コミュニティサービスラーニング(CSL)

コミュニティサービスラーニング(CSL)


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コミュニティサービスラーニング(CSL)とは

CSL
コミュニティサービスラーニング(Community Service Learning)とは、大学の授業で学んだ知識や技術などの専門知識を活かして、コミュニティをよくするためにボランティア活動などの社会貢献活動を実践しながら学ぶ学習です。学生の楽しいアイディアで未来をひらく。そこから、思いもしなかった出会いが生まれていきます。講義やテキストなどで学んだ知識や技術などの成果を応用しながら、地域社会やグローバル社会の諸問題と結びつけて、より実践的で創造的な課題解決的な学習を展開していきます。こうしたアクティブな学びの果実として、自己肯定感を育み、人間力、社会力、学習力、さらにはコミュニケーション力を培いながら、責任ある行動的市民(Active Citizen)に成長していくことを期待しています。

コミュニティサービスラーニング科目

昭和女子大学では『コミュニティサービスラーニングセンター』(CSLセンター)を設置し、授業で学んだ知識や技術などの専門知識を活かして、地域社会でボランティア活動などの社会貢献活動を実践しながら学びを深めていくコミュニティサービスラーニング(CSL)を積極的に行っています。
該当科目は以下のとおりです。履修条件等は開設学科のカリキュラム表で確認してください。
開設 科目名
一般教養科目 コミュニティ・サービスラーニング(ボランティア論)
ボランティア論
国際学科 国際ボランティア(単位認定)
NGO活動と国際貢献
心理学科 心理支援コミュニティ・サービスラーニング
福祉社会学科 海外ボランティア入門

学生の活動(コミュニティサービスラーニング)

昭和女子大学では、学生が興味や専門知識を活かして、社会貢献やボランティア活動をするコミュニティサービスラーニングを積極的に行っています。窓口である学内の「コミュニティサービスラーニングセンター」を中心とし、世田谷区とも連携しながら活動しています。学生は自ら考えて学び取る力を養い、地域の活性化にも貢献しています。

実践的授業

『ボランティア論』

地域・公共社会の発展のために、理論学習の成果を活かして実際に活動しながら学ぶ授業です。活動内容は福祉、自然、環境、国際交流など多岐にわたります。学生は地域社会における課題やニーズを発見・共有し、活動の成果と反省を理論学習にフィードバックします。

『心理支援コミュニティ・サービスラーニング』

心理学の概論を学んだ学生が、心理支援現場での援助を中心にボランティア活動を行います。自らの可能性を体験的に理解し、心理学を専攻する自己キャリア形成についても考察を深めます。

主な活動

「おでかけ広場SHIP」での子ども遊び会

キャンパスに隣接する、地域で子育て中の親子を対象とした支援施設「おでかけひろばSHIP」に遊びに来る親子のために、学生が子ども遊び会を企画・開催しています。

「学生ボランティアコーディネーター(ENVO)」の活動

コミュニティーサービスラーニングセンターの運営には、学生の感性をプログラムづくりに反映させるために、「学生ボランティアコーディネーター(ENVO)」が関わっています。ENVOはenjoy vilunteerをテーマに学生から学生へのボランティアコーディネートを目標に世田谷区主催「せたがた学生ボランティアネットワーク」への参加等、様々な活動を行っています。

災害復興応援活動

2011 年より東日本大震災被災地の宮城県川町への応援活動をしています。夏季休暇期間には、「学生ボランティアワークキャンプ」を予定しています。 せたがや災害ボランティアセンターと「災害ボランティアマッチングコーディネーター養成講座」を共催しています。