デジタルイノベーション学科の授業特集

デジタルイノベーション学科の授業特集

デジタルイノベーション学科の数ある授業の中から、代表的な授業を2つピックアップしてご紹介します。

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コンピューターサイエンス概論
コンピュータの基本的仕組みから最先端の技術まで、現代のコンピュータサイエンスの全体像を学ぶ

デジタルイノベーション学科の授業特集①
 技術の進歩によってコンピュータは高速で複雑な情報処理を行えるようになり、個人用のパーソナルコンピュータ(PC)だけでなくタブレットやスマートフォン(スマホ)など様々な形で使用されています。用途も単純な計算、文書の作成、動画の編集などの基本的な事務作業だけでなく、ゲームや仮想現実(VR)などのエンターテインメント、そして人工知能(AI)などに広がっています。

 しかし、私たちは日常的に様々な形でコンピュータを使っていても、その仕組みや構成についてよく知らないことがほとんどです。例えば、PCやスマホの仕組み、ハードウェアとソフトウェア(アプリケーション)、ネットワーク、クラウド、セキュリティなど、日常的に耳にする言葉でも、実はよくわからない、うまく説明できないものが多数あります。
 単に使用する側になるのではなく、その背後にある仕組みを理解することで、コンピュータを用いてより便利で豊かな社会の実現に向けた取り組みをリードしていくことができるようになります。

 このコンピュータサイエンス概論では、こうしたコンピュータの基本的仕組みから最先端の技術までを含む現代のコンピュータサイエンスの全体像を学びます。これをソフトウエア(アプリケーション)開発のスキルやドメイン知識と掛け合わせることで、新たなアイデアを提案し、それをPCやスマホに実装できるようになるでしょう。

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プログラミング基礎

プログラミング言語のひとつである JavaScriptを学ぶ

デジタルイノベーション学科の授業特集②
 みなさんは、スマホやパソコンでいろいろなアプリを使っていますよね? じつは、これらのアプリは「プログラミング」という作業によって作られています。プログラミングでは、スマホやパソコンが理解できるような形で、さまざまな命令を書いていく必要があります。その命令を書くための「言葉」が、プログラミング言語です。

 世界には日本語や英語、フランス語などいろいろな言語があるように、プログラミング言語にもたくさんの種類があります。それぞれ書き方は少しずつ違いますが、基本的な考え方は共通している部分も多いです。そのため、ひとつのプログラミング言語をしっかり学べば、ほかの言語も比較的簡単に習得できます。

 この授業では、プログラミング言語のひとつである JavaScript(ジャバスクリプト)を学びます。プログラミング言語によって得意なことが違うのですが、JavaScriptは、ウェブブラウザーを使って動くウェブアプリケーションを作るのに向いています。

 授業では、JavaScriptを使って、スマホやパソコンへの命令を書いていく方法を学びます。まずは、プログラムを書くための環境を準備し、どのように実行するのかを確認します。その後、少しずつ書き方を学んでいき、最終的には 自分で簡単なウェブアプリを作れるようになることを目指します!

 この授業は、次のレベルに進むための大切な基礎になります。だからこそ、しっかり理解できるように、少人数クラスで丁寧にサポートします。