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2023.10.20
【プロジェクト型学修】現代ビジネス研究所「多気町応援プロジェクト」三重県多気町での現地研修レポート
昭和女子大学のプロジェクト情報サイト「 S-LABO 」から各チームの近況をピックアップ!
現代ビジネス研究所の多気町応援プロジェクトは三重県多気町と協働し、人口減や若者の流出を課題とする地方自治体が持続可能な未来を築いていくための対策を学生が当事者意識をもって考案しながら、地方創生問題の本質について学びを深めています。
現代ビジネス研究所の多気町応援プロジェクトは三重県多気町と協働し、人口減や若者の流出を課題とする地方自治体が持続可能な未来を築いていくための対策を学生が当事者意識をもって考案しながら、地方創生問題の本質について学びを深めています。
今年度は8月20日(日)から23日(水)の4日間にかけて、三重県多気町での現地研修を行いました。
20日の朝に東京を出発し、名古屋駅から快速みえに乗り、お昼頃から多気町での活動を開始しました。到着してすぐに、五桂池ふるさと村にある高校生レストラン「まごの店」に向かい、多気町内の相可高校食物調理科の学生が作る花御膳を頂きました! まごの店は、接客やコスト管理を体験する場を必要としていた相可高校と、地元農業者や農産物にスポットが当たる取り組みを模索していた多気町の思いが重なり、日本で唯一の、高校生が運営するレストランとしてスタートしたそうです。また名前の由来は、五桂池ふるさと村内にある地域の特産物直売店の「おばあちゃんの店」の隣でスタートしたことから、高校生は孫の世代に当たるとして、「まごの店」と名付けられたそうです。メニューは多気町でとれる食材を活かしたお料理で、その中でも、松阪牛が入っているだし巻き卵はとても美味しかったです!
昼食後には勢和図書館に向かい、多気町出身である写真家の中里さんの講演会に参加しました。中里さんは全国にある小屋の撮影をしています。小屋と地域の特徴性や関連性についてお話を伺い、「たまたま」や「偶然」の重要性について再確認することができました。
その後は、「古民家カフェcoco」に向かいました。このカフェは築100年以上の古民家を改造し、父娘によって経営されています。焼き菓子などに使っている原材料は、全て無農薬・無化学肥料で育てて作った自家製のものを使用しています。 私は、メロンとブルーベリーの入ったシフォンケーキとアイスカフェラテをいただきました。使用している材料が自家製であるということや築100年以上であることに驚きでしたが、この見た目で1000円以内でいただくことができるということにも驚きました。また店内は賑わっていて、地元の方もいらっしゃったことから、観光客からも地元の方からも愛されているカフェであるということも知ることができました。
おいしいスイーツをいただいたあとは、「元丈の館」に向かいました。多気町は本草学者の野呂元丈の生誕地であり、元丈の館では野呂元丈や薬草にちなんだ展示や、薬草入りの足湯などがあります。実際に私たちも薬草入りの足湯に入り、一日の疲れを落としました。朝早くの出発でタイトなスケジュールだったこともあり、リラックスできる時間となりました。 また元丈の館には多気町の物産もあり、都内では値段が高い野菜なども、ここの野菜はサイズが大きく値段も安かったのでびっくりしました!
私自身、三重県に訪れるのが初めてだったので、非常に有意義な一日で楽しい思い出となりました。今後も、メンバーと協力しながら一人でも多くの方に多気町の魅力を発信できるように頑張ります! またS-LABOを通して現地研修の様子や学内での活動もアップしていきますので、楽しみにしていてください!
今後とも多気町応援プロジェクトをよろしくお願いいたします。
昭和女子大学では、社会や企業が抱える課題を学生独自の目線で解決する「プロジェクト型学修」を実施しています。プロジェクト型学修を通じて、学生は社会や企業から評価を受けながら、課題を発見・解決する思考力や行動力を養い、自分の強みを発見することができます。 昭和女子大学のプロジェクト情報サイト「S-LABO」には、現在進行中のプロジェクトのレポートを掲載しています。 |