【短期】ボストンサマーセッション(管理栄養学科 N.Rさん)◆昭和ボストン(アメリカ)

【短期】ボストンサマーセッション(管理栄養学科 N.Rさん)◆昭和ボストン(アメリカ)

留学種別:短期
エリア:昭和ボストン(アメリカ)
参加時期:2014年度 夏季(参加時:1年生)
参加プログラム:ボストンサマーセッション
「ボストンサマーセッション」は本学の海外キャンパスである「昭和ボストン」を拠点とした夏季休暇中1か月の研修です。外国人教員による英語の授業に加え、自分の興味に沿った分野の「フォーカスグループ」に所属し、講義だけでなく関連施設を実際に訪れて各分野の理解を深めることができます。
大学生になったら留学をしてみたいとずっと思っていたので、大学の授業のない夏休み中に、1ヶ月行くことが出来る、というこのプログラムにとても惹かれました。ただ、現地で英語が話せるか、ということが一番大きな不安で、来年まで英語を勉強してTOEICや英会話の練習をこなしてから行ったほうが効果的かな、などとたくさん考えました。

そんな時に、大学の英語学習アドバイザーの先生のもとへ相談に行ったら、「初めて海外に行くのにはこの留学は適していると思うよ」「1年間飽きずに勉強するのは難しいでしょう? 私と勉強計画を立てて、この留学まで英語を頑張ってみたらどうかな。留学に行くと新しい目標も見つかるだろうから、そしたらモチベーションあげてまた一緒に勉強していこう!」と背中を押され、参加を決めました。
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昭和ボストンでの授業-優しいネイティブの先生から英語とホスピタリティーを学ぶ

英語の歌を歌ったり、ペアで会話したり、参加型の授業ばかりでした。毎回ペアが変わるので、そのたびに新しい友達が増えて嬉しかったです先生はとてもフレンドリーで、英語で私たちが話しているのを聞いて、「よく喋れているね」と褒めてくれたり、「そういう時にはこの単語のほうがいいよ」と優しく教えてくれたりしました。

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フォーカスグループは「ホスピタリティ」を選びました。
ホテルや大学を訪れて、中を案内してもらったり、そこで働いている人の話を伺ったりしました。案内もお話も全部英語なので、私の英語力では理解しきれない話もありましたが、引率の先生が概要を訳してくれたので、英語の勉強にもホスピタリティーの勉強にもなったと思っています。

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昭和ボストンでの生活-アメリカで人生初の野球観戦と日本のお祭り

部屋は同じ1年生との2人部屋でした。あっという間に仲良くなり、授業のない時間はほぼ一緒にいた気がします。同じ部屋だったからこそ、前日から「どこ行こうか~?何したい~?」と計画を立てては、授業後電車でご飯を食べにいったり、休日も買い物に出かけたりと、と楽しく過ごすことができました。
週末には昭和ボストンでなにかしらイベントが開催されていて、積極的に参加しました。
ボストンレッドソックスの試合を見に行き、そこで私は初めて生で野球を見たのですが、球場が一体となって応援や時にはブーイングもする雰囲気を味わえて、とてもいい体験ができました

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昭和ボストンで行われた「お祭りイベント」では、友達と受付の係をつとめました。そのイベントには日本に興味をもってくださっている外国人の方が訪れていて、その方々と直接話すことができました。「日本の‘ゆかた’のような伝統的な衣装が好き」という声を聞いたり、「‘漫画’が好きでそのために日本語の勉強してるんだ」とテキストを見せてくれたりして、私達の文化を学んでくれていることをとても嬉しく感じました。

休日は外へ!どんどん英語を使ってみた

休日や自由時間は、買い物に出かけたり、ボストンの観光本を持ってきていたので、それを制覇しよう!と歩いたり、アメリカならではのサイズのハンバーガーや美味しいクラムチャウダーなどを食べ歩いたり、ボストンでの滞在を満喫していました。
 
昭和ボストンでは周りの子が日本人なので、つい日本語で話してしまい、英語を話す機会が授業以外であまりないな…と感じていました。そこで、外出中は、とにかく自分から積極的に英語で会話することを大事にしていました。少しでも道に迷ったら人に聞く、買い物をする際も、試着してもいいか店員に聞いたり、探している商品の場所を聞いたりするなどして、とにかく英語を使って話しかけました。

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初めは、発音が悪いせいか何度も聞き返され、理解できないから紙に書いて、と言われたこともありました。会話をしていても、話したい単語が出てこなくて言葉につまり、苦笑いしかできずに悔しい思いを何度もしました。
 
短い期間ではありましたが、徐々に1回でさらっと伝わるようになったり、ちょっとした会話も出来るようになったりしている自分に気づき、とても嬉しかったです。
こうした経験をしたおかげで、帰国後、もっと英語を勉強して流暢に話せるようになりたいという強い気持ちが生まれて、今も勉強を続けることができています。

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