の技術の追究。
01
一人ひとりの研究テーマに即した研究室単位での個別指導
生活環境とデザインに係る様々な領域で高い専門性を有する教員が揃っており、その中から指導教員を自由に選べます。 課程修了まで研究室でのきめ細かい指導を受けながら、自分の身につけたい研究能力やデザインの実践力を磨くことができます。

02
修士論文・修士設計・修士制作のいずれかを選択
修士課程の最終成果を示すものとして、論文に限らず、デザインの実務につながる力を示せる、設計、制作のいずれかを選択することもできます。

03
実務につながる力を育てるプログラムを用意
各研究室では、学部学生も含め様々なプロジェクトを他の大学や研究機関・民間企業と共同で実施したり、自治体などからの委託研究、国際的なプロジェクトや研究なども行っています。また、設計事務所などでのインターンシップも条件を満足することで単位化することが可能です。

04
建築環境系研究コースだけの特色
建築環境系研究コースは、一級建築士の実務経験(2年又は1年)にカウントできる実務相当のプログラムを用意しています。
指導教員・専任教員紹介
石垣 理子 教授 |
広い範囲の人々にとって快適で美しい衣服を設計することを目標として、着心地評価指標を衣服の動作適応性の視点で見出すことを主なテーマとしている。また、サステナブルの視点から無駄のない生産のためのICT利用の衣服設計研究も行っている。 |
礒野 さとみ 教授 |
1.日本の近代住宅史 2.生活改善と住宅について 3.大正期から昭和初期の台所の改善について |
金尾 朗 教授 |
1. 様々な都市空間における現代の建築のデザインの成立について 2.建築空間と、インテリア、都市空間の関係性 3.現代の建築デザインのアナリーゼと提案 |
金子 友美 教授 |
都市のオープンスペースについてフィールド調査と形態研究を行っている。また建築が社会に対してできることを考えながら空間デザイン活動も行っている。 |
下村 久美子 教授 |
1.繊維に付着する汚れの洗浄機構の解明 2.各種染料の染色性と染色堅ろう度について 3.ファインバブルを利用した汚れ除去について |
杉浦 久子 教授 |
身近な場所から建築を考え、人と環境をテーマに研究やまちづくり、設計活動を行う。既存空間の質を再発見、顕在化させ、新たな実際の場を作り出すことを近年では「サイト・リノベーション」と名づけ、建築、アートなどの領域を横断する活動を行っている。 |
田村 圭介 教授 |
1.渋谷駅の空間構成と形成史 2.東京のターミナル駅の空間構成と形成史 3.地域コミュニケーションネットワーク |
中山 栄子 教授 |
1.生物資源由来の機能性材料の開発 2.大気環境の測定とその評価 3. 住環境材料の環境科学的考察(快適な室内環境を形作る) |
桃園 靖子 教授 |
「伝える」ことをかたちにするためのデザインエレメントを探求する。「目に見えないコト」から、「目に見えるモノ」に形成するエレメントを研究しカタチに結ぶ。 |
堤 仁美 准教授 |
室内の温熱環境・空気環境が在室者の快適性・健康性・知的生産性に与える影響について実験・実測を通して研究している。快適性と省エネルギー性を両立させる建築環境について探求する。 |
中田 士郎 准教授 |
「トキをつくりだすデザイン」をテーマとしている。デザインの担う社会的責任は、増加傾向にある。日本がもとより育んでいた日常を考察し、現代社会へ還元する方法を、様々な実践を通して研究している。 |
番場 美恵子 准教授 |
住まいや地域に関わる住環境について、家族関係・生活・地域コミュニティの側面からアプローチする。空間と生活・人との関係性を解明し人々が快適に暮らせる空間や環境を総合的に研究している。 |
森部 康司 准教授 |
建築家の想像する多様な空間を、重力の支配する地球上において、各種自然現象に抗い成立させる架構システムを、限られた構造ボキャブラリーの無数の組み合わせにおいて実現することを研究している。 |
開講科目(2023年度)
建築環境系研究コース
建築計画研究ⅠA | 都市、建築の形成における諸要素 | 建築デザイン研究ⅠB | 建築作品を図面で見る |
建築計画研究ⅠB | 都市のオープンスペースの諸相 | ランドスケープデザイン研究Ⅰ | 環境創生における造園学的視点と意匠研究 |
居住様式研究Ⅰ | ライフスタイルと居住様式 | 構造設計特論 | インターンシップと直結した構造設計 |
環境計画研究Ⅰ | 建築環境における快適性と省エネルギー | 建築生産計画論 | インターンシップと直結した建築施工・工事監理 |
建築構法材料研究Ⅰ | 建築のデザインと構造システム | 設計製図Ⅳ(インターンシップ) | 課題による設計演習 |
材料科学研究Ⅰ | 環境調和型の材料設計や材料選択を考察 | 設計製図Ⅴ(インターンシップ) | 課題による設計演習 |
建築史研究Ⅰ | 近代日本住宅史の諸相/フランス近代建築史の諸相 | デザイン実務演習M(インターンシップ) | 建築設計・工事監理に関する実務 |
建築デザイン研究ⅠA | 建築デザインの設計プロセスとその実践 | 設計演習 | 課題による建築設計の演習 |
プロダクト系研究コース
意匠計画研究ⅠA | デザインのことば | 意匠計画演習Ⅰ | カタチの意味 |
意匠計画研究ⅠB | モノの先行性とトキの普遍性 |
衣環境系研究コース
被服材料研究Ⅰ | 服飾意匠計画研究Ⅰ | 機能的で美しい衣服デザインの研究 | |
被服整理学研究Ⅰ | 衣服の汚れと洗浄性 | 服飾文化研究Ⅰ | ファッションメディア・スタディーズ |
被服造形科学研究Ⅰ | 被服科学実験Ⅰ |
デザイン企画研究コース
デザイン企画研究IA | デザインと地域プロデュース | デザイン企画研究IC | 地域資産の活用と企画 |
デザイン企画研究IB | アジアデザイン・アート | デザイン企画研究ID | デザインと社会文化/エネルギー・デザイン |
共通
環境科学演習I | デザイン実務演習M(インターンシップ) | デザイン・設計に関する実務 | |
環境科学特別研究I | 修士論文・設計・制作の作成指導 |
修士論文テーマ
- (設計)真鶴の人と海と大地の結節点をつなぐ 自然の恵みを受け止める建築の提案 ―まつり×魚市場
- (設計)健康長寿を目標とした地域住民の交流と運動を促す施設の設計 清水桜ケ丘公園再整備計画」
- (制作)「 新宿・駅・地下通路網模型展」の企画
- ―新宿駅に埋め込まれてきた1930年代以降の建築と新宿駅地下通路網形成史―
- (制作) 韓国の伝統ポシャギ(チャッガッポ)を応用したファブリックデザインに関する研究
- ―空間におけるファブリックデザインの可能性―
- (制作)和紙の用と美 ―美濃和紙と中国の吉祥文様をつなぐー
- (論文)我が国の近代における関東の掩体壕の保存状況と関連周辺施設に関する研究
- (論文)自立シニア女性におけるファッションと色彩の効用-意識調査と印象評価の観点から―
- (論文)衣服表現におけるパターン設計と動作適応-上衣ゆとり量と動きやすさの構造-