【長期】TUJ単位互換プログラム 授業履修(国際学科K.Gさん)

【長期】TUJ単位互換プログラム 授業履修(国際学科K.Gさん)

留学種別:長期
エリア:日本
参加プログラム:TUJ単位互換プログラム(授業履修)
テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は、1982年東京に開校され、海外大学の日本校として最も長い歴史と最大の規模を誇ります。ペンシルベニア州フィラデルフィアに位置する州立総合大学であるテンプル大学の海外キャンパスの一つです。
2019年9月より昭和女子大学の隣接地に移転し、頻繁な交流が行われています。

TUJプログラムへの参加のきっかけと目的について教えてください。

新型コロナウイルスの影響で留学先の選択肢が二つほどしかない状態にあり、その選択肢の中にTUJが入っていました。TUJの環境は英語を勉強するのではなく英語で勉強する環境になっているので、それを求めにTUJ留学を選択しました。
 

履修した授業について教えてください。

履修した科目は、英語、現代世界史、音楽史、ミクロ経済学、グローバリゼーションと発展にする授業です。英語の授業では大学でレポートを書く際に知っておくべきことをとことん教えてもらい、そのあとはひたすら書いては直しそして提出。現代世界史ではヨーロッパ中心主義を排除した現代世界史の教科書を用いてそれについてクラスの人々と話し合いをし、今まで生徒が持っていた世界史の観点を正す。音楽史ではそれぞれの時代の音楽の特徴や活躍した人々について、読んだり、聞いたりする。ミクロ経済学はその名の通りミクロ経済学を学ぶ。グローバリゼーションと発展に関する授業では、現代世界史の授業同様、あらゆる教科書の一部を読みそしてクラス全体で話し合いながらなぜ書いてある意見が正しいのか、矛盾しているのか考える。以上のようなこと各授業でしました。
 

特に印象に残っていることを教えてください。

2つほど印象に残っていることがあります。一つは世界史の授業について、自分が今まで持っていた世界史の視点を一気に変えながら理解を深めてゆく授業だったので自分がいかにヨーロッパ中心主義の視点を持っていたかを思い知らされました。最初はあまり信じることができず、偏った視点なのではないかと思うこともありました。それに対して先生からなぜこの教科書のナレーションが政治思想関係なしに本来あるべき姿だと言えるのかについて説明していただき、その後からしっかりと教科書の内容を理解できるようになりました。もう一つ印象的に残っているのがZoom授業中インドから授業を受けている学生が話すたび、インドの道のクラクションが聞こえてくることがよくありました。2020年の1月以来外出することが少ない中、久しぶりに外出したような気分になり、クラス全員で笑ったり、インドの様子を生徒に聞いたりすることもありました。
 

オンラインでの授業参加、どうでしたか?

オンラインの授業参加はとても楽しかったです。つい最近になってZoomで表示できる絵文字が増え、よりコミュニケーションがしやすくなったのでひたすら授業を楽しむことができました。逆に授業が終わると自分一人で作業をしなければいけなくなるので少し寂しく思うほどです。オンラインであれ、対面であれ、人と会って一緒に考えることはとても楽しいことなのだと思います。
 

参加を検討している人へのアドバイスやメッセージをお願いします。

TUJへの留学がオンラインとなり今までの留学とは違う形ですが、それでも留学したような気分になれたと思います。正直に言うと、留学をしたいという気持ちより自分が持っている実力がどこまで使えるのかをしたいという気持ちが強かったので、自分の英語力やコミュニケーション力がどこまで通用するか試すことができ留学した気分になれたと思うことが今できていると思います。皆さんの中にも自分が理想とする「留学」があると思います。その「留学」をぜひ楽しんでほしいです。