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2024.12.06
【昭和学報】わたしの学科の『推し』~現代教養学科編
「どの学科を受験するか決められない!」「実際に入学した学生の気持ちを知りたい!」そんなあなたのために、各学科の学生に自身の所属学科の『推し』ポイントを語ってもらうことにしました。主観的な内容が多く含まれた記事となっています。一学生のリアルな気持ちとして受け止めていただければと思います。
第一弾は、執筆者である私の所属学科「現代教養学科」の推しポイントです。
現代社会の成立のプロセスや現代社会理論の基本的な考え方について学びます。「社会構想」領域の基礎科目群に位置する科目で、担当は鳥越信吾先生です(2024年度後期時点)。私はこの科目を履修している最中で、まだ9回しか授業を受けていません。しかし、それでも既に「私の推し授業はこれだ」と確信しています。
第一弾は、執筆者である私の所属学科「現代教養学科」の推しポイントです。
【推し授業】グローバリゼーションの社会学
現代社会の成立のプロセスや現代社会理論の基本的な考え方について学びます。「社会構想」領域の基礎科目群に位置する科目で、担当は鳥越信吾先生です(2024年度後期時点)。私はこの科目を履修している最中で、まだ9回しか授業を受けていません。しかし、それでも既に「私の推し授業はこれだ」と確信しています。

「グローバリゼーションの社会学」講義中の鳥越信吾先生
講義では主に著名な社会学者による理論を学ぶことで、現代グローバル社会が抱える課題に向き合うための基礎知識を習得します。一番印象に残っている講義は、「資本主義はどのようにして生まれたのか」について追究した、マックス・ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』に関する講義です。「資本主義は産業革命によって生まれた」という教科書通りの認識が一新される感覚は、思わず感動してしまうほどに衝撃的なものでした。各回で学んだ点が線になってつながっていくような連続性のある授業は、学びの楽しさを実感させてくれます。先生の解説が本当に分かりやすいので、毎回の授業が楽しくてノートをとる手が止まりません。私の周りでもファンが多い授業の一つです。「絶対に欠席したくない!先生の言葉の一言一句を逃したくない!」。心からそう思っています。
いつも穏やかで優しくて、かけてくださる言葉の全てが温かい天笠先生。メディア・コミュニケーション論ゼミを担当されていて、主な開講科目はネットワーク社会論やソーシャルメディア論などです。「人と人とのつながり」を専門分野として、つながりを科学する社会的ネットワーク論を中心に研究されています。
授業では学生の興味関心に沿った話題をたくさん織り込んでくださるため、終始楽しく学ぶことができます。私が個人的にお世話になっている先輩方も、「天笠先生の授業は現代(注1)ならでは」「現代に入って良かったと思わせてくれる授業」と絶賛していました。
【推し先生】天笠邦一先生
いつも穏やかで優しくて、かけてくださる言葉の全てが温かい天笠先生。メディア・コミュニケーション論ゼミを担当されていて、主な開講科目はネットワーク社会論やソーシャルメディア論などです。「人と人とのつながり」を専門分野として、つながりを科学する社会的ネットワーク論を中心に研究されています。
授業では学生の興味関心に沿った話題をたくさん織り込んでくださるため、終始楽しく学ぶことができます。私が個人的にお世話になっている先輩方も、「天笠先生の授業は現代(注1)ならでは」「現代に入って良かったと思わせてくれる授業」と絶賛していました。
(注1)現代教養学科の略称。

天笠邦一先生
11月9日・10日に開催された秋桜祭には天笠ゼミの卒業生の先輩方が来られて、天笠先生と談笑されていました。初代の天笠ゼミで学ばれていた先輩から、昨年度にご卒業された先輩まで、たくさんの卒業生に囲まれている先生の姿を拝見し「なんて愛されている先生なんだろう」と感じました♩学生一人一人を等しく温かく見守ってくださる、本当に素敵な先生です。
・4年生 近藤和穂さん
私がはじめて近藤さんのことを知ったのは大学1年生のときで、学寮研修がきっかけでした。学寮研修とは、昭和女子大学の学寮施設を訪れる宿泊型研修のことです。1年生と3年生の研修は合同で実施され、プログラムの一つであるグループディスカッション・プレゼンテーションも1、3年生混合のグループで行います。私は偶然近藤さんと同じグループで活動することになりました。その際に、近藤さんのグループをまとめる力、アイデアを言葉にする力、視野の広さに感銘を受け、「私もこんな学生になりたい」と強く感じました。
私は現在「社会問題概観」という現代教養学科の専門科目を受講しており、近藤さんも受講されています。受講者が自由に社会課題テーマを選択し、そのテーマに関するプレゼンテーションを行うのですが、そこでも近藤さんの発表が本当に素晴らしくて印象的でした。内容の奥深さはもちろんのこと、堂々とした立ち振る舞いがかっこよくて自然と話を聞いていたくなります。私も先輩のような魅力的な人間になれるよう、現代教養学科で学びを深めていきます。
【推し先輩】
・4年生 近藤和穂さん
私がはじめて近藤さんのことを知ったのは大学1年生のときで、学寮研修がきっかけでした。学寮研修とは、昭和女子大学の学寮施設を訪れる宿泊型研修のことです。1年生と3年生の研修は合同で実施され、プログラムの一つであるグループディスカッション・プレゼンテーションも1、3年生混合のグループで行います。私は偶然近藤さんと同じグループで活動することになりました。その際に、近藤さんのグループをまとめる力、アイデアを言葉にする力、視野の広さに感銘を受け、「私もこんな学生になりたい」と強く感じました。
私は現在「社会問題概観」という現代教養学科の専門科目を受講しており、近藤さんも受講されています。受講者が自由に社会課題テーマを選択し、そのテーマに関するプレゼンテーションを行うのですが、そこでも近藤さんの発表が本当に素晴らしくて印象的でした。内容の奥深さはもちろんのこと、堂々とした立ち振る舞いがかっこよくて自然と話を聞いていたくなります。私も先輩のような魅力的な人間になれるよう、現代教養学科で学びを深めていきます。

2023年度の学寮研修にて撮影。左から近藤さん、学科長のシム先生、福田こまちさん
【最後に】
私は現代教養学科のことが本当に大好きです。先生と学生の距離は非常に近く、親身になって接してくださる先生方ばかりです。一学年あたりの人数が100人前後と多すぎないことから、先生方は学生の顔や名前を覚えてくださいます。偶然廊下でお会いした先生と、そのまま話し込むこともしばしば・・・。この環境で学ぶことができて幸せです。
本記事では、私の学科愛を込めて、厳選した推しポイントをご紹介しました。現代教養学科の魅力が少しでも伝わっていましたら幸いです!

私にとって、現代教養学科の一番の推しポイントは、先生方と助手の皆さんのあたたかさです!
執筆者プロフィール

水野真結
現代教養学科