【短期】ボストンサマーセッション(初等教育学科Y.Mさん)

【短期】ボストンサマーセッション(初等教育学科Y.Mさん)

留学種別:短期
エリア:北米
参加時期:2022年度夏季休暇中
参加プログラム:ボストンサマーセッション
本学の海外キャンパスである「昭和ボストン」を拠点とした夏季休暇中に行う約1か月のプログラムです。外国人教員による英語の授業に加え、自分の興味に沿った分野の「フォーカスグループ」を選択し、講義だけでなく関連施設を実際に訪れて各分野の理解を深めることができます。

本プログラムへの参加のきっかけと目的について教えてください。

「留学してみたい」という漠然とした思いだけを持っていましたが、入学年度からコロナウイルスが流行しました。3年生の夏にやっと留学ができるようになり、これが学生生活最後の留学のチャンスになるかもしれない、と思い参加を決意しました。

授業や課外活動について教えてください。

英語のクラスとフォーカスクラス(興味のある分野を学ぶ授業)があり、どちらの授業も自分の意見や質問を求められることが多くありました。とにかく自分から話すことが大事だと分かっていても、最初はやはり伝えられないし、ましてや言っていることを理解するだけで精一杯でした。ですが、先生方は本当に優しいので、私が話す言葉の文法がぐちゃぐちゃでも理解しようと聞いてくれました。授業をこなすごとに徐々に英語を聞き取れるようになったり、自分の思いをしっかりと伝えられたりするようになると、自分の自信にもつながりました。私はフォーカスクラスで「ミュージアム&アート」を専攻していました。自分の好きな画家や絵画をpptにまとめて紹介したり、クラスで美術館へ行き学芸員の方にお話を聞いたりするなどの活動がありました。クラスによって授業の活動も課外活動もさまざまで、とても充実した時間を過ごすことができました。

02_01
02_02
02_03

特に印象に残っていることを教えてください。

フェンウェイパークでレッドソックス戦を観戦したことです。近くで選手や試合を見ることができるだけでなく、その場の空気感やサポーターの歓声、大合唱など、現地でしか感じられない高揚感がありました。

02_04
02_05
02_06

プログラム参加を通して、成長したことや変化したことはありますか。

英語を話すことに恥ずかしさや怖さがなくなったことが1番大きく変化したことだと思います。英語学科でもなければ英語が得意なわけでもなく、初めは本当に聞き取れない話せない状態でした。ですが授業や外に出れば英語を使う以外の選択肢がありません。ジェスチャーを使いながらとにかく伝えれば案外なんとかなる、と分かってからは気持ちが軽くなりました。また、英語力を伸ばすために昭和ボストンの先生と積極的に話すようにもしていました。今日あったことや明日の予定を話したり、おすすめのお店や食べ物を教えてもらったり、相談にも乗ってくれる本当に優しい先生方です。拙い英語でもたくさんお話ししてくれたので、この経験も自分の変化に大きく影響したと思います。

02_07
02_08

参加を検討している人へのアドバイスやメッセージをお願いします!

ボストンに行く数日前には「不安だからやっぱり行きたくない」と思ったり、初回の授業で何も分からなくて「本気で帰りたい…」と思ったりしていましたが、最終週には「帰りたくない!また来たい!」と思っていました。どこに行くにも何をするにも新鮮で、ただ街を歩くだけで楽しかったです。英語は得意じゃないから不安、と思う人もいると思いますが、私はそんな状態で行って本当に充実した1ヶ月を過ごすことができました。ボストンサマーセッションに参加して、行く前よりも英語が身についたり、さまざまな観光名所に訪れたりしたことはもちろん、文化の違いをこの身で感じられたことが、自分の中でとても貴重で大切な経験になりました。参加しなければ得られないものがたくさんあると感じたので、迷っているならぜひ挑戦してみてほしいです。

一緒に申し込む友達がいなくても大丈夫です!

私は1人で申し込みましたが、偶然同じ学年・学科の子が1人いたので仲良くなり、ボストンでたくさんの時間を一緒に過ごすことができました。私と同じ初等教育学科の学生は私とその友達を合わせて2人だけだったので、周りは初めましての人しかいませんでした。ですが、毎日の授業や寮生活、友達の友達などを通して、1か月の中で学年学科問わず、多くの人と関わりを持つことができました。このプログラムに参加しなければ一生話すこともなかったかもしれない人と友達になれる、そんな経験ができることもおすすめしたい1つです。