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2021.06.24
海外にいるパートナーと1対1で交流、互いの言語で話し合う「LEPP」日本にいながら海外の文化を体感
昭和女子大学では、学生が1学期間を通して週1回1時間程度、パートナーの海外の大学生や社会人と互いの言語を使用してオンラインで相互学習・交流する「Language Exchange Partner Program(LEPP)」を実施しています。2020年度は英語と韓国語のプログラムを開催しました。
LEPPを通じてどのような学びがあるか、韓国語を選択して参加した健康デザイン学科4年・奥木巴瑠菜さんに話を聞きました。
なぜ韓国語を学んでいるのですか?
普段は健康デザイン学科でスポーツ栄養学を学んでいます。同時にK-POPなどの韓国の文化にも関心があり、韓国語を独学で学んできました。1年次の夏休みにはソウル女子大学校に1か月間の短期留学をしています。ペアになった相手とはどのような会話をしましたか?
今回LEPPでペアを組んだのは韓国・淑明女子大学校(協定校)の学生でした。ペアは、国際交流センターの職員が語学の習熟度を中心に、学年や趣味などを考慮してマッチングしてくれます。プログラムでは、私が韓国語で質問し、彼女が日本語で回答するなど、互いの言語をともに学びました。正しい発音を教えてもらう場面もあり、成長につながりました。
お互いの国のインスタント食品を紹介しあう様子
LEPPのよかったところを教えてください。
教科書等にはない、現地の実際の”会話”を聞くことができたと感じています。単語や文法を勉強するのとは全く異なる、本物の「会話」をしているという実感がありました。現地で流行っている言葉だけでなく、文化や流行など、現地に行くことはできない中でも知ることができてとても面白かったです。ペアで話したあとは復習もしました。たとえば、自分がすぐ出てこなかった単語を机に貼るなどしています。LEPPを通じて、自分の弱点がわかりました。語学と向き合う時間が増えたように思います。
また、LEPPの参加者には、国際学科など語学を専門に学んでいるハイレベルな学生もいたので「私もがんばろう!」という気持ちになれました。
オンラインでよかったところはありますか?
LEPPはZoomを使って行います。「画面共有」機能でPowerPointを使うなど会話の表現の幅が広がったように思います。お互いの国の文化を紹介したり、ホワイトボード機能を使って互いの言語でしりとりをしたり、カジュアルな会話を通じて仲を深められました。
互いの言語で会話しながら絵しりとりをする様子
今は渡航ができないので会えないのが残念ですが、LINEを交換したり、互いの国のお菓子を贈り合ったりとLEPP以外の時間でも交流を深めています。コロナ禍が終わったら、直接会って話したいです。