【短期】春季ヨーロッパ研修便り

ウィーン職業訓練施設(Wifi製菓学校)で、伝統のお菓子作りを体験する「春季ヨーロッパ研修」。
2016年度の研修に参加した学生からのレポートをご紹介します!

Wifiでの講習会1日目

午前中は、「ヨーグルトフルーツトルテ」「いちごのシュトゥルーデル」「アプフェルシュトゥルーデル」を作りました。

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シュトゥルーデルとは巻く rollという意味です。
生地を新聞紙程の薄さに伸ばしてからりんごやいちごを巻きました。

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午後は、作ったお菓子の試食をした後、美術史博物館に行きました。
ルーベンスやブリューゲルの有名な絵画を鑑賞し、オーストリアを始めとするヨーロッパの芸術に触れてきました。
▼サリエラという黄金の塩胡椒入れ
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フィレンツェで生まれたベンヴェヌート チェッリー二によって彼がパリに滞在中フランソワ一世からの依頼によって作られたものです

2日目

午前中は、「シュヴァルツヴェルダーキルシトルテ」「エスタハッツィシュニッテン」「トゥリュッフェルトルテ」の3種類のケーキを作りました。
▼シュヴァルツヴェルダーキルシトルテを作成中。
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ミラウツ先生がエスタハッツィシュニッテンを作っているところで、繊細な模様を描き入れる職人ならではの技術に触れることができました。

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午後は作ったケーキを試食してから、ケルントナー通りに行き、シュテファン寺院の外観を見てから周辺で自由行動を楽しみました。

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3日目

午前中は、「ブリオッシュ」と「ブランドマッセ」を作りました。
四つ編みや三つ編みからお花の形まで教えてもらいふわふわの美味しいブリオッシュができあがりました。

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また白鳥の形をした美しいブランドマッセもできバニラクリームと生地の相性は抜群でした!

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ミラウツ先生お手製のアプリコットジャムが入ったクッキーとケーキはもちろんのこと、ブランドマッセとブリオッシュも、とろける様な美味しさでした!

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午後は世界遺産であるメルク修道院の見学とクレムスで自由行動をしました。
修道院からの眺めは抜群でクレムスの街は建物も雰囲気も可愛くてみんなに大人気でした。

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日中にわか雨があったもののこの研修中は天気に恵まれて充実した毎日を送っています。

講習会最終日

午前は、「リンツァートルテ」「ゼンメル」「マジパン細工」の講習と試食を行いました。
パン作りでは難しい作業もありましたが、とても楽しく学ぶことができました。
先生が作って下さったマジパンはどれも可愛くて感動しました。

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そして今日は講習最終日!!
ホテルでさよならパーティーと終了証書授与式を行いました。

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春季ヨーロッパ研修は今回で第36回目となる、伝統のある研修です。
健康デザイン学科の学生の参加が中心ですが、全学科対象のプログラムで毎年春休み中に実施されます。
興味がある方は、毎年10月頃に開催される「春季海外研修募集説明会」に参加し、お申込みください!