大学院 教育目標・4ポリシー

INDEX
 

教育目標

昭和女子大学大学院は「世の光となろう」という学園目標に則り、誠実で礼儀正しく、学識と教養に裏付けられた品位ある人間、奉仕の気持ちを持ち、世界や社会の事象に深い関心を抱き、国の内外を問わず様々な分野で、豊かな創造力と探究心をもって指導的な役割を果たすことができる人材の育成を目標としています。
すべて開く

各研究科のポリシー

文学研究科

アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)

本大学院文学研究科では、次のような意欲にあふれた学生を求めています。

  1. 本学の教育目標と志願する専攻の目的を理解している。
  2. 学問探究への努力を大学院生活の中心に置き、幅広い視野と高度な専門性を身につけることを目指している。
  3. 人間形成への努力を重ね、自主性や行動力、創造力、協調性、奉仕の精神を養うことを目指している。
  4. 大学院修了後は、進んで社会に貢献する意欲がある。

本研究科では、博士前期課程3専攻と、それらを統合した博士後期課程1専攻を置き、多様な能力、適性を持った人材に広く門戸を開いています。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)

本研究科の教育目標を達成するために、次の方針に基づく学修・研究課程を編成しています。

  1. 各専攻には、複数の講義科目・演習科目を体系的に配置し、高い学識の修得、ならびに高度な専門的研究能力の育成を目指す。
  2. 修士論文作成のための特別演習科目、博士論文作成のための特論科目を設置し、各自の研究テーマ、研究計画に基づき、指導教員による個別の研究指導を行う。
  3. 専攻によっては、本研究科内の他の専攻や他の研究領域の科目履修も認め、学際的な視点を育成する。

ディプロマ・ポリシー(修了認定・学位授与に関する方針)

次の能力を有していることを重視し、専攻する研究領域において所定の年限在学し、所定の修了要件単位を修め、学位審査に合格した学生に対し、修了を認定します。

  1. 博士前期課程においては、優れた学識ならびに専門的研究能力を備え、専門性の高い職業を担うために必要な能力を修得している。
  2. 博士後期課程においては、高い学識ならびに高度な専門的研究能力を有し、自立した研究活動を行う資質および能力を修得している。

キャリアデザイン・ポリシー(社会的・職業的自立に関する方針)

本研究科では、課程修了後に活躍できる、次のような人材を育成します。

  1. 本研究科での学修と研究を通して、専門的職業や社会的貢献に対する意識を高め、専門性を活かした自らの生き方を設計するキャリアデザイン力を養う。
  2. 専攻する研究領域において専門性を深めるとともに、学際的な視点をも養い、多様化する社会の要請に応じ、国内外の教育や研究の場をはじめ、広く高度な専門的職業人として活躍・貢献できる人材を育成する。
  3. 国際的な視野と専門性を活かした豊かな知見、職業上の倫理観を身につけ、自立した人間として21世紀の男女共同参画社会を担う人材を育成する。
文学研究科 日本文学専攻(博士前期課程)

アドミッション・ポリシー

日本文学及び日本語学において広い視野と豊かな学識を培い、専門領域における優れた研究能力を養うことにより、研究・教育をはじめ高度の専門性を有する分野で活躍し得る有為な人材の育成を目的とします。日本文学専攻では、次のような学生を求めています。

[求める学生像]
  1. 日本文学、日本語学に対して深い関心を持ち、その理解と研究を通して専門性を身につけようとする意欲を持っている。
  2. 修了後に日本文化のさらなる発展や多様化する社会に貢献することを目指している。
[習得済みであることが望まれる力]
  1. 日本文学、日本語学に関する体系的かつ総合的な知識
  2. 適切な研究テーマを設定し、それに対する情報収集、分析、発表、討議を含む研究能力
  3. 専門領域において論文を執筆するための表現力、問題発見能力、論理的思考力

カリキュラム・ポリシー

日本文学専攻では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 日本文学および日本語学の領域において、広い視野と豊かな学識を培い、専門的な研究能力を育成するために、講義科目・演習科目を開設して教育課程を体系的に編成し実施します。
  2. 修士論文作成に当たって、各自の研究テーマ、研究計画に基づき、指導教員による個別指導を行うために、特別演習を開設します。
  3. 他大学との単位互換制度を設置し、専門性をさらに深めるため、幅広く履修できる機会の提供をします。
[教育方法]
  1. 「研究実施計画及び研究指導計画書」に基づき、自ら設定した課題に対する資料収集、読解、分析、討議を通して研究テーマを深め、その成果を的確に発表できるように、双方向の授業を行います。
  2. 定期的に研究発表会を開催し、論文集『大学院日本文学紀要』を刊行するなど、研究成果を発表する場を用意して学生の探求心の触発、研究活動の促進を図ります。
[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、修了要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の成績評価は、1.各科目の成績評価、2.学位論文または特定の課題の研究の成果に対する評価によって行います。

ディプロマ・ポリシー

日本文学専攻では、以下の能力を備え、所定の単位を修めるとともに修士論文の審査に合格した学生に、修了を認定して学位を授与します。

  1. 日本文学、日本語学の領域において、広範な学識ならびに専門的研究能力を有し、専門性の高い職業を担うための能力を身につけている。

キャリアデザイン・ポリシー

  1. 本専攻での学修と研究を通して、専門的職業や社会的貢献に対する意識を高め、専門性を活かした自らの生き方を設計するキャリアデザイン力を養う。
  2. 文学および語学に対する専門性を高めるとともに、教育や専門性を要する職場で、それらを基盤にして社会に還元できる能力を身につけた人材を育成する。
文学研究科 英米文学専攻(博士前期課程)

アドミッション・ポリシー

イギリス文学、アメリカ文学、英語学(言語学・英語史)を中心とする英語の言語文化の諸分野について、幅広い視野に立って教育指導を行い、研究者あるいはその他の専門的職業人にふさわしい高度の能力の基礎を養い育てることを目的とします。英米文学専攻では次のような学生を求めています。

[求める学生像]
  1. 英語圏文化の理解のために英米文学、英語学に関する知識を深め、専門領域に関する研究能力を身につけようとする意欲がある。
  2. 修了後は自らの知識や研究能力を社会において生かすことを目指している。
[習得済みであることが望まれる力]
  1. 「英米文学」および「英語学」の領域に関する基礎的な知識および学力
  2. 英語で書かれた文献を正確に理解し、研究成果を英語で的確に表現できる英語運用能力
  3. 専門領域において論文を執筆するための問題発見能力と論理的思考力

カリキュラム・ポリシー

英米文学専攻では学位授与方針に掲げる能力を習得させるために、教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 英米文学、英語学の領域において、広い視野に立つ精深な学識を授け、専門的研究能力および専門性の高い職業に従事するために必要な能力を育成するため、演習科目、特殊研究科目を配置します。
  2. 修士論文作成のため、各自の研究テーマ、研究計画に基づき、指導教員による個別の研究指導を行う特別演習を必修とします。
[教育方法]
  1. 専門に関する知識を修得し自らの研究課題を追求できるよう、専門領域に関する原書と学術論文の精読をします。
  2. 修士論文作成のため、年間2回の口頭発表を実施し、複数教員による指導体制のもとできめ細かい指導をします。
  3. 批判的思考能力と表現能力に加え、学生が自立して研究できる知識と技能を身につけることができるように指導教員が個別指導を行います。
[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で挙げた能力到達確認は、修了要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、1.修得科目の成績評価、2.学位論文に対する評価によって行います。

ディプロマ・ポリシー

英米文学専攻では、以下の能力を備え、所定の単位を修めるとともに修士論文の審査に合格した学生に、修了を認定して学位を授与します。

  1. 英米文学、英語学の領域において、広範な学識ならびに専門的研究能力を有している。
  2. 学術的な考察や理論を通して課題を解決する能力を有している。
  3. 国際社会において専門性の高い職業を担うための英語運用能力を有している。

キャリアデザイン・ポリシー

  1. 本専攻での学修と研究を通して専門的職業や社会的貢献に対する意識を高め、専門性を活かした自らの生き方を設計するキャリアデザイン力を養う。
  2. 高度な専門性が求められる職業を担うための卓越した能力を有し、複雑・多様化した社会的問題を解決しうるより深い見方と専門性に立脚した考え方を身につけ、幅広い知識と柔軟な発想をもって地域はもとより、国内外の教育や研究の場で活躍・貢献できる人材を養成する。
文学研究科 言語教育・コミュニケーション専攻(博士前期課程)

アドミッション・ポリシー

日本語又は英語を非母語話者に教える教師を目指す日本人学生・留学生・現職の日本語教師・英語教師を主な対象とし、日本語教育・英語教育の実践の場で活躍しうる有能な人材の育成を目的とします。言語教育・コミュニケーション専攻では、次のような学生を求めています。

[求める学生像]
  1. 設定した研究テーマに関して、自主的・自律的に探究する姿勢を有している。
[習得済みであることが望まれる力]
  1. 言語教育に関わる応用言語学の基礎的な知識
  2. 適切な研究テーマを設定し、それを自立的に探究するための基本的能力
  3. 指導対象とする言語における教師に相応しい知識およびその運用能力
  4. 英語教育専修コースについては、上記に加えて教育職員免許状1種(英語)

カリキュラム・ポリシー

言語教育・コミュニケーション専攻では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
言語教育・コミュニケーション専攻
  1. 日本語教育、英語教育の各研究領域において、優れた専門知識と語学教授法を修得し、専門的研究能力を育成するために、各研究領域に講義科目・演習科目・実習科目を開設します。
  2. 応用言語学と理論言語学の両分野に関係する幅広い知識の修得のために、両研究領域の共通科目を設置します。
  3. 修士論文/自己申請課題報告書作成のために、各自の研究テーマ、研究計画に基づき、指導教員による個別の研究指導を行う特別演習を設置します。

<英語教育専修コース>
  1. 英語教育に関わる応用言語学理論と理論言語学に関係する幅広い知識の修得のために、両分野の共通科目を設置します。
  2. 英語教育の領域において、優れた専門知識と英語教授法を修得し、専門的研究能力を育成するために、講義科目・演習科目・実習科目を開設します。
  3. 自己申請課題報告書作成のために、各自の研究テーマ、研究計画に基づき、指導教員による個別の研究指導を行う特別演習を設置します。

[教育方法]
  1. 学生の学習・研究への主体的取組を重視するために授業では学生による課題発表と、履修学生及び担当教員によるディスカッションを重視し、この過程を通じて当該授業内容に関する理解の深化を図ります。
  2. 科目担当教員は、扱う教材と指導方法、評価方法を学期初めに明示することによって、履修学生の学習への取り組みの方向づけを行います。学期中は、学生の取り組みに関して、適宜、フィードバックと評価を行うことによって、学修の調整を図ります。

[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、修了要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の成績評価は、1.各科目の成績評価、2.学位論文または特定の課題の研究の成果に対する評価によって行います。


ディプロマ・ポリシー

言語教育・コミュニケーション専攻では、以下の能力を備え、所定の単位を修めるとともに修士論文/自己申請課題報告書の審査に合格した学生に、修了を認定して学位を授与します。

英語教育講座・日本語教育講座
  1. 応用言語学について広範な学識を有し、日本語教育・英語教育のいずれかの分野で研究活動を行うための知識と技能を身につけている。
  2. 日本語教育、英語教育に関する専門的な文献・資料を読み解き、的確な表現・コミュニケーション力をもって研究成果を発表できる。

<英語教育専修コース>
  1. 英語教育に関わる応用言語学理論について広範な学識を有し、有益な実践的研究を行うための知識と技能を身につけている。
  2. 応用言語学理論の理解に基づいた実践的な教育方法を提案し、教育現場の諸要因の理解の上にその教育方法を効果的に展開していく実践力を身につけている。

キャリアデザイン・ポリシー

  1. 本専攻での学修と研究を通して、専門的職業や社会的貢献に対する意識を高め、国内外の様々な教育機関で日本語教師あるいは英語教師として活躍するためのキャリアデザイン力を養う。
  2. 将来応用言語学の分野でさらなる専門的教育を受けて研究者として社会に貢献できるよう、広範な知識と技能を身につけた人材を育成する。
文学研究科 文学言語学専攻(博士後期課程)

アドミッション・ポリシー

博士後期課程は、日本語日本文学、英語英米文学、言語教育学(日本語教育講座・英語教育講座)の3つの研究領域のいずれかにおいて優れた研究能力を養い、修了後は自らの広範な知識や高度な研究能力を社会において活かし、活躍しうる有為な人材の育成を目的とします。文学言語学専攻では、次のような学生を求めています。

[求める学生像]
  1. 日本語日本文学、英語英米文学、言語教育学(日本語教育講座・英語教育講座)の3つの研究領域のいずれかの専門領域に関する高度な研究能力を身につけようとする意欲を持っている。
  2. 修了後は高度な専門知識を活かして多様化する社会に貢献し、文学・文化・教育の発展に資することを目指している。
  3. 専攻領域に関する社会での実績を研究に昇華させる専門性と意欲を持つ社会人の研鑽を期待する。
[習得済みであることが望まれる力]
  1. 専攻とする研究領域における基礎となる学識と体系的な研究手法
  2. 研究活動に必要な情報収集、それに対する分析、柔軟な思考力
  3. 博士論文を執筆する上での問題発見能力、論理的思考力、表現力

カリキュラム・ポリシー

文学言語学専攻では、学位授与方針に掲げる能力を習得させるために、教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 各領域に関する高い学識を修得し、自身の研究テーマに関する専門的研究能力を修得するために、特殊研究科目および演習科目を中心科目として開設して研究・教育課程を体系的に編成し実施します。
  2. 博士論文作成のために特論科目を設置します。講義科目、演習科目とも少人数クラスにおける課題発表と議論を指導の中心とし、専攻によっては、学際的な視点の修得を促すため、他の研究領域の科目履修を認めます。
[教育方法]
  1. 「研究実施計画及び研究指導計画書」に基づき、各自の研究テーマに関して指導教員による個別指導を含めた研究指導を行います。
  2. 演習科目における課題発表を通して問題を探究し、さらに学外での研究発表や論文投稿を通して研究活動の促進を図ります。
[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、修了要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の成績評価は、1.各科目の成績評価、2.学位論文または特定の課題の研究の成果によって行います。

ディプロマ・ポリシー

文学言語学専攻では、以下の能力を備え、所定の単位を修めた学生に、修了を認定して学位を授与します。

  1. 研究領域の専門知識を備えると同時に、高度で専門的な知見と研究力を有している者。
  2. 審査を経て掲載された論文が規定数を有している者。
  3. 本学の定める学位論文の審査に合格した者。

キャリアデザイン・ポリシー

  1. 本専攻での学修と研究を通して、専門的職業や社会的貢献に対する意識を高め、専門性を活かした自らの生き方を設計するキャリアデザイン力を養う。
  2. 専攻する研究領域において専門性を深めるとともに、学際的な視点をも養い、多様化する社会の要請に応じ、国内外の教育や研究などの場で活躍・貢献できる有為な人材を育成する。
生活機構研究科

アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)

本大学院生活機構研究科では、次のような意欲にあふれた学生を求めています。

  1. 本学の教育目標と志願する専攻の目的を理解している。
  2. 学問探究への努力を大学院生活の中心に置き、幅広い視野と高度な専門性を身につけることを目指している。
  3. 人間形成への努力を重ね、自主性や行動力、創造力、協調性、奉仕の精神を養うことを目指している。
  4. 大学院修了後は進んで社会に貢献する意欲がある。

本研究科では、修士課程6専攻とそれを統合した博士後期課程1専攻を置き、多様な能力、適性を持った人材に広く門戸を開いています。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)

本研究科の教育目標を達成するために、次の方針に基づく学修・研究課程を編成しています。

  1. 各専攻には複数の研究科目と指導教員と行う演習科目、論文作成のための特別研究科目が配置され、体系的に研究手法や専門性を修得・深化させるカリキュラム編成がなされている。
  2. 専門関連領域の指導教員以外の研究科目を履修することにより多角的な研究活動と関連分野を含めた総合力が養える。
  3. 専攻によっては国内外のフィールドワークを通してより一層のキャリア形成・国際感覚・コミュニケーション力が育める。

ディプロマ・ポリシー(修了認定・学位授与に関する方針)

次の能力を有していることを重視し、専攻する研究領域において所定の年限在学し、所定の修了要件単位を修め、学位審査に合格した学生に対し、修了を認定します。

  1. 高度な専門知識を多角的に修得し、世界や社会の事象に深い関心をもち、これを探究する能力がある。
  2. 物事に対し、自らの専門的視点とともに本質を見る目を備え、自ら課題を解決していく能力を修得している。
  3. 誠実で礼儀正しく、自己の特性を理解するとともに他者のあり方を受け入れていく姿勢をもって、社会的規範を守り自立した活動ができる。

キャリアデザイン・ポリシー(社会的・職業的自立に関する方針)

本研究科では、課程修了後に活躍できる、次のような人材を育成します。

  1. 研究活動で修得した専門知識や専門領域の特性を活かした職業・就業分野で社会的に自立できる職業人を育成する。
  2. 本学での学修と実践を通して、継続就業や再就職に係る職業意識・職業観を磨き、長い生涯にわたる自分の生き方を設計するキャリアデザイン力を養う。
  3. 国際的な視野と専門性を活かした豊かな教養、職業上の倫理観を身につけ、自立した人間として21世紀の男女共同参画社会を担う人材を育成する。
生活機構研究科 生活文化研究専攻(修士課程)

アドミッション・ポリシー

生活文化研究専攻では、次のような学生を求めています。

[求める学生像]
  1. 日本や世界の歴史・文化に関して高度で知的な素養を有している。
  2. 研究、教育および社会的活動を通して、知識基盤社会を多様に支える人材である。
  3. 研究者を職業として目指すだけではなく、文化的、歴史的諸事象について広く深く興味を持ち、自ら課題を設定して知見を重ね理解を深めるため勉学を継続する意思がある。
[習得済みであることが望まれる力]
  1. 歴史・文化に関して、自己の研究分野に関する先行研究に対する理解、および基礎的な研究・調査方法を身につけている。

カリキュラム・ポリシー

生活文化研究専攻では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 日本や世界に関する歴史・文化を学ぶために、歴史学・人文地理学・考古学・美術史学・民俗学・芸能史・文化財学・アーカイブズ学など多様な学問分野の教員を配置し、これらの専門に基づいた科目を開設します。
  2. アーキビスト養成のためにアーキビスト養成プログラムを設置します。
[教育方法]
  1. 少人数・個別指導を行うとともに、分野をまたいだテーマ研究にも対応する指導体制をとります。
  2. 実習科目を設置することによって、研究や社会の現場における実践力を養います。
  3. 演習科目を設置することによって、自ら考え発信する力を養います。
[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で揚げた能力到達確認は、修了要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の成績評価は、1.各科目の成績評価、2.学位論文または特定の課題の研究の成果に対する評価によって行います。

ディプロマ・ポリシー

生活文化研究専攻では、以下の能力を備え、所定の単位を修めるとともに修士論文の審査に合格した学生に、修了を認定して学位を授与します。

  1. 研究を通して、問題の発見・資料収集・整理分析・考察・成果発表という基礎的な研究方法を身につけている。
  2. フィールドワーク・実習・体験によって、歴史や文化に対する多様な捉え方と幅広い視野を体得している。
  3. 複数の分野を横断的に学修することで独創的先進的な研究を開く能力を有している。
  4. 質疑応答に必要となる高度なプレゼンテーション能力・学術的コミュニケーション能力を身に付けている。
  5. 専門的職業を担う能力や、研究を通して身につけた高い教養を社会の中で活かす実践力を有している。

キャリアデザイン・ポリシー

  1. 多角的な視点から日本や世界の地理・歴史を深く学び、高度な専門性をもった教員を育成する。
  2. 学芸員・考古調査士・アーキビスト等の資格を持ち、歴史・文化の研究にたずさわり、その成果の普及に貢献できる人材を育成する。
  3. 地域の歴史と文化を深く理解し、自ら学んだ知識と方法を活かしながら、社会に貢献する研究者を育成する。
  4. 日本と世界の歴史・文化を理解するとともに、国内外の歴史・文化に関する専門的な知識と、実習やフィールドワークの体験を活かして社会で活躍する人材を育成する。
生活機構研究科 心理学専攻(修士課程)

アドミッション・ポリシー

心理学専攻では講座ごとに、次のような学生を求めています。

【心理学講座】
[求める学生像]
  1. 心理学的知識・技能を生かした専門職や研究者を目指している。
  2. 本専攻において指導可能で一定の成果の見込める研究テーマを有している。
[習得済みであることが望まれる力]
  1. 心理学全般に関する学部卒業レベルの知識を修得している。
  2. 心理学における研究を遂行する基礎的能力を有している。
  3. 研究しようとする心理学領域に関する専門的知識を一定水準以上習得している。
【臨床心理学講座】
[求める学生像]
  1. 心理支援の専門職や研究者を目指している。
  2. 本専攻において指導可能で一定の成果の見込める研究テーマを有している。
  3. 臨床心理士や公認心理師の資格取得を目指す十分な適性がある。
[習得済みであることが望まれる力]
  1. 心理学全般に関する学部卒業レベルの知識を修得している。
  2. 心理学における研究を遂行する基礎的能力を有している。
  3. 臨床心理学に関する専門的知識を一定水準以上習得している。

カリキュラム・ポリシー

心理学専攻では、学位授与方針に掲げる能力を習得させるために、教育内容、教育方法、評価について講座ごとに以下のように定めます。

【心理学講座】
[教育内容]
  1. 認知・発達・社会・臨床などの心理学の各領域における高度な専門的知識を習得させるために、各領域に関する研究科目を幅広く開設します。
  2. 心理学の研究方法に関する専門的知識・技能を習得させるために、方法論科目を開設します。
[教育方法]
  1. 心理学の研究を遂行する総合的能力を涵養するために、必修の演習科目においてゼミナール指導を行います。
  2. 修士論文の研究遂行及び論文作成のために、必修の特別研究科目において個別の研究指導を行います。
[学習成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力評価は、修了要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の成績評価は、1.各科目の成績評価、2.学位論文または特定の課題の研究の成果に対する評価によって行います。
【臨床心理学講座】
[教育内容]
  1. 認知・発達・社会・臨床などの心理学の各領域における高度な専門的知識を習得させるために、各領域に関する研究科目を幅広く開設します。
  2. 心理学の研究方法に関する専門的知識・技能を習得させるために、方法論科目を開設します。
  3. 心理臨床に必要な専門的知識・技能を習得させるために、臨床心理士受験資格を得るために必要な専門科目を開設します。
  4. 学部における公認心理師に必要な科目をすべて修得して入学した人が履修することで公認心理師受験資格を得られるように、公認心理師に必要な大学院科目を開設します。
[教育方法]
  1. 心理学の研究を遂行する総合的能力を涵養するために、必修の演習科目においてゼミナール指導を行います。
  2. 修士論文の研究遂行及び論文作成のために、必修の特別研究科目において個別の研究指導を行います。
  3. 心理支援の専門職に求められる実践的能力と態度を涵養するため、学内施設や学外施設における心理臨床実習に参加させて、ス-パーヴィジョンを含む指導を行います。
[学習成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力評価は、修了要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の成績評価は、1.各科目の成績評価、2.学位論文または特定の課題の研究の成果に対する評価によって行います。

ディプロマ・ポリシー

心理学専攻では講座ごとに、次のような能力を備え、所定の単位を修めるとともに修士論文の審査に合格した学生に、修了を認定して学位を授与します。

【心理学講座】
  1. 心理学のいずれかの領域に関する高度な専門的知識・技能を有している。
  2. 心理学における専門的研究を遂行する能力を身につけている。
  3. 人と社会を取り巻く諸問題に心理学的アプローチで対処する素養を身につけている。
  4. 自らの専門的職務を高い倫理観をもって遂行する態度を身につけている。
【臨床心理学講座】
  1. 臨床心理学に関する高度な専門的知識・技能を有している。
  2. 心理学における専門的研究を遂行する能力を身につけている。
  3. 心理支援の専門職としての実践に必要な素養を身につけている
  4. 自らの専門的職務を高い倫理観をもって遂行する態度を身につけている。

キャリアデザイン・ポリシー

心理学の多角的な視点と専門的な知識を持ち、人と社会を取り巻く現実の諸問題に心理学的アプローチにより対処できる、次のような人材の育成を目指します。

  1. 心理臨床の各職域(教育、医療・保健、福祉、司法・矯正、労働・産業の各分野)で、修得した心理学の知識・技能を活用して人を援助できる職に従事する。
  2. 企業や官庁などの職場で、修得した心理学の知識・技能を活用して業務を遂行できる職に従事する。
  3. 大学院博士課程に進学し、大学等で研究や教育に従事する職能人を育成する。
生活機構研究科 福祉社会研究専攻(修士課程)

アドミッション・ポリシー

福祉社会研究専攻では、次のような学生を求めています。

[求める学生像]
  1. 福祉社会研究に関する一定の基礎学力あるいは社会経験を持ち、さらに、最新の情報・知識を得て、研究方法を磨き、より高度な専門性を身に付ける意欲がある。
  2. 持続可能な福祉社会を創っていくために、現代社会の諸課題を解明すると共に、新たな価値創造に取り組む。
  3. 学際的な関連領域の専門職や研究職を⽬指している。
  4. 定量的、定性的研究法などの研究手法を身につけることを目指している。
  5. 対⼈援助の専門職にあり、キャリアアップや⼈材育成・後継者養成を⽬指している。
[習得済みであることが望まれる力]
  1. 修士論文を作成するために必要な基本的な知識、論理的思考力を有している。

カリキュラム・ポリシー

福祉社会専攻では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. グローバルかつローカルな視点を持ち、福祉学諸領域(福祉政策、医療福祉、児童福祉、高齢者ケア、障害者福祉、地域福祉、精神保健福祉、ソーシャルワーク)、国際・ジェンダー領域(国際男⼥共同参画社会、現代国際関係、労働とジェンダー、生活福祉経営)、社会学諸領域(⾔語社会学、都市社会学、⽐較教育社会学、メディア情報学、表象文化と社会学)などの諸領域における研究を進めます。上記の幅広い研究分野から、各⾃の関⼼に応じて履修できるように講義・演習科⽬を配置します。
[教育方法]
  1. 問題意識や研究動機、研究⽬的の明確化、研究方法の精査などを行うために研究計画を立案し、修士論文を作成するための指導を1年次から行います。
  2. 修士論文報告会や研究発表会などの公開討論会を通じて、研究内容の質の向上を図ります。
[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、修了要件単位の充足の把握によって行います。
  2. 学生の成績評価は、1.各科⽬の成績評価、2.修士論文に対する評価によって行います。

ディプロマ・ポリシー

福祉社会研究専攻では、以下の能力を備え、所定の単位を修めるとともに修士論文の審査に合格した学生に、修了を認定して学位(学術)を授与します。

  1. 福祉・ソーシャルワーク、国際・ジェンダー、社会学を学際的に学び、諸問題についての課題を研究し、分析する能力を有している。
  2. 専門分野における知識と課題解決のための技能を持ち、⼈文科学的・社会科学的にアプローチできる力を有している。

キャリアデザイン・ポリシー

  1. 医療、精神保健、地域、児童、障害者、高齢者関連の社会福祉・ソーシャルワークの高度な専門知識と技能を活用して人の自立援助にかかわる専門職に就く。社会福祉や一般行政、官公庁などの公務員になる。
  2. 大学や専門学校、高等学校における教職に就く。
  3. 大学院博士課程に進学し、さらに、研究を深め、専門性を活かす職に就く。
  4. 福祉施設の経営及び運営の責任者として業務に就く。
  5. 企業の経営、CSR・消費者関連部門にかかわる専門職に就く。
生活機構研究科 人間教育学専攻(修士課程)

アドミッション・ポリシー

人間教育学専攻では、次のような学生を求めています。

[求める学生像]
  1. 教育・保育に関わる高度な専門的知識と研究力を身につけ、専門職・研究職として活躍することを目指している。
  2. 教育現場、保育現場における専門職としての経験を土台に、最新の知識、理論、技能を体系的に学び、高度な研究力を身につけることで、専門職としてのキャリアアップや、行政機関、関連企業等での活躍、後進の育成に携わることを目指している。
[習得済みであることが望まれる力]
  1. 教育・保育に関わる基礎的な専門的知識や技能を習得している。大学において教育学・保育学を専攻してきている、または、教育・保育・福祉に関わる専門職養成機関を卒業し、教員免許状や保育士資格等を取得していることが望ましい。
  2. 基本的な研究力と読解力、行動力、コミュニケーション力を有している。
  3. 幼稚園教諭専修、小学校教諭専修免許状の取得を目指す方は、大学において当該免許状の1種免許状を取得済みであること。

カリキュラム・ポリシー

人間教育学専攻では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 人間教育に関わる様々な理論について幅広く学び、教育研究の基礎を実践的に学ぶための科目を開設する。
  2. 子どもを取り巻く社会的状況を分析的に理解し、学校教育や保育に対する社会のニーズに的確に応えられるようになるための学術的かつ実践的な科目を開設する。
  3. 社会的に必要性が増してきているSTEAM教育や表現教育、英語教育、ICT教育等に関わる最新の知識、理論、技能を体系的に学ぶための科目を開設する。
  4. 幼稚園教諭専修免許状、小学校教諭専修免許状取得のための教職科目群を配置する。
[教育方法]
  1. すべての科目で、各教員の高度な専門性と最先端の知識を生かした授業を行い、学生が主体的・能動的に調べた内容を発表する機会を作る。
  2. 修士論文の指導に向けたゼミナール「教育学演習Ⅰ1」、「同Ⅰ2」では、個々の関心やテーマに沿って、教育・保育のフィールドでの実践を理論に結びつけ、成果をまとめて、発表するまでの具体的方法についての指導を行う。
  3. 「教育研究実践演習Ⅰ」では、まず教育分野の研究手法の基礎を教授し、集中講義の中で専任教員全員の研究実践について幅広く学ぶ機会を作る。
[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、修了要件充足の把握によって行う。
  2. 学生の成績評価は、1.各科目の成績評価、2.学位論文の研究の成果に対する評価によって行う。

ディプロマ・ポリシー

人間教育学専攻では、以下の能力を備え、所定の単位を修め、提出した学位論文が合格した学生に学位を授与します。

  1. 社会や子どもの変化を多面的・多角的に分析することができる。
  2. 人間的豊かさをもって、社会や子どものニーズに的確に対応できる。
  3. 人間教育学の専門分野における学術的知見に裏づけられた高度な実践的指導力を有している。
  4. 様々な教育環境に応じて、計画、実践、評価、改善を効果的に行う教育経営力を有している。

キャリアデザイン・ポリシー

急速に変化する社会の中で,今日、教育・保育現場には、子どもたちが創造的に,未来を切り拓いていくための力を培うことが求められています。 子どもたちの、未経験の課題に挑戦する勇気と、困難な状況をしなやかに乗り越える創造力,そして生涯にわたって学び続ける意欲の基盤をつくることに向けて、研究力、実践力を持った教育者、保育者、研究者の育成を目指します。

  1. 研究力と高度な専門性を身につけ、教員、保育者として活躍できる人材。
  2. 教育・保育現場で活躍しながら、実践と研究を結びつけ、リーダーとして活躍する現職教員、保育者。
  3. 教育・保育現場での実践経験を、養成校で後進の育成に生かし、研究者としてのキャリアアップを目指す人材。
  4. 教育を研究し、高度情報化、グローバリズム、インクルージョンと言った社会情勢の変化に対応するために新たに求められる教育目標やカリキュラム、教育方法について提言を行える研究者。
生活機構研究科 環境デザイン研究専攻(修士課程)

アドミッション・ポリシー

[求める学生像]
  1. 環境デザインに強い関心を持ち、高い実行力と強靭な行動力を有している。
  2. 専門分野を生かしながら、自由な発想でさまざまな問題に果敢に挑戦することができる。
  3. 他者と共創しながら、多様化する社会で専門家として活躍することを目指している。
[入学前に身につけておく基礎力及び学習習慣]
  1. 専門分野において必要となる基礎的な知識・技能並びに表現・活用方法を身につけている。
  2. 高い研究能力と実行力、行動力、コミュニケーション力を有している。
  3. 研究分野と社会との関係について、強い関心を有している。

カリキュラム・ポリシー

[教育内容]
快適で美しい環境デザインを行うためのより高度な実務能力や研究能力を持った人材を育成するために、学部と連結した建築環境系、プロダクト系、ファッション系、デザイン企画系の4 つの研究コースを用意しカリキュラムを開設します。
  1. 建築環境系研究コースでは、研究の興味を拡充させるために、都市・建築・住居・インテリアなどの幅広い分野に対応した研究室を設置し、多彩なカリキュラム群を用意します。また建築デザインの専門家を育成するために、一級建築士実務経験に相当するインターンシップ科目群を開設します。
  2. プロダクト系研究コースでは、プロダクトデザインの為の専門的技量の修得と共に、デザインの理論的アプローチを身につけるために、演習科目と、専門性の高い講義科目、研究室を開設します。
  3. ファッション系研究コースでは、「ファッション」について様々な分野から研究し、アパレル関係の企画開発・研究等の分野で活躍できる力を育むために、専門的な知識、創造力、研究能力を身につけることができる研究室および科目群を開設します。
  4. デザイン企画系研究コースでは、デザインの企画構想などを行う上での総合的な技量を身につけるために必要な、専門的知識や理論的背景などについて学ぶことができる研究室および科目群を開設します。
[教育方法]
  1. 個々の専門性に適した研究室に所属し、ゼミや研究室活動などを通して知識や実践力を養います。
  2. 環境デザインの高度な知識を修得するために、少人数による講義や演習を行います。
  3. 修士論文、修士設計、修士制作のいずれかを選択し、研究課程ならびに成果を発表します。
  4. 社会での実施体験として、インターンシップ科目を開設します。
[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で揚げた能力到達確認は、修士要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の評価は、1.修得科目の成績評価、2.修士論文・修士設計・修士制作いずれかに対する評価によって行います。

ディプロマ・ポリシー

所定の単位を修め、以下の能力を備えた学生に修了を認定して学位を授与します。

  1. 環境デザインの各分野において広範な知識と学識を修得し、建築環境系、プロダクト系、ファッション系、デザイン企画系のいずれかの分野における、高度な専門知識と技量を身につけている。
  2. それぞれの分野において、今日の社会における課題を見いだし、それに対して分析し創造的な提案ができる能力を身につけている。
  3. 現代社会のニーズを的確に把握し、自らもつ知識をまとめ上げて発表し、ディスカッションをする能力を身につけている。

キャリアデザイン・ポリシー

  1. 建築環境系、プロダクト系、ファッション系、デザイン企画系のいずれかの環境デザインの分野において、学士課程で修得した専門知識と学識を基礎として研究能力をさらに高め、豊かな生活の実現に貢献できる技術開発や研究に携わる者を育成する。
  2. 建築環境系、プロダクト系、ファッション系、デザイン企画系のそれぞれの分野において、修得した高度な専門知識やスキルを用いて現代社会の様々な課題に向き合い、人々とディスカッションをしながら、解決や提案を見出していけるデザイナーやデザイン関連職種に携わる実務家を育成する。
生活機構研究科 生活科学研究専攻(修士課程)

アドミッション・ポリシー

生活科学研究専攻では、次のような学生を求めています。

[求める学生像]
  1. 健康の維持・増進に必要な食や栄養と食品流通についての基本的な専門知識や研究能力を備えた人材を求めています。
  2. 食や栄養・健康に強い関心を持ち、意欲的に探究することができる人、高い知識や応用力を身につけ、社会に貢献することを目指す人、研究者や栄養士などの職能人として活躍することを目指す人を求めています。
[習得済みであることが望まれる力]
  1. 調査研究や実験研究に必要な基本的な専門知識や技術を有している。
  2. 学術論文抄読のための基本的な英語力および論理的思考力を有している。

カリキュラム・ポリシー

生活科学研究専攻では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 食・栄養・健康に関する幅広い研究分野から基礎学科と連携した【食・栄養コース】と【実践栄養コース】の2コースを開設し、各自の関心に応じて履修できるように体系的な授業カリキュラムを編成しています。
  2. プレゼンテーションとディスカッション能力の習得を図るために論文の中間発表と最終公開審査会を設定します。
[教育方法]
【食・栄養コース】
  1. 食品機能解析系、栄養生理・生化学系、栄養生理機能解析系を開設し、講義科目と演習科目をバランスよく配置して知識と理解を深めます。
  2. 基礎学科開設科目と連携しながら、より高度で広範囲な授業を展開します。
【実践栄養コース】
  1. 臨床栄養系、公衆栄養系を開設し、研究者や栄養士としての実務にかかわる高い専門能力と理論を体系的に学び、理解を深めます。
  2. 実務にかかわる最新情報の収集能力と食事療法の理論と実践を学ぶ科目を開設し、行政や臨床現場の栄養活動を通じて、より高度な実践力を有する授業を展開します。
[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、修了要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の成績評価は、1.各科目の成績評価、2.学位論文の評価によって行います。

ディプロマ・ポリシー

生活科学研究専攻では、以下の能力を備え、所定の単位を修めるとともに修士論文の審査に合格した学生に、修了を認定して学位を授与します。

【食・栄養コース(学位は学術)】
  1. 食品科学、栄養科学、生理科学、食品流通の各分野を横断的に理解し、高い専門的な能力を身につけている。
  2. 専門分野において高度な知識や技術を修得し、自ら課題を見つけ、解決するための研究デザインを構築する能力を身につけている。
  3. 科学論文を作成し、専門分野の学会において研究発表ができる能力を身につけている。
【実践栄養コース(学位は栄養)】
  1. 臨床栄養や公衆栄養分野を理解し、研究者や栄養士としてチーム医療の中心的な存在となる高い専門的能力を身につけている。
  2. 病院、福祉施設、行政等において、栄養教育、食教育、運動教育などの活動における実践的な指導力を身につけている。
  3. 科学論文を作成し、専門分野の学会において研究発表ができる能力を身につけている。

キャリアデザイン・ポリシー

食や栄養・健康に関する高い専門知識および研究能力を有し、将来を切り開く意欲と応用力を備えた、以下の人材を育成します。

  1. 大学院博士課程に進学し、さらに専門的能力を高め大学や研究機関などで教育・研究に従事する。
  2. 医療機関や福祉施設などの臨床領域、教育や行政の現場で、修得した高い専門知識と技能を活用し業務を遂行できる。
  3. 企業や併設の研究所などの職場で、修得した知識と技能を活用して業務を遂行できる。
生活機構研究科 生活機構学専攻(博士後期課程)

アドミッション・ポリシー

生活機構学専攻では、次のような学生を求めています。

[求める学生像]
  1. しっかりとした専門知識と柔軟な思考をもって「生活機構学」という新しい総合科学領域に挑戦する意欲がある。
[習得済みであることが望まれる力]
  1. 修士課程における専門領域を踏まえるばかりでなく、さらに幅広い分野の知識を横断し、総合化する力量を備えている。

カリキュラム・ポリシー

生活機構学専攻では、学位授与方針に掲げる能力を修得させるために、教育内容、教育方法、評価について以下のように定めます。

[教育内容]
  1. 自らの専門領域を、広い視野から位置づけ展望するために、生活機構学の全体を俯瞰する生活機構学総合研究を必修科目として開設します。
  2. 生活の質の向上に貢献する人材の能力育成のために、生活文化・人間社会・生活科学の3領域からなる多元的なカリキュラムを編成します。
[教育方法]
  1. 専門職業人を育成するために、研究科目のほか、専門力とともに総合力の発揮を求める豊富な演習科目により、実践力を養います。
[学修成果の評価]
  1. 学位授与の方針で掲げた能力到達確認は、修了要件充足の把握によって行います。
  2. 学生の成績評価は、1.各科目の成績評価、2.学位論文の研究の成果に対する評価によって行います。

ディプロマ・ポリシー

生活機構学専攻では、以下の能力を備え、所定の単位を修め、提出した学位論文が合格した学位を授与します。

  1. 専門領域に深い知識を持ち、自立した研究者としての能力を有している。
  2. 課題に対し、自らの論理的思考力で解決する能力を有している。
  3. 自己の考えを表現・伝達するコミュニケーション能力を有している。

キャリアデザイン・ポリシー

高度な専門知識と幅広い見識を持った研究者や、その知識を活用して活躍する以下の専門的職業人の育成を目指します。

  1. 豊かな知識と分析能力で生活機構の探究力を有する人材を育成する。
  2. 豊かな知識・経験を通して問題の解決力を発揮しうる人材を育成する。
  3. 課題解決の積極的な提案ができ、実行力のある人材を育成する。
福祉社会・経営研究科 福祉共創マネジメント専攻(専門職学位課程)

アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)

福祉社会・経営研究科福祉共創マネジメント専攻では、保健・医療、福祉・施設等経営領域における一定の社会経験を持ち、さらに、最新の情報・知識を得て、調査、事例研究などの研究方法を磨き、より高度な専門性を身につける意欲がある社会人学生を求めます。

  1. 持続可能な社会づくりに向けて、新たなニーズに応える組織マネジメント力や福祉共創の視点から新たな価値創造と資源の開発力を養うことを目指している。
  2. 対人援助の専門職にあり、キャリアアップや人材養成・後継者養成を目指している。
  3. 保健・医療、福祉・施設等経営領域の高度な実践力を持つ専門職や福祉組織の管理運営・経営の責任者を目指している。
  4. マスター消費生活アドバイザーの資格取得を目指している。
  5. これからの日本の経済社会において、社会的課題の解決及び新しい価値創造に取り組み、会社や組織の企画、立案、推進などを担う幅広い人材となることを目指している。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)

1.基礎科目では、福祉共創社会の基本概念・研究手法を学び、研究科目では、研究計画に基づき、理論的知識と実践的知見を融合させた教育を展開する。
2.高度専門職リーダーとして必要な学際的視野と高度な専門的知識を習得するとともに、福祉的課題の解決を目指す実践的手法を創出するための教育を展開する。
3.福祉共創社会を構築するのに必要な理論を学び、持続可能な社会に貢献するための経営管理、人材育成、組織マネジメント、起業に必要となる高度な専門的知識を学ぶための科目を配置する。

ディプロマ・ポリシー(修了認定・学位授与に関する方針)

  1. 保健・医療、福祉・施設等経営領域における諸問題に対し、専門的機関・行政、民間施設、企業など関連するステークホルダーと連携・協働し、新たな価値を創造する力、地域資源を開発する力、課題解決する実践力を有する。
  2. 福祉的課題に対する専門的知識を修得し、新たな福祉社会のニーズに応えるための実践的な組織マネジメント力や経営管理力、起業する力を有する。

キャリアデザイン・ポリシー(社会的・職業的自立に関する方針)

  1. 保健医療・福祉、保育・介護、消費者志向経営領域において、福祉共創社会という新たな価値の創造と実践力を有する高度専門職を育成する。
  2. 実践的な経営管理力、組織マネジメント力、ステークホルダーとの連携力やコミュニケーション力を有する管理職(リーダー)や経営者、持続可能な社会に資する起業家を育成する。
  3. 高度専門職として課題を分析し、エビデンスに基づく実践方法を開発する手法/使いこなすスキルをもった人材を育成する。
  4. 企業の経営、CSR・消費者関連部門において、マスター消費生活アドバイザーの資格を活かして施策の企画、立案、推進を担う実務家を育成する。
  5. 理論と実践の融合により、学問横断的・学際的視点をもつ専門職や教育・研究に携わる人材を育成する。