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2025.08.06

【昭和学報】キャンパス内の博物館「光葉博物館」

 昭和女子大学に附設されている光葉博物館について紹介します。

 
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7号館1階にある光葉博物館
博物館入口

 光葉博物館は、平成6年(1994)に現在の7号館(当時「研究館」)の1階に設けられた大学博物館で、昨年開館30周年を迎えました。収蔵資料を展示するだけでなく、大学の多様な学問分野の教育活動や研究成果の発表の場として、あるいは学生プロジェクトの成果を発表する場として企画展を行うほか、学芸員資格取得を目指す学生が実習を行う場でもあり、次代の学芸員養成にも貢献しています。
 館長である歴史文化学科の三野行徳准教授にお話をお聞きしました。三野館長は、光葉博物館が所蔵する魅力的な資料について発信し、多くの人に光葉博物館や収蔵品について知ってもらいたいと言います。

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光葉博物館開館を伝える「昭和学報」
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光葉博物館館長の歴史文化学科三野行徳准教授

 博物館には、昨2024年10月から公開された「秋の特別展 開館30周年記念展 第3弾「覧古考新 Bridging old and new~珠玉の美術コレクション照覧~」」でも展示された藤原道長が書き写した経典の一部で、奈良の金峯山に埋納された『紺紙金字法華経断簡』をはじめとして約6700点の資料があります。
 こうした多くの収蔵品をデジタル化して公開をめざすデジタルアーカイブプロジェクトは、全学科の学生が参加可能なプロジェクトとなっています。興味のある学生はプロジェクトに参加してほしいと三野館長。こうした目標のほか、昭和女子大学や光葉博物館の歴史についての常設展を開くことを目標に活動していくとのことです。

 光葉博物館は、学生だけではなく広く一般に公開されています。機会があればぜひ訪れてみて下さい。


執筆者プロフィール

mizuno
水野 絢音
歴史文化学科
色々なことを経験したいです

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