【長期】ノーサンプトン大学 交換認定留学(英語コミュニケーション学科H.Hさん)

【長期】ノーサンプトン大学 交換認定留学(英語コミュニケーション学科H.Hさん)

留学種別:長期
エリア:欧州(イギリス)
参加時期:2022年度後期~2023年度前期
参加プログラム:交換認定留学
ノーサンプトン大学は、ロンドン中心部から電車で 1 時間の場所にあるノーサンプトンに拠点を置く公立総合大学。都市部にキャンパスがあり、生活環境も良い。2005 年にUniversity of Northamptonを設立した。英国政府が実施する教育の質の評価でゴールド評価を受け、社会イノベーションに取り組んでいることで、英国初のチェンジメーカーキャンパスに選出されている

イギリス留学が私の何を変えたのか

こんにちは。昭和女子大学英語コミュニケーション学科所属の細谷日菜子です。私は今イギリスにあるノーサンプトン大学に約1年間留学しています。

残り1/3を切った今、この留学生活を振り返ると、この留学生活は私の英語力だけでなく私の人生を180度変えました。 ふざけているように聞こえるかもしれませんが、気持ちはこの半年で10歳大人びたような気がします!

では、今回の記事では  このイギリス留学が私の何を変えたのか 、2つのポイントを踏まえてお話しできればいいなと思います。



留学での気づき

1.相手のことを考える前にまず、自分と向き合うようになったこと
2.何事もチャレンジしなければ始まらないこと


1.相手のことを考える前にまず、自分と向き合うようになったこと

 単刀直入に私はこの1年間、俗にいう「病み期」でした。 留学に行くことに対する不安、対人関係におけるストレスなど、様々な要因が絡み合って私の頭は爆発寸前でした。「留学に行けば何か変わる」と期待を持ち、いざイギリスへ飛び立ったものの、現実は甘くありませんでした。過信していた私の英語力は会話さえままならない最低限の英語力だったのです。友達を作りたくても英語に対する不安が私の原動力を止め、毎日が憂鬱でした。 授業が終わっても常にベットの上で日本人のYouTubeを見て、「私は何をしているのだろうか」と思いながら1日を無駄にしていました。 当然、英語力は伸びず、どんどん病んでいく一方でした。
そんな生活が2ヶ月続いた後、突然私の人生の転機が舞い降りてきました。 それは冬休み期間にいった二週間のスペイン旅行です。スペイン人の友達が私を含めた数人をおうちに招待してくれたのです。 スペインで過ごした時間は、私の人生を変える大きな出来事でした。スペインに来て一番驚いたのは「全ての物事に対してOPENなこと」です。 スペインでは、恋愛、友達関係、学校、家庭環境、基本的に包み隠さず誰とでも話すのです。 自分のことを話しすぎないことが美徳とされる日本の環境で育った私にとってこの文化は本当にカルチャーショックでした。 そして、私は「私は常に相手のことを考えすぎて自分のことを大切にできてなかったな」とハッとさせられました。

 私は、基本的に日本は相手のことを常に思いやる「思いやり文化」から形成されていると思います。 そして私はこの文化が大好きで、今後も継承されるべき素敵な文化だと思います。 その一方で、この文化が私たちの意見を表現する力を弱めている要因の一つなのではないかなと感じています。 それは私がイギリスに来て最も大変だったことが自分の意見を持つことだったからです。 授業でも友達と話す時でも常に「あなたの意見は何?」と尋ねられることばかりで、自分の意見をはっきりさせることが苦手だった私にとってこの問いかけは本当にストレスでした。しかし、この文化に慣れていくにつれて「自分の意見を明確に伝えることはコミュニケーションの根幹である」ことに気付きました。 しかし、そのためには自分が何を考えているのかを理解することが必要なのです。 私は今まで何が好きなのか、自分の得意なことなど、自分に対して何も知りませんでした。そんな私が自分の意見なんて持てるはずもないのです。 イギリスに来て周りを見ると、同い年の友達、年下の友達の多くが自分に自信を持って自分のことを理解する努力をしていました。 これを行動に起こすことは簡単に見えてとっても難しいことで、私も本当に苦労しました。 ですが、今ではジムにいってトレーニングすること、友達とおしゃべりすること、お料理をすること、本を読むことなど数えきれないほどの趣味や自分の得意なことを見つけることができました。そのためにはやはり常に「自分のことを大切にして理解しようと心がけること」これが本当に大切なのです。私の経験上これはとても時間のかかるプロセスで私もいまだに自分のことを勉強中です。 いますぐにその結果が見えなくてもその過程がとても大切で、長い年月をかけて徐々に成長していくこと。 これは私が留学を通して気づいた一つの学びです。



2.何事もチャレンジしなければ始まらないこと

 病み期の時にお母さんとしゃべっていた時に「動き出せば景色が変わる」とナオトインティライミさんの著書にある言葉を教えてくれました。 そしてその後、いろんなことに挑戦してみました。ウィンタースポーツのサークルに参加する、人前で歌を披露してみる、知らない人と話してみる、海外旅行をしてみる。このようなことをしていくうちに、新しいものに対しての恐怖心が軽減されていき、「気になったら始めてみよう」。 そんなマインドセットが気付いたらできるようになっていました。
このようなことをしてくうちにどんどん友達は増えて自分の人生がみるみるいい方向に進み始めていきました。 もちろん、何事もうまくいくことはありません。 「挑戦してみたボルダリングは意外と好きじゃなかったな」や「自分とは根本的に考え方が違う人がいるのだな」とネガティブなことに気づくこともあります。 ですが全てが私の経験になり、私の人生の糧になっています。この気づきがあったのも自分が何かにチャレンジしたことで分かったことです。 私を含め人間は物事を知っているようで意外と知らないのです。 社会、友達、家族、失敗することなど常にいろんなことにアンテナを張りすぎているせいで挑戦することが億劫になってしまっているのではないでしょうか。 私もそんな中の一人でいつも挑戦する前に言い訳を作って挑戦する前に諦めていました。 でも挑戦してみない限り未来なんてわからないのではないでしょうか?将来が見えないからこそ、「自分の人生の価値を追求し続ける」こと。 これが私たちの生きる意味なのではないかなと思います。

 そして、そんな私は先月から新しいことに挑戦しています。 それは世界的なインフルエンサーになるために行なっているソーシャルメディアの活動です。 残り100日を切ったイギリス生活を悔いのないように、そして自分のHAPPINESSとLOVEを世界中の人に広めていくために日常動画を毎日投稿しています。こんな大口を叩いていますが実際まだまだ思うようにはいかず、試行錯誤の日々です。でも逆にうまくいかないからこそ、戦略を練ることが楽しいです。 そして、その過程でいろんな人と知り合い、自分の視野を広げていくことは私にとっての財産になるでしょう。


ここまで読んでくださった皆さんにお願いがあります。

それは私の活動をちょっぴり覗いてもらうことです。現在、インスタグラムとTikTokで動画を投稿していて、できるだけ多くの人に見てもらうことが夢です。 そこで是非みなさんに私のアカウントをチェックしてもらえればと思います。 下にリンクを貼っておくのでチェックしてもらえるとても嬉しいです。 留学や海外生活に興味のある方は是非みてもらえたら、少しだけでも海外の生活を疑似体験できると思います笑! 絶対に後悔はさせません。

最後に、長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。 この経験談があなたの、そして誰かの役に立てればとても嬉しいです。 Thank you very much for reading all.

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