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2024.06.17
【昭和学報】データサイエンス副専攻プログラム
データサイエンス副専攻とは
昭和女子大学では、全学科の学生に対し、「データサイエンス副専攻プログラム」を提供しています。副専攻プログラムを修了した学生には、卒業時に修了証が授与されます。2023年度末にデータサイエンス副専攻の所定の単位をすべて修了した歴史文化学科4年生の多田さんに取材しました。
昭和女子大学では、全学科の学生に対し、「データサイエンス副専攻プログラム」を提供しています。副専攻プログラムを修了した学生には、卒業時に修了証が授与されます。2023年度末にデータサイエンス副専攻の所定の単位をすべて修了した歴史文化学科4年生の多田さんに取材しました。
なぜ履修したのか、きっかけを教えてください。
父に勧められたのがきっかけです。これからの時代、AIが発達して当たり前のものになってくるから、文系科目専攻の人もデーターサイエンスを理解することで社会に順応しやすくなると言われました。データサイエンス=理系科目というイメージがあり、苦手意識はあったのですが、先生方が初心者にもわかりやすいように説明してくださったので、無理なく勉強できたと思います。
3つの科目群があり、「データサイエンス・コア」「数理系科目群」「社会科学科目群」に分かれています。データサイエンス・コアは、入門から始まり、演習ⅠからⅡ、Ⅲを順番に受講していきました。入門では、データサイエンスの諸分野についての概要を学びます。演習ではExcelやPythonを使い、データの読解、説明、操作を学び、自分でも説明できるようにします。その他にも、様々な演習を通し、データの分析や活用について学びました。
一番大変だったのは、プログラミングコードを書くことです。文字や記号が一文字でも違うと、エラーが出てしまい、完璧な状態をつくらなければならないことに苦戦しました。また、そのデータから何を読み取るのか、考察するのもすごく難しかったです。
データの整理、分析、考察を行ってデータに基づいた考えを学ぶことができました。自分の考えをデータと共に説明するのは、簡単ではなかったのですが、何事も諦めずにやり切ることの意義を学びました。
データサイエンスは、これから先、必要不可欠なものだと思っています。就職活動の際に何社かにシステムエンジニアとして応募していて、知識があるのとないのでは土台が違うのかなと考えています。また、専門的にデータサイエンスを扱わない仕事でも、これからの時代に順応するために必要なものであると思うし、いつかデータサイエンスで学んだことを生かす機会が必ずあると思うので、学んだ方が良いと思っています。
データサイエンスは、近年社会の注目を集めているところですが、文系理系問わず、すべての学問領域に関わる方法論であり、企業などにおける活用可能性も非常に高い手法です。また、AIの目覚ましい発展で分かる通り、データサイエンスの学問的発展はすさまじく速く、今後、他の学問領域や社会全体のあり方を大きく変える可能性があります。
その意味では、学生の皆様には本学で学んでいる間に少しでもデータサイエンスに触れ、その素養を身に着けておいていただきたいと感じています。データサイエンス副専攻は数学が苦手な方でも無理なく取り組めるカリキュラムを用意しています。修了された学生の満足度も高いと伺っているので、少しでも関心のある方はぜひ挑戦してみてください。
文系と理系の垣根を超えた学問であるデータサイエンス。私も今回のインタビューを通して、実用性も高く、自分の視野を広げられる学問であると実感しました。また、「データサイエンス」という言葉を初めて聞いた時は、苦手意識を持っていましたが、想像以上に面白く、将来にも役立てることができるのだとわかりました。少しでも興味を持った方は、ぜひ挑戦してみてください。
どんなことを勉強しましたか?
3つの科目群があり、「データサイエンス・コア」「数理系科目群」「社会科学科目群」に分かれています。データサイエンス・コアは、入門から始まり、演習ⅠからⅡ、Ⅲを順番に受講していきました。入門では、データサイエンスの諸分野についての概要を学びます。演習ではExcelやPythonを使い、データの読解、説明、操作を学び、自分でも説明できるようにします。その他にも、様々な演習を通し、データの分析や活用について学びました。
修了するまでに大変だったことは何ですか?
一番大変だったのは、プログラミングコードを書くことです。文字や記号が一文字でも違うと、エラーが出てしまい、完璧な状態をつくらなければならないことに苦戦しました。また、そのデータから何を読み取るのか、考察するのもすごく難しかったです。
学んで得られたものを教えてください。
データの整理、分析、考察を行ってデータに基づいた考えを学ぶことができました。自分の考えをデータと共に説明するのは、簡単ではなかったのですが、何事も諦めずにやり切ることの意義を学びました。
これからどんなことに生かしていきたいですか?
データサイエンスは、これから先、必要不可欠なものだと思っています。就職活動の際に何社かにシステムエンジニアとして応募していて、知識があるのとないのでは土台が違うのかなと考えています。また、専門的にデータサイエンスを扱わない仕事でも、これからの時代に順応するために必要なものであると思うし、いつかデータサイエンスで学んだことを生かす機会が必ずあると思うので、学んだ方が良いと思っています。
データサイエンス副専攻を担当している全学共通教育センター長の藤島喜嗣教授からもメッセージをいただきました。
データサイエンスは、近年社会の注目を集めているところですが、文系理系問わず、すべての学問領域に関わる方法論であり、企業などにおける活用可能性も非常に高い手法です。また、AIの目覚ましい発展で分かる通り、データサイエンスの学問的発展はすさまじく速く、今後、他の学問領域や社会全体のあり方を大きく変える可能性があります。
その意味では、学生の皆様には本学で学んでいる間に少しでもデータサイエンスに触れ、その素養を身に着けておいていただきたいと感じています。データサイエンス副専攻は数学が苦手な方でも無理なく取り組めるカリキュラムを用意しています。修了された学生の満足度も高いと伺っているので、少しでも関心のある方はぜひ挑戦してみてください。
文系と理系の垣根を超えた学問であるデータサイエンス。私も今回のインタビューを通して、実用性も高く、自分の視野を広げられる学問であると実感しました。また、「データサイエンス」という言葉を初めて聞いた時は、苦手意識を持っていましたが、想像以上に面白く、将来にも役立てることができるのだとわかりました。少しでも興味を持った方は、ぜひ挑戦してみてください。
執筆者プロフィール

三浦 明日香
現代教養学科
色々な人に取材したいです!
色々な人に取材したいです!