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interview
心理学科の卒論について聞いてみました
白尾 麻美
心理学科

掲載日:2024年3月23日
心理学科ブログより

白尾さんタテ
2023年度も5名の卒論が「優秀卒業論文」に選ばれました🎉
今回は「漫才」を研究テーマにした卒業論文を紹介します💁‍♀️

【卒業論文の内容を教えてください】
漫才における演者-観客間コミュニケーションにおける非言語的要素の役割を研究テーマにしました。
具体的には、ツッコミ役の「身体の向き」と「ツッコミの方向」が面白さと親しみやすさにどのような影響を及ぼすかを検討しました。
【研究テーマはどのように決めましたか?】
好きなテレビ番組(やすとものいたって真剣です,放送日 2021.4.22)で、出演していた芸人さん(見取り図・盛山さん)のトークを観たことがきっかけです。
トークの内容から漫才における「身体の向き」と、観客の感じる面白さには何か関係があるのではないかと思い、そこからゼミの池上先生と相談を重ね、卒論内容を詰めていきました。
【研究で工夫したことや,大変だったことを教えてください】
研究では実際の漫才場面を撮影📹️し、「身体の向き」(観客側/相方側)と「ツッコミの方向」(観客側/相方側)を組み合わせた4条件の動画を用意しました。
その際、協力してくれる芸人さん探しなどの苦労もありましたが、心理学的な実験を計画する上で、さらにさまざまな点に工夫を凝らしました。
例えば、撮影場所やカメラ位置以外にも、何をもって観客側/相方側とするかの基準などです。
これらの基準を協力してくれる芸人さんに伝えることで、検討したいこと以外をできるだけ揃え、検討したい条件間の違いを際立たせることができました。
shirao-1
コミュニケーションに関する先行研究を広く参照しました
shirao-2
4条件分の漫才撮影を行うのが大変でした💦 応えてくれた芸人さんには感謝しかありません🙇‍  協力いただいた芸人さん →コンビ名「なみのり」

【最後にこれから心理学科を目指す方に一言お願いします】
心理学を学ぶ中で、不思議に感じていた現象や日常生活の「あるある」に名前があったことを知りました。私はその時、心理学ってなんて楽しい学問なのだろうと思いました。
一方で、名前もなく理論が確立されていないものに出会える楽しさもあります。それが将来、皆さんの研究テーマになるかもしれません。
楽しく心理学を学び、そんな唯一無二のテーマに出会えること、心から応援し、楽しみにしています😊