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キャンパスライフ
2023.12.22

【昭和学報】秋桜祭の紹介《 Part 1 》学科ブース

 11月11、12日に昭和女子大学の学園祭「秋桜祭」が開かれました。クラブ・サークルの出し物に加えて、プロジェクトや学科、ゼミ、学生有志などのブース展示と模擬店が行われました。4年ぶりにコロナ前に戻った今年は野外ステージが特設され、お笑いライブやクラブ発表も行われました。
 
 両日ともに冬の訪れを感じさせる寒さとなりましたが、多くの来場者でにぎわった秋桜祭を複数回に分けて紹介します。今回は、学科の出し物を紹介します。


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心理学科

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 心理学科は、学生有志とプロジェクト「あいりす」がブースを展開しました。有志学生による、心理学の実験にチャレンジできるコーナーが4つあり、このうち、「鏡映描写」を体験してみました。
 これは、利き手でない方の手を使って、手元を見ずに上下左右反対に映る鏡を見ながら、星の形をなぞります。1回目は頭が混乱して何回もはみ出てしまい、中々進めませんでした。その後、2回練習をしてコツを掴み、2回目の時は1回目よりもはみ出た回数が少なく、早くできました。これを「正の転移」と言うそうです。体験が終わった後、学生が実験の概要や現象について詳しく教えてくれました。

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こころの居場所「あいりす」は、心理学総合演習の授業の一環で、社会の活動と心理学のつながりを体験的に学ぶプロジェクトです。現在は、1~4年生24人が参加しています。世田谷区と昭和女子大学の協力協定に基づく連携プロジェクトで、小学校5年生から24歳までの女性の若い女性を対象に活動しています。
 利用者さんとカードゲームや手芸をしたりお菓子を食べながら会話を楽しんだり、フランクにコミュニケーションを取っているそうです。今年は8月にかまど・水遊びイベント、10月にはハロウィンイベントを催し、さらに季節に関するイベントを計画中です。大学で勉強したことを社会の中で活かせる点が魅力だと思います。学生にとっても利用者の方にとっても「こころの居場所」となるプロジェクトです。

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初等教育学科

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 初等教育学科では有志の学生による「すこしおくれたなつまつり」が行われ、楽しそうに遊ぶ子どもで賑わっていました。7月の学寮(学科ごとの宿泊研修)で使った道具を再利用して、企画したものです。ただし、秋桜祭で集まった有志学生の大半は学寮委員ではなく、学寮で遊びを体験したそうです。
 子どもの年齢に応じて難易度を変えたりやさしい言葉で説明するなど遊びを理解しているからこその工夫や、子どもの目線に合わせて目を見て説明をする姿やキャッチーなイラストを使用するなど教育者・保育者を目指す学生ならではの工夫も見られました。子どもにとっても学生にとっても良い経験になったと思います。

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 今回は、学科の出し物についてまとめました。紹介した以外にも、様々な学科が学修成果を発表していました。他の学科が普段どのようなことを学んでいるのか、学科のホームページやブログを覗いてみてはいかがでしょうか。次回は、プロジェクト活動です。


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執筆者プロフィール

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高橋和奏

人間社会学部初等教育学科。
マイブームはTRPG。
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