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interview
デザインを通して素晴らしいことやものを
多くの人に伝える仕事を手掛けたい
草野 寧音
環境デザイン学科
3年
出身高校:和光国際高等学校出身

掲載日:2022.10.1
環境_草野さん
【環境デザイン学科をめざしたきっかけは何ですか?】
祖父母が住む滋賀県長浜の美しい町並みは、歴史的・文化的な景観を大切にした町づくりがされたからだと祖父から聞いたことがあり、そこから建築や地域開発に興味を持つようになりました。入学後、「デザインプロデュース概論」という授業で、地域や社会の問題解決は、建築や空間設計だけではなく、プロダクトやアプリ、イベントなど仕組みづくりからのアプローチもあると知り、デザインプロデュースコースを選びました。
【何を学びましたか?】
「地域ブランド」をテーマにした授業で、滋賀県の歴史ある織物メーカーの方に会って話を聞きました。そこで聞いたことをもとに、色々な視点から考察し、織物のブランドをどのように発展させていくかなどを提案しました。様々な人にとってメリットがある提案になるよう、細部まで考えていくことの楽しさと難しさを学びました。
【これから取り組みたいことは何ですか?】
現在、コースの同級生と参加している先輩方の卒業制作展を成功させたいです。学外のギャラリーでの開催ということで、先輩方の作品を広く発信する貴重な機会になると思います。より多くの方々に、デザインプロデュースコースの学びや面白さを知っていただける機会にしたいです。
【印象に残った授業は?】
「デザイン企画演習Ⅰ2」で、「経験のデザイン」という課題で、ロマンスカーミュージアム(小田急電鉄)に企画を提案しました。ミュージアム内のジオラマをより楽しんでもらうために、「小田急の窓から」と題したうちわをデザイン。また、経堂駅周辺のお店との相互割引キャンペーンも企画し、実際に実施されました。企画を実現させる大変さを痛感しましたが、お客さまから好評だったと伺い、本当に嬉しかったです。