【海外インターンシップ】ARROW SHIPBROKING GROUP 香港（会計ファイナンス学科M.Kさん）

本プログラムへの参加のきっかけと目的について教えてください。

ゼミの先生からこの香港インターンシップがあることを教えてもらいました。カナダに語学留学していた経験があり、英語を使って仕事がしてみたかったことと、4年生の夏休みを海外に関わる何かに使いたかったため応募しました。また、カナダで出会った香港人や中国人の影響で現地の文化にも興味があったので、香港についてもっと理解を深めることも目的にありました。

渡航前にどんなことを感じましたか？また事前準備などについて大変だったことはありますか？

このインターンシップをするにあたり「香港とはなにか」という本を読んだのですが、行く前から香港の複雑な歴史や国との繋がりを知って、香港へのイメージが変わりました。イメージが変わったというよりも、自分は香港について何も知らなかったということがわかりました。現地に行く前にその国のことを勉強するのはとてもいいことだと思いました。事前準備については、私は前に留学の経験があるのでビザや持ち物について大変と感じたことはありませんでしたが、初めての方は手続きがたくさんあり戸惑うと思います。また、海運について理解を深めておくために、分厚い参考書２冊を読んだことが少し大変でした。でもそれを読んでおいたことでインターンシップでの実務の理解がスムーズにできたのでやっておいてよかったです。

特に印象に残っていることを教えてください。

全部の会社がそうとは限らないですが私がインターンシップをした会社はグローバル系なので仕事の決まった時間がないことが印象的でした。朝早くから夜までオフィスにいる人もいれば午後から来る人もいたり、出張で海外に行くことも当たり前です。お昼の時間も全く決まっていません。上司の方とランチをするときは２時間を超えることもありました。ただその分夜遅くにクライアントと電話をしなければいけない時もあるので、仕事とプライベートの区別をつけるのは大変そうだと感じました。会社のMDの方が私たち２人のために違う会社へ伺う機会を作ってくれたことも強く印象に残っています。世界的に有名な外資系銀行、船会社、art museum library です。それぞれの会社の偉い方とお話をさせてもらえたのは、普通に暮らしていたらありえないことだし、全く知らなかった分野に対しての価値観も広がったのでMDの上司の方には感謝しています。

現地での生活（滞在先、インターンシップ以外の生活全般など）について教えてください。

日本と比べて小さいので、交通機関がシンプルでどこへでも行きやすいです。香港は人口密度が高いだけあって建物も全部高いので、夜景はもちろん昼の街並みも日本とは全然違って圧巻されました。ホテルも思ったより小さかったです。平日は10-18時ごろまで仕事をして、仕事終わりはもう一人のインターンシップの友達と軽く観光をしたり夜ご飯を食べて帰るというルーティンです。台風と大洪水で４週間のうち２回金曜日に自宅待機になり、半分の週末は潰れましたが金曜日に上司の方々が飲みに連れて行ってくれたことがとても楽しく、仕事のモチベーションになっていました。ランチにもよく連れて行ってくれて、上司の方々のお陰でとても楽しい香港ライフを送れました。

今回のインターンシップ（海外）で一番自分なりに成長したと思う点、変化したと思う点は何ですか？また、今後取り組んでいきたいことなどがあれば教えてください。

これからインターンシップ（海外）を目指す方へ、アドバイスや激励のメッセージをお願いします。

実務経験だけでなく英語でのコミュニケーション能力や異文化理解も深められます。
人生で一番有意義で充実した夏休みになったので、チャンスがある方はぜひいってほしいです。