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interview
授業や研究で得た幅広い食の知識を
キャリアにつなげていきたい
肥前 朱音
食安全マネジメント学科
3年
出身高校:忍岡高等学校出身

掲載日:2022.10.1
安全_肥前さん
【食安全マネジメント学科をめざしたきっかけは何ですか?】
食品企業で商品開発や企画の仕事がしたいと考えていました。この学科は、食や栄養だけでなく食品ビジネスを学べること、メニュー提案や商品開発など実践型の学びが多い点で自分にあっていると思いました。
【何を学びましたか?】
食品の生産から加工・流通・消費にわたるフードシステムの構築と、安心安全な食品の供給について、多角的に学びました。「官能評価」「食品の見せ方」「購入意思決定のプロセス」「マーケティング分析・戦略立案」は授業の中でも特に関心をもって知見を広げました。フードシステム全般を学べたことで、食品業界を基点に他の業界についても興味をもつようになりました。
【これから取り組みたいことは何ですか?】
卒業研究のテーマは「香料がもたらす消費者心理・行動」です。香料がもつ潜在意識への働きかけを追究することがねらいです。企業と連携し、アイカメラを使って香りと消費者の行動を探り、消費者の需要に応える食品づくりのヒントが得られるように研究を進めています。卒業後のキャリアは香料メーカーをめざしています。
【印象に残った授業は?】
消費者の買い物の意思決定とプロセスなどが学べる「消費者経済論」です。普段、何気なく利用している商品やサービスの戦略を、消費者と企業の双方の視点から、事例を交えて考えることができ、日常的にも役立つ講義でした。