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授業・学生の活躍
2025.02.27
【心理学科】2024年度実践科目「心理学総合演習C」成果発表会
各セクションが更新しているブログをピックアップ! 今回は心理学科の記事です。
心理学総合演習は、社会における心理学の役割を理解するとともに心理学の専門科目および他の関連科目の学びを統合し、幅広い能力と人間性を養うことを目的としたプロジェクト型学習です。今年度は、地域社会と連携するもの、特定のテーマや現象について深く探求する調査研究を行うものなど、多様な5つのプロジェクトが展開されました。
成果発表会では以下の5つのプロジェクトに参加した学生が、活動内容や学んだこと、今後に活かしたいことについて発表しました。 各プロジェクトの熱心な発表に対し、フロアからは質問が寄せられ、活発な議論が交わされました。
1. 三軒茶屋にある若者の居場所「あいりす」( 31名 )
世田谷区子ども・若者部子ども・若者支援課と連携した活動であり、小学校5年生~24歳までの女性のための身近な居場所づくりの企画・運営を行った。- 2024年度活動報告はこちら
2. 手作り工作を通じた遊びの支援(10名)
「おでかけひろばSHIP」「ほっとステイSHIP DAY NURSERY」「昭和小学校アフタースクール」での乳幼児の行動観察や「昭和小学校アフタースクール」での夏のスペシャルイベントの企画運営を行った。- 2024年度活動報告はこちら
3. wonder of the face(3名)
「顔」の認知をテーマに、メイクと錯視の関連性について、実際の目のメイクについて錯視の観点から展示発表を行った。学外への見学実習も計画中である。4. 音を楽しモーション(9名)
音楽に合わせて身体を動かしたくなる感覚である「グルーブ感」について、最新の研究動向について学んだ後、音が身体を動かすメカニズムの解明を目指し、モーションキャプチャーを用いた実際の実験研究を計画・実施中である。また、学園祭ではこのグルーブ感の体験コーナーを設置した。5. Gender and Religion(4名)
ジェンダーと宗教について幅広く学ぶプロジェクトである。東京レインボープライド、演劇「MIMOZA WAYS」、展覧会「大吉原展」を鑑賞したほか、教会・寺院・神社等を実際に訪問しお話を伺う中で、ジェンダーと宗教についてどのように向き合えばよいのかについて体験的に学び考えを深めた。- 2024年度活動報告はこちら
最後に、担当教員らから以下のコメントがありました。
プロジェクト活動を通して、学生の皆さんが主体性、問題解決能力、コミュニケーション能力、協調性、リーダーシップといった社会で活躍するために不可欠な能力を身につけられたことと思います。また、異学年の学生が協力してプロジェクトを進める中で、多様な価値観に触れ視野を広げられたことでしょう。このようなプロジェクトを通して得た経験や学びを、今後の学習やキャリア形成に活かしていくことを期待します。 |
「もっと深めたい」として継続する、あるは新たなチャレンジをする、どちらも可能です。 興味のあるプロジェクトにぜひ参加してみましょう!
〈 授業担当教員 田中 〉