Hot News
キャンパス
2022.11.02
2022年度ボストンサマーセッションに参加して

澤野萌恵
現代教養学科の学報委員。最近は、礼法・和装部葵で大会に向けて振袖を素早く綺麗に着る練習を頑張っています。
現代教養学科の学報委員。最近は、礼法・和装部葵で大会に向けて振袖を素早く綺麗に着る練習を頑張っています。
ボストンサマーセッションとは
アメリカ・マサチューセッツ州ボストンにある昭和女子大学のキャンパス「昭和ボストン」で、約1か月間生活をしながら、勉強する夏季プログラムです。授業の後や週末にはキャンパスと駅をつなぐシャトルバスで、街に出て観光をしながら授業で習った英語を実践で使えます。授業は、レベル別の一般英語と、フォーカスグループ別の専門英語を履修し、フィールドトリップがあります。フォーカスグループは8つの専門分野があり、私は「アメリカンメディア」に参加しました。
1. 参加した理由
私はこれまで海外に行ったことがありませんでした。英語を話すのも聞くのも苦手なことと、海外の宿泊が怖いと思っていたことが理由です。しかし、このボストンサマーセッションなら、寝泊りも大学の寮で、食事もあり、同じ日本の大学生と一緒に学べることが、海外初心者の私にとって安心できるポイントでした。一度は海外に行って視点を広げたいという気持ちはあったため、この機会を逃してはならないと思い、参加しました。2. 充実した授業と生活
( 1 )授業一般英語は、事前に受けたテストでレベル分けがされるため、英語が苦手な私でも楽しく学ぶことができました。ボストンの歴史、食文化、映画、スポーツなども英語で教わりました。
フォーカスグループでは最初、専門的な英語と内容で知らない言葉が多かったのですが、わからないということを先生に伝えれば、わかりやすく解説してくれたため、ゆっくり理解することができました。「アメリカンメディア」のフィールドトリップで、アメリカのラジオ局やテレビ局を見学しました。普通の観光旅行にはない、貴重な体験ができました

基本は2人1部屋で、私は3人1部屋でした。食事はビュッフェ形式で、飲み物も好きなものが飲めます。ビュッフェのメインは多彩で、とても美味しいのでつい食べ過ぎてしまいます。味噌汁がほぼ毎日あり、日本の味に安心しました。ドリンクバーではお湯もでるので、持って行った緑茶パックを飲むこともできました。
また、水着と運動着を持参して、寮にあるプールとジムを利用しました。美味しいものを食べ過ぎてしまった日にはちょうどいい運動になりました。


マサチューセッツ州からは出てはいけないという制限があったものの、週末や授業後では回り切れないほど観光地はたくさんあるので、とても楽しかったです。Six Flags New England(テーマパーク)やイザベラ・スチュワード・ガードナー美術館、ハーバード大学など多くの見どころがあります。私は行っていないのですが、友人や先輩は野球の「ボストンレッドソックス」の試合を観戦したり、ホエールウォッチに行ったりしたそうです。
外食やスーパーで買ってきたものを寮の共有ルームで食べることもできます。アメリカの外食はチップという日本では馴染みのない制度があるので、緊張しましたが無事楽しめました。ボストンは「クラムチャウダー」と「ロブスター」が有名なので、もし訪れた際にはぜひ食べてみて下さい!


3. 安心して出会いを楽しむ
初めての海外がこのボストンサマーセッションで良かったと心から思いました。日本語を話せる先生や保健室の先生がいるので、体調が悪くなったり不安なことがあったりしてもすぐに相談できて安心です。女子大の寮で過ごせるのも大きな安心ポイントです。授業は少人数なので、気軽に質問でき、とてもいい環境でした。授業の課題がありましたが、友人と励まし合って頑張れました。寮生活で友人との仲も深まり、新しい友人や先輩、後輩との出会いもありました。
新しいことに挑戦したい、初めてだけど海外に行ってみたいという、一歩踏み出してみたい方にとてもマッチしていると思います。

