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現地交流
2023.10.01

飢餓撲滅ボランティア

 残念ながらボストンのような近代都市でも貧困のために十分に食べることができない人たちが多くいます。育ち盛りの子供たちを持つ親にとっては深刻な問題です。昭和ボストンの学生たちは飢餓問題をなくすことを目標にボランティアをしています。

 グレーター・ボストンのYMCAは、ボストン有数の飢餓予防機関の一つです。学生ボランティアたちは、組立ライン方式で素早く効率的に作業を行い、イースト・ボストンにある集荷場行きのトラック1台分の食糧を袋に詰めました。その日、センターは人手不足で、学生たちの働きは高く評価されました。

 学生たちは授業でグレーター・ボストン・フード・バンク(GBFB)の研究もしており、YMCAはGBFB とも連携して飢餓をなくすことを目標にしています。

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 また、ボストン・ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブで毎週ボランティアをしている昭和の学生たちは、飢餓問題に関する非営利教育団体TABLE FOR TWOが提供する3部構成の料理教室のサポートをしました。Table for Two和食育カリキュラムは、アメリカの幼稚園児から12歳の児童・生徒を対象に、日本文化にヒントを得た食育レッスンを提供しています。

 学生ボランティアたちは手巻き寿司のデモンストレーションを行い、ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブの子どもたちに食育と健康的な食生活について話をしました。また、Table for Twoのインストラクターとタフツ大学栄養学部の学生の協力のもと、昭和の学生が日本食文化を紹介しました。
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