Hot News
グローバル
2025.09.30

【昭和学報】日本語で国際交流をはじめよう!

 昭和女子大学のキャンパス内にある米国ペンシルベニア州立テンプル大学ジャパンキャンパス (TUJ)の日本語初級クラスに、本学の学生が3回にわたって参加した様子をお伝えします。


IMG_1359
IMG_1354

 昭和女子大学には、学内外の国際交流を推進するために国際交流センター(CIE)があります。私はCIEのGlobal Networkに登録していて、CIEから随時交流イベントなどの情報がメールで届きます。健康デザイン学科の学生である私は、学科では食、運動、美容の領域から健康について学んでいます。学科の授業では国際交流は少ないのですが、グローバル教育が盛んな昭和女子大学にいるのだから、自分でも何かチャレンジしてみたいと思いこの授業に参加しました。

 TUJは共学で、参加したクラスでは、女性よりも男性が若干多い印象でした。この授業に参加するTUJ学生は約15人で、本学の学生を合わせると30人ほどになりました。90分授業の最後の30分間に私たちは参加しました。名札をつけて用意されたグループのテーブルに座りました。TUJの学生2人と昭和女子大学の学生2、3人で1つのグループとなり、はじめに日本語で自己紹介をしました。
IMG_1354
自己紹介からスタート
IMG_1359
お互いの趣味など、日常的な会話をします
 TUJの学生は、来日後に入学した人や、1学期だけ日本キャンパスで学ぶ人など多彩で、自分と同じ1年生であっても自分よりも年上の学生が多くいました。アメリカでは自分の学びたくなったタイミングで大学に入学する学生も多く、日本との違いを早速感じました。
 授業では趣味についてや、夏休みに楽しみなことなど日常的な会話をしました。基本的に授業はすべて日本語を使うので、英語にあまり自信がない学生でも参加可能で、いろいろな国の学生との交流を日本語で楽しむことができます。

 TUJの学生と一番盛り上がった話題は、おすすめのローカルフードについてでした。互いに写真を見せあいながら、日本人学生からは、すき焼きや日本の洋菓子のおすすめなどを紹介し、カルフォルニア州出身のTUJ学生は、日本の3倍くらいの大きさのステーキを紹介してくれました。参加したTUJの学生たちはアメリカ出身の学生が多く、日本でもよく知られたアメリカ料理をすすめてもらい、会話が盛り上がりました。言葉は違っても食文化で共感できると、自然と親しくなることができると感じました。

 日頃健康との関わりで学ぶことの多い「食」が実は文化であり、国境を超える力を持つことを改めて感じることができました。昭和女子大学では、健康デザイン学科・管理栄養学科の学生を対象に海外キャンパス昭和ボストンでのアメリカ栄養士研修のプログラムがあるので、来年は研修に参加し、食文化とコミュニケーションについてさらに学びを広げていきたいと思います。
 私は英語でネイティブスピーカーと話す際に、とても難しいと感じてしまいます。間違えるのが怖いと思うからです。今回授業に参加しているTUJの学生が外国語である日本語を使って私たち日本人学生に上手く伝えられない時や文法を間違えていても、ネイティブスピーカーとして嫌な気持ちになったり、失礼だと思ったりすることは全くありませんでした。この経験から、ネイティブスピーカーに対して間違いを恐れて遠慮したり恥ずかしがったりせず、もっと積極的に話してよいのだと感じました。TUJの学生が分からない場合は聞き直したりして、日本語の上達のために前向きに取り組んでいる姿勢を見て、間違いを恐れずに話すことが語学の学習で大切なのだと改めて感じました。

 この授業には、昭和女子大学の留学生も参加していて、2人の韓国の留学生、2人のTUJ学生と同じグループになりました。最初は、距離感をつかむのが難しいと感じましたが、好きな音楽アーティストで共通点をみつけ、心の距離が縮まるのを感じました。日本のことを知ろうとしてくれている外国の学生と日本語で会話ができるということがとても嬉しかったです。

 こういった日本語を使う交流は、はじめての国際交流でも安心して参加できます。国際交流に興味のある方はぜひ参加してみてください。また、この交流は、「日本語教育入門」という学部の授業とコラボしています。日本語学習や外国語学習について知識を深めたい人は授業を履修しながらTUJで交流授業に参加することもできるようです。


執筆者プロフィール

takanami
高波さわ
健康デザイン学科
趣味はドラマと映画を観ること!

戻る