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授業・学生の活躍
2024.06.03

【福祉社会学科】〈 授業紹介 〉子どもの施設の成り立ちを学んでいます「 社会的養護 Ⅰ」

各セクションが更新しているブログをピックアップ! 今回は福祉社会学科の記事を紹介します。

全15回の前期授業のうち、早いもので多くの授業科目で5回目となり、徐々に学びが専門的になっています。

「 社会的養護 」 は保育士資格に必須の科目で、今年度は例年の倍以上の学生が受講しています。講義科目ではありますが、2年生から4年生まで80名弱の受講があるので意見交換の時間を複数回設ける予定です。

これまで、社会的養護とはなにか、子どもの権利とは、といったことを学びました。次は社会的養護の映画を通して歴史的な理解を深めます。日本で初めての知的障がい児施設の礎をつくった石井筆子、不良少年には家庭的な場が必要と児童自立支援施設を設立した留岡幸助、19世紀イギリスの孤児が主人公の「オリバー・ツイスト」の3作品から、どれを観たいか受講者に選んでもらいました。 結果、海外の救貧政策や孤児の状況、イギリスの階級社会のことが知りたいという意見が多数あり、「オリバー・ツイスト」を観ることになりました。

自分とは違う境遇にある人について映画を通して理解力を高めたい、との声もありました。時代や国、性別や年齢が違っても、社会的な立場が弱い人の声を聴く方法、社会を変えるための手立てを一緒に考えていきたいです。







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