【長期】TUJ単位互換プログラム 科目等履修(英語コミュニケーション学科N.Aさん)

【長期】TUJ単位互換プログラム 科目等履修(英語コミュニケーション学科N.Aさん)

留学種別:長期
エリア:日本
参加時期:2023年度後期
参加プログラム:TUJ単位互換プログラム(科目等履修)
テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、1982年東京に開校され、海外大学の日本校として最も長い歴史と最大の規模を誇ります。ペンシルベニア州フィラデルフィアに位置する州立総合大学であるテンプル大学の海外キャンパスの一つです。
2019年9月より昭和女子大学の西キャンパスに移転し、頻繁な交流が行われています。

本プログラムへの参加のきっかけと目的について教えてください。

ボストン留学を経て、自分の英語力と論理的に伝える力をもっと磨きたいという思いから参加しました。就職活動や卒論制作とも両立したかったため、単位互換プログラムを選びました。

授業や課外活動について教えてください。

私はUsing Cultural Intelligence for a Globalized Worldという授業のみ履修していました。授業は、文化の壁を越えて円滑なコミュニケーションを取るためにはどうしたらよいかが主題であり、ケーススタディを用いて理解を深めていきました。毎回の授業の予習として、20~40ページほどのReadingが課されていました。Reading課題に加えて、学期内で小テスト4回・グループプレゼンテーション2回・読書レポート1回・Discussion Boardへの投稿4回・ファイナルエッセイ1回が課されており、一科目とは言えかなりボリュームのあるセメスターだったと思います。授業は予習で課されたReadingを基に進められていきます。昭和の授業と異なる点は、先生の説明中に生徒が質問を投げかけること・クラス全体で議論をしながら授業が進んでいくことです。


TUJ
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特に印象に残っていることを教えてください。

印象に残っていることは,テンプル大学の秋学期が始まる直前に、事務室を利用したときのことです。自分のパスワードが分からなくなり事務室へ行ったのですが、私の英語での説明がうまく伝わらず、日本語と英語を混ぜながら対応してくれました。無事問題は解決したのですが、日本にいるのにカルチャーショックのような経験をし、不思議な気分になりました。

プログラム参加を通して、成長したことや変化したことはありますか。

英語で理解する力がかなりついたと感じます。“文化”という抽象的で考えることが難しいテーマだったことと、先生の話すスピードがとても速かったことで、授業中は聞き取ることに必死でした。ですが、授業で課されるWritingやReadingが多かったことで、英語のインプットとアウトプットを効率よく行うことができ、授業内容の理解につながりました。課題と予習がものすごく多かったので、短期間のうちに耳と脳が英語に慣れ、アルバイト先に来た海外からのインターン生の英語がすらすらと聞き取れたときに、テンプル大学での自分の成長を感じました。

参加を検討している人へのアドバイスやメッセージをお願いします!

興味が少しでもあるなら、まずは応募書類を準備し始めてほしいです。結果として参加しなかったとしても、応募書類を準備しながら自分がなぜこのプログラムに興味を持っているのか考えることで自己理解が深まり、今後の具体的な目標を立てることに役立つと思います。また、もし具体的な志望動機がないけど興味があるなら、ぜひ参加してほしいです。テンプル大学で出会う学生は、昭和女子やアルバイト先では出会わないような経験やバックグラウンドを持つ人がたくさんおり、自分の視野や可能性を広げる貴重な機会だと思います。