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2025.01.21
【昭和学報】わたしの学科の『推し』~福祉社会学科編
今回は、「福祉社会学科」の推しポイントを、学科に所属する学報委員の2人が紹介します。
福祉社会学科には、社会福祉のジェネラリストを目指すためのカリキュラムや支援現場のリアルを知るための実践的な授業がたくさんあります。最初は知識が無くてももちろん大丈夫です。先生方や仲間がしっかりサポートしてくれます。同じ資格取得を目指す仲間と切磋琢磨できる環境も整っています。今回はそんな福祉社会学科の魅力をお届けします!
①ダブル資格
福祉社会学科の大きな魅力の一つである「卒業時に取得できる資格」についてご紹介します。
福祉社会学科では、所定の課程を修了することで「社会福祉士」「精神保健福祉士」の受験資格や「保育士」の国家資格を取得できます。さらに福祉系大学では珍しく、「社会福祉士」にプラスして「精神保健福祉士」か「保育士」を同時に取得できるようなカリキュラムになっているのが昭和女子大学福祉社会学科の特徴です。
ちなみに私は「社会福祉士」と「保育士」の2つの国家資格を目指して勉強しています。この組み合わせは、子どもと家庭を支える分野での就職を目指す際に特に役立つ資格です。
私は元々児童福祉分野に興味を持っていたのですが、社会福祉士の指定科目のみを勉強するよりも、保育士の勉強もできることで、より子どもの姿や子育て支援に関して深い理解につながっているという実感があります。
2024年度からこども家庭ソーシャルワーカーという認定資格が設けられたことからも、こども家庭福祉に造詣が深いソーシャルワーカーが今現場で求められていると言えます。一つの資格のみを目指す人や、資格取得を希望していない人と比べると、講義や実習が多く少し大変な面もありますが、保育分野や精神医療分野を社会福祉士の資格取得科目に加えて更に詳しく学べるのは、本学科ならではの強みです。
受験生のみなさんも、入学したらぜひダブル資格を検討してみてください。
②ソーシャルワークプロジェクトⅠⅡ
福祉社会学科の1年生は必修科目として「ソーシャルワークプロジェクト」を履修します。これは福祉社会学科の看板プロジェクト型授業です。福祉には障害者福祉、児童福祉、高齢者福祉など様々な分野があります。その中で、関心分野が同じ学生でチームを作り、プロジェクト活動を行っていきます。
前期授業では、外部講師の講話を聞き関心分野を選択します。その後、関心のあるテーマごとにチームを編成していきます。同時期には、課外活動を行うにあたってのマナー講座が実施されます。夏休み前に活動先への訪問や活動内容を計画し、主に夏休み期間で課外活動を行いました。後期授業では、パワーポイントを使って秋桜祭や報告会で発表を行いました。
プロジェクトの一例として私が取り組んだ活動を紹介します。私は、外部講師の講演を通じて、特に在日ウクライナ難民の方の話に感銘を受けました。そのため、このプロジェクトでは在日外国人支援をテーマに活動を行いました。具体的には、世田谷区で子育てをしている在日外国人家庭を対象に、子育てに役立つ情報をまとめたパンフレットを作成するという活動をしました。多くの方に手に取っていただけるよう、チーム内での話し合いや先生からのフィードバックを基にすべてやさしい日本語で表現しました。完成したパンフレットは、世田谷区内の子育てや国際交流に関連する施設で配布しました。
福祉社会学科には、社会福祉のジェネラリストを目指すためのカリキュラムや支援現場のリアルを知るための実践的な授業がたくさんあります。最初は知識が無くてももちろん大丈夫です。先生方や仲間がしっかりサポートしてくれます。同じ資格取得を目指す仲間と切磋琢磨できる環境も整っています。今回はそんな福祉社会学科の魅力をお届けします!
【学科の推しポイント】
①ダブル資格
福祉社会学科の大きな魅力の一つである「卒業時に取得できる資格」についてご紹介します。
福祉社会学科では、所定の課程を修了することで「社会福祉士」「精神保健福祉士」の受験資格や「保育士」の国家資格を取得できます。さらに福祉系大学では珍しく、「社会福祉士」にプラスして「精神保健福祉士」か「保育士」を同時に取得できるようなカリキュラムになっているのが昭和女子大学福祉社会学科の特徴です。
ちなみに私は「社会福祉士」と「保育士」の2つの国家資格を目指して勉強しています。この組み合わせは、子どもと家庭を支える分野での就職を目指す際に特に役立つ資格です。
私は元々児童福祉分野に興味を持っていたのですが、社会福祉士の指定科目のみを勉強するよりも、保育士の勉強もできることで、より子どもの姿や子育て支援に関して深い理解につながっているという実感があります。
2024年度からこども家庭ソーシャルワーカーという認定資格が設けられたことからも、こども家庭福祉に造詣が深いソーシャルワーカーが今現場で求められていると言えます。一つの資格のみを目指す人や、資格取得を希望していない人と比べると、講義や実習が多く少し大変な面もありますが、保育分野や精神医療分野を社会福祉士の資格取得科目に加えて更に詳しく学べるのは、本学科ならではの強みです。
受験生のみなさんも、入学したらぜひダブル資格を検討してみてください。
②ソーシャルワークプロジェクトⅠⅡ
福祉社会学科の1年生は必修科目として「ソーシャルワークプロジェクト」を履修します。これは福祉社会学科の看板プロジェクト型授業です。福祉には障害者福祉、児童福祉、高齢者福祉など様々な分野があります。その中で、関心分野が同じ学生でチームを作り、プロジェクト活動を行っていきます。
前期授業では、外部講師の講話を聞き関心分野を選択します。その後、関心のあるテーマごとにチームを編成していきます。同時期には、課外活動を行うにあたってのマナー講座が実施されます。夏休み前に活動先への訪問や活動内容を計画し、主に夏休み期間で課外活動を行いました。後期授業では、パワーポイントを使って秋桜祭や報告会で発表を行いました。
プロジェクトの一例として私が取り組んだ活動を紹介します。私は、外部講師の講演を通じて、特に在日ウクライナ難民の方の話に感銘を受けました。そのため、このプロジェクトでは在日外国人支援をテーマに活動を行いました。具体的には、世田谷区で子育てをしている在日外国人家庭を対象に、子育てに役立つ情報をまとめたパンフレットを作成するという活動をしました。多くの方に手に取っていただけるよう、チーム内での話し合いや先生からのフィードバックを基にすべてやさしい日本語で表現しました。完成したパンフレットは、世田谷区内の子育てや国際交流に関連する施設で配布しました。
パンフレットより 左: 世田谷区の公園MAP 右: 活動についての紹介
この科目の履修を通じて、私は以下の3つのスキルを身につけることができました。1つ目は、関心のあるテーマに基づいて活動を行う実践力です。個人では難しい大規模なプロジェクトも、チームの協力によって行うことができます。
2つ目は、課外訪問時のマナーについての理解です。私は訪問に関するマナーに不安がありましたが、マナー講座を受けることで自信を持って活動に臨むことができました。
3つ目は、プレゼンテーションを行う力と、他者のプレゼンテーションを聴く力です。授業内で多くの発表の機会が設けられているため、情報を伝える力を磨くことができます。また、異なる分野で活動する他のチームの発表を聴くことで、さらなる学びを得ることができます。
③北欧福祉研修プログラム
福祉社会学科では、毎年2年生の希望者を対象に北欧福祉研修を実施しています。北欧福祉研修とは、福祉大国として知られる北欧2カ国で福祉の理念や実践を学ぶための、学科独自の海外研修プログラムです。例年はフィンランドとデンマークを訪問しますが、今年度はデンマークで国際会議が行われる関係で訪問先がフィンランドとスウェーデンに変更されました。
2つ目は、課外訪問時のマナーについての理解です。私は訪問に関するマナーに不安がありましたが、マナー講座を受けることで自信を持って活動に臨むことができました。
3つ目は、プレゼンテーションを行う力と、他者のプレゼンテーションを聴く力です。授業内で多くの発表の機会が設けられているため、情報を伝える力を磨くことができます。また、異なる分野で活動する他のチームの発表を聴くことで、さらなる学びを得ることができます。
③北欧福祉研修プログラム
福祉社会学科では、毎年2年生の希望者を対象に北欧福祉研修を実施しています。北欧福祉研修とは、福祉大国として知られる北欧2カ国で福祉の理念や実践を学ぶための、学科独自の海外研修プログラムです。例年はフィンランドとデンマークを訪問しますが、今年度はデンマークで国際会議が行われる関係で訪問先がフィンランドとスウェーデンに変更されました。
今年度、プログラムに参加した学生にインタビューしました。
「森の保育園や家族リハビリセンター、核シェルターなど日本にはない施設を見学し、現地の職員からお話を伺いました。施設見学に加えて、フィンランドの伝統料理を味わったり、ガムラスタンやヘルシンキ教会を観光したりと、北欧ならではの文化を存分に楽しむことができました。自主訪問では叶えられない多くの施設を見学できるので、ぜひこの機会を活用してください」(福祉2年)
「森の保育園や家族リハビリセンター、核シェルターなど日本にはない施設を見学し、現地の職員からお話を伺いました。施設見学に加えて、フィンランドの伝統料理を味わったり、ガムラスタンやヘルシンキ教会を観光したりと、北欧ならではの文化を存分に楽しむことができました。自主訪問では叶えられない多くの施設を見学できるので、ぜひこの機会を活用してください」(福祉2年)
現地の保育所を訪問する様子
核シェルターを訪問する様子
【推し先生】 奥貫 妃文(おくぬき ひふみ)先生
①先生のプロフィールと研究分野
今回ご登場いただくのは、奥貫 妃文(おくぬき ひふみ)先生です。
専門分野としては、社会保障法や労働法です。元々は法律学を専攻していて、社会福祉士の資格は社会人になってから取得されたそうです。
先生が現在取り組んでいる研究テーマは
1. 外国人の社会権(特に生存権)の法的研究
2. 若年女性の貧困、生活困窮、社会的孤立をめぐる法的研究
3. 社会福祉と動物愛護をめぐる研究 の3つです。
②先生の推しポイント
先生の主な担当科目は「社会保障Ⅰ・Ⅱ」「貧困に対する支援」「刑事司法と福祉」です。授業を通じて、一見難しそうな法律・制度の仕組みや支援の在り方を分かりやすく学べます。奥貫先生の魅力は、講義で学ぶ“理論”と、実際に社会で起こっている問題を知る“実践”の2つが 融合している点です。 特に印象的なのは、外部講師を招いたリアルな現場の話を聞ける機会や、授業外で希望者が参 加できる裁判傍聴があることです。 例えば、東京地裁での裁判傍聴では外国人と生活保護受給を巡る問題がテーマになり、日本で の支援や法制度の課題を深く理解するきっかけとなりました。そして何より、記者会見で堂々と 意見を述べる先生はとても格好良かったです!
詳しくはこちら→昭和女子大学「福祉社会学科 奥貫妃文 教授 弁護士JPニュースにコメント掲 載」
福祉社会学科を志望している受験生へメッセージ
最後に先生から受験生のみなさんへのメッセージをお届けします。
「大学生になったら何かやってみたいと思っている人へ、昭和女子大学では一歩踏み出しさえすれば自分次第で活躍できる場がたくさんあります。 ちなみに、福祉社会学科の23年度の社会福祉士・精神保健福祉士の合格率は100%で、資格を取 得したい人にも心強いです!」
先生の主な担当科目は「社会保障Ⅰ・Ⅱ」「貧困に対する支援」「刑事司法と福祉」です。授業を通じて、一見難しそうな法律・制度の仕組みや支援の在り方を分かりやすく学べます。奥貫先生の魅力は、講義で学ぶ“理論”と、実際に社会で起こっている問題を知る“実践”の2つが 融合している点です。 特に印象的なのは、外部講師を招いたリアルな現場の話を聞ける機会や、授業外で希望者が参 加できる裁判傍聴があることです。 例えば、東京地裁での裁判傍聴では外国人と生活保護受給を巡る問題がテーマになり、日本で の支援や法制度の課題を深く理解するきっかけとなりました。そして何より、記者会見で堂々と 意見を述べる先生はとても格好良かったです!
詳しくはこちら→昭和女子大学「福祉社会学科 奥貫妃文 教授 弁護士JPニュースにコメント掲 載」
福祉社会学科を志望している受験生へメッセージ
最後に先生から受験生のみなさんへのメッセージをお届けします。
「大学生になったら何かやってみたいと思っている人へ、昭和女子大学では一歩踏み出しさえすれば自分次第で活躍できる場がたくさんあります。 ちなみに、福祉社会学科の23年度の社会福祉士・精神保健福祉士の合格率は100%で、資格を取 得したい人にも心強いです!」
最後に...
社会福祉の対象は特定の人だけでなく、この社会に暮らしている皆さん全体です。つまり、誰もが社会の一員として、社会福祉に関係していると言えます。
私は、学生時代の4年間を通じて社会福祉を学ぶことは、「誰かを支える方法」だけでなく、「自分の役割や生き方」を見つけることでもあると思っています。もしあなたが将来社会福祉に直接関わる仕事に就くことを考えていなくても、大学生活の中で福祉を学ぶことは、人と社会を深く知り、自分自身も成長できるチャンスでもあると感じています。
変化の激しい時代の中で、これからの進路選択に迷いも多いかもしれません。私も受験生の頃は不安でいっぱいでしたが、非常に充実した大学生活を送っています。
皆さんにお会いできる日を心から楽しみにしています!
社会福祉の対象は特定の人だけでなく、この社会に暮らしている皆さん全体です。つまり、誰もが社会の一員として、社会福祉に関係していると言えます。
私は、学生時代の4年間を通じて社会福祉を学ぶことは、「誰かを支える方法」だけでなく、「自分の役割や生き方」を見つけることでもあると思っています。もしあなたが将来社会福祉に直接関わる仕事に就くことを考えていなくても、大学生活の中で福祉を学ぶことは、人と社会を深く知り、自分自身も成長できるチャンスでもあると感じています。
変化の激しい時代の中で、これからの進路選択に迷いも多いかもしれません。私も受験生の頃は不安でいっぱいでしたが、非常に充実した大学生活を送っています。
皆さんにお会いできる日を心から楽しみにしています!
執筆者プロフィール

彼末茉耶
福祉社会学科

東出みすゞ
福祉社会学科