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2024.04.26

【管理栄養学科】DOHaDに基づくレシピ動画をつくってシェア!「どどメシプロジェクト」

各セクションが更新しているブログをピックアップ! 今回は管理栄養学科の記事です。
今回は管理栄養学科の学生が参加する「どどメシプロジェクト」を紹介します。

「どどメシプロジェクト」とは、慶應義塾大学医学部産婦人科 春日義史先生のもと、日本女子大学、東京医療保健大学、昭和女子大学の学生が参加する、4大学連携プロジェクトです。医学・栄養学・助産学を学ぶ学生たちが同世代へ向けて、それぞれの専門分野のコンテンツを提供していきます。
 
プロジェクト名の「どどメシ」は、「 DOHaD飯 」を語源としています。
どどメシプロジェクトでは、DOHaD(ドーハド)1 や プレコンセプション ※2 という概念に基づいて、妊娠前からの女性だけでなくパートナーである男性にもその考えを知ってもらい、予防的な生活習慣の改善についての適切な情報提供を行います。具体的には、妊娠・出産を意識するより前の、若い世代を対象としているため、若い方への影響力が強い Instagram に健康情報コンテンツを提供します。

   DOHaDとは、Developmental Origins of Health and Diseaseの略であり、「将来の健康や特定の病気へのかかりやすさは、胎児期や生後早期の環境の影響を強く受けて決定される」という概念です。
 プレコンセプションとは、若い世代(女性と夫・パートナー)のためのヘルスケアであり、現在のからだの状態を把握し、将来の妊娠やからだの変化に備えて、自分たちの健康に向き合うことです。


DOHaD に基づく予防的なアクションとして、特に、適切な栄養摂取が重要と考えられています。どどメシプロジェクトにおいて、本学の管理栄養学科の学生はレシピ動画を Instagramに提供します。本学では、昨年11月からミーティングを重ね、動画で使用する栄養素やコンテンツに添付する料理マークの決定、若い男性にも無理なく調理してもらえるポイント等を考えながら準備を進めてきました。この春休みには、本学の3年生を中心にレシピ動画の撮影を始めましたのでその風景をご紹介します。
 
撮影場所は調理室ではなく、なんと研究室です。パソコンや書棚を背にYouTubeの動画制作さながらの撮影風景です。お料理がおいしく“映える”ように光を調整したり、背景や画角を調整したり、試行錯誤しながら行っています。
 
撮影した動画は、5月にInstagramで公開予定です。その際には是非フォローをして、一人暮らしの大学生でも実践できる簡単・栄養満点レシピを参考にして実践していただけましたら幸いです。

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