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2026.04.08
歴史文化学科 鶴岡明美教授による研究書『実景を描く- 江戸後期風景描写をめぐる知の営み- 』(思文閣出版)が刊行されました
昭和女子大学人間文化学部歴史文化学科の鶴岡明美教授による研究書『実景を描く - 江戸後期風景描写をめぐる知の営み- 』が、2026年4月8日に思文閣出版から刊行されました。鶴岡教授は、日本美術史における異文化受容と地域文化圏の形成を主な研究テーマとしており、本書でも近世社会における文化・知識・権力の関係性に光をあてています。

本書は、写生技法が飛躍的に向上した江戸後期において、実際の風景をありのままに写しとろうと試みた作品群を「実景図」と位置づけ、その成立背景を多角的に分析した研究書です。
名所を巡る旅が人びとの間で広まりを見せていた江戸後期。険しい旅路を経て描かれた作例の背景には、単なる絵師個人の視点や画風の流行のみならず、公的事業や時の為政者の意図といった側面が通底していたかもしれません。鶴岡教授は従来の画派中心の枠組みでは捉えきれなかった近世絵画史の新たな一側面を浮かび上がらせようと試み、美術史学と歴史学の境界を横断する論考を展開しました。実景図を「地理情報を伝える絵図」との曖昧な境界線上で読み解くことで、近世における「知の営み」の広がりを提示しています。
美術史のみならず、日本史や文化史を志す学生・研究者にとっても、新たな視座を与える意欲的な一冊となっています。
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書籍情報(出版社ホームページ)
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本書は、写生技法が飛躍的に向上した江戸後期において、実際の風景をありのままに写しとろうと試みた作品群を「実景図」と位置づけ、その成立背景を多角的に分析した研究書です。
名所を巡る旅が人びとの間で広まりを見せていた江戸後期。険しい旅路を経て描かれた作例の背景には、単なる絵師個人の視点や画風の流行のみならず、公的事業や時の為政者の意図といった側面が通底していたかもしれません。鶴岡教授は従来の画派中心の枠組みでは捉えきれなかった近世絵画史の新たな一側面を浮かび上がらせようと試み、美術史学と歴史学の境界を横断する論考を展開しました。実景図を「地理情報を伝える絵図」との曖昧な境界線上で読み解くことで、近世における「知の営み」の広がりを提示しています。
美術史のみならず、日本史や文化史を志す学生・研究者にとっても、新たな視座を与える意欲的な一冊となっています。
| 2026年4月8日
人間文化学部歴史文化学科 鶴岡明美 教授 書籍『実景を描く-江戸後期風景描写をめぐる知の営み-』(著=鶴岡明美 、思文閣出版) 418頁 11,000円(税込) |
書籍情報(出版社ホームページ)
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