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2024.10.02

【心理学科】2024年度実践科目「心理学総合演習C」三軒茶屋にある若者の居場所あいりす 活動報告

各セクションが更新しているブログをピックアップ! 今回は心理学科の記事です。
昭和女子大学の心理学科では、心理学を社会に活かす方法を体験的に学ぶ「心理学総合演習」という実践科目を開講し、さまざまなプロジェクト活動を展開しています。
今回、夏季休暇中に実施したイベントの開催報告をお届けします。

― 「あいりす」とは

世田谷区との「若者支援の分野における連携協力に関する協定」に基づき、世田谷区子ども・若者支援課と連携し、昭和女子大学心理学科の学生が運営するのが三軒茶屋にある若者の居場所「あいりす」です。小学校5年生 ~ 24 歳までの女性のための居場所づくりを行うプロジェクトです。授業で学んでいる臨床心理学や心理支援の知識を活かしながら、利用される方が安心して過ごせる居場所づくりに取り組んでいます。 普段は世田谷区役所三軒茶屋分庁舎5階で開室しています。

ただし今年度は、改修工事のため開室できない日があることから、他の施設への見学などにも行っています。 今回は、世田谷区にあるもう一つの居場所「たからばこ」へ見学に行ってきました。

「たからばこ」とは

小学校5年生から中学生、高校生世代のための居場所づくりを行うプロジェクトです。上北沢にある「岡さんのいえTOMO」にて、日本大学文理学部の大学生が運営主体となって活動しています。

見学当日・感想

7月 31 日(水)に、あいりすプロジェクト担当の増淵先生と私含めた3人の学生が代表で訪問しました。 「岡さんのいえTOMO」は、おじいちゃん・おばあちゃんの家のようなあたたかみがあり、あいりすとは違った安心感のある空間で出迎えていただきました。

スタッフさんから丁寧にご説明いただき、同じ居場所づくりのプロジェクトでも異なった、たからばこの特徴が見えてきました!

対象年齢があいりすよりも限られており、若い利用者さんが多いイメージでしたが、性別は問わないうえ、曜日や時間帯により同じ場所が「たからばこ」以外の様々な活動でも利用されているため、実際はいろいろな世代の方々が利用し、多世代交流もあるそうです。多くの人にとって足を運びやすい居場所となるよう、それぞれの利用者さんに応じた対応を工夫していることをたくさん教えていただきました。
またキッチンがあるため、みんなでご飯を作ったり食べたり、料理のイベントを開催したり、食事を楽しむ活動が多いことも印象に残りました。

私はあいりすで広報を担当しており、広報活動に力を入れたいと思っているため、SNSを用いた広報活動についてもお聞きしました。

最後に同じ場所で運営されている駄菓子屋さんで駄菓子を購入し、庭で育てていたミニトマトもいただいて記念撮影。いつか「あいりす」と「たからばこ」で一緒に活動できたら、というお話もして見学は終了しました!

「あいりす」の今後の活動について

今回学んだことを今後の活動に活かせるように頑張りますので、ぜひSNS等で最新情報をチェックしていただけると嬉しいです。
イベントの詳細や、あいりすの普段の活動の様子などが見られます↓
「三軒茶屋にある若者の居場所あいりす」プロジェクト X
 「三軒茶屋にある若者の居場所あいりす」プロジェクト Instagram
これからもあいりすが居心地のよい安心できる場所となれるよう活動していきます。

〈3年・鳥生 〉
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