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2022.02.09
テンプル大学ジャパンキャンパス「単位互換プログラム」参加体験を聞く

髙橋 未優
国際学科。学報委員長。好きなことは自然の中で過ごすこと。
国際学科。学報委員長。好きなことは自然の中で過ごすこと。
Q. 何を履修していますか?
MATH 1022:precalculusという科目を履修しました。数学基礎が主な内容で、中学校や高校で習うような因数分解から数学Ⅲに至るまで幅広い内容を勉強しました。本講義が週に3回開講されており、学期内では全36回の講義がありました。Q. なぜ数学を履修したのですか?
もともと統計学に興味がありました。しかし、アメリカの大学では基礎レベルの授業を履修した上でレベルアップした授業が受けられるという仕組みがあるため、希望の統計学を履修できませんでした。そこで実用性が高く、同じ数学のカテゴリにあった本講義を履修しました。また、あくまで単位履修のため、昭和女子大学での必修授業の支障にならない時間帯という条件の中で選びました。Q. 数学の学び方で日本との違いはありますか?
数学を学ぶなかで必要な記号の表し方に大きな違いがありました。例えば、不等号を現す場合、日本では < ですが、アメリカでは[ と表します。また、大学での学びですが、初心者にもわかりやすいように、1つ1つ公式や考え方をレクチャーしている点も、バックグラウンドが異なり、全ての人が同じレベルでない可能性を見越した教え方だと思いました。Q. クラスの雰囲気の違いや気になった点は?
今回、本講義をオンラインで受講しました。オンライン授業だと発言の回数が減ってしまうことや発言を躊躇してしまいがちですが、TUJでは学生が自主的にカメラをオンにして、積極的に発言する場面が数多くありました。稀に先生がミスをした場合、学生が躊躇なく指摘するところも日本の大学と異なる点だと感じました。Q. 履修したいと思っている学生へ向けて一言
最初に履修する科目は、事前に背景について知識がある科目をお勧めします。そうすれば、アメリカの大学での授業履修も難しく考えすぎることなく、勉強できるのではないかと思います。また、TUJの先生方は非常にウェルカムな態度で迎えてくれます。科目等履修生だからと特別扱いされることはなく、平等に接してくれるため、気負うことなく履修できます。関連:単位互換プログラムについて