【国際文化研究所】Stefan Haukur Johannesson駐日アイスランド大使によるセミナーを開催

各部門が更新しているブログから記事をピックアップ！今回は国際文化研究所の記事です。

昭和女子大学国際文化研究所では、学生にグローバルな視点で各国の社会課題に対する問題意識を持たせることを目指し、2022年１月以降、セルビア、ジャマイカ、ノルウェー、メキシコ、フィンランドの大使らを講師に迎え、グローバルセミナーを定期的に開催してきました。当日は、昭和女子大学の学生が英語で司会・運営を行い、日本との関係や各国の概況にとどまらず、ジェンダーに関する動向や女性の社会進出について、日本との比較などを学んでいます。

昭和女子大学国際文化研究所はグローバルセミナーの第６弾として、アイスランド大使講演会を６月５日に開催しました。

近年、アイスランドへの観光熱は日本でも高まっています。Johannesson大使は魅惑的なアイスランドについて様々なお話をしてくださいました。今の観光人気は、実は、2010年の火山噴火がきっかけ（認知度アップの結果）だったこと、アイスランドの若者に人気の外国語は英語に次いで日本語であることなどは、特に意外で興味深かったです。

アイスランドのジェンダー事情や取り組みについても詳しくお話ししてくださいました。アイスランドは男女平等指数ランキングで 14 年連続の世界１位を獲得しています。それには国の先進的な政策も当然関係しています。（ ※ 2024年６月12日に世界経済フォーラムが発表した最新の統計で、15年連続世界１位となりました。）しかし、国民の思考態度や人々に尊敬される真の女性ロールモデルの存在も大きな役割を果たしたと教えてくれました。大使のお話からは男女平等１位の地位に驕らず、謙虚な姿勢で更なる改善を目指す心意気を感じました。

( チャンマーク )

詳細はこちら（国際文化研究所ブログ）

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