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授業・学生の活躍
2022.12.19
【プロジェクト型学修】ナルシスプロジェクト活動報告
昭和女子大学では、社会や企業が抱える課題を学生独自の目線で解決する「プロジェクト型学修」を実施しています。プロジェクト型学修を通じて、学生は社会や企業から評価を受けながら、課題を発見・解決する思考力や行動力を養い、自分の強みを発見することができます。
皆さんはストリートハラスメントという言葉をご存じでしょうか?ストリートハラスメントとは、公的な場におけるあらゆるハラスメントや嫌がらせ行為のことです。本プロジェクトは、昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校の生徒を対象にストリートハラスメントの問題意識向上と対処方法を提案するプロジェクトとして今年4月に発足しました。
私たちプロジェクトメンバーは、7月19日に中高部で実施された「夏の安全教室」の一環として、中高部全学年の生徒さんたちに向けてストリートハラスメント問題の意識づけを行い、問題対処方法を提案する機会を頂きました。生徒さんが直面する可能性のある5つの場面を想定し、問題への対処方法を提案しました。私は特に、被害を目にした時にどのような行動をとることができるかという点について考察を進めました。調べていく中で気づいたのは、「アクティブバイスタンダー Active bystander」という考え方の重要性です。
「アクティブバイスタンダー」とは、積極的に被害を止める第三者のことを指します。問題がおきたとき、周囲の人がアクティブバイスタンダーとして行動を起こすことで、被害の防止や被害に遭った人を守ることができる可能性があります。
…(中略)…
「ストリートハラスメント」というのはデリケートな問題であるため、生徒さんへの伝え方や内容を考える中で、先生方やプロジェクトメンバーと何度も話し合いを重ねました。発表前はとても緊張していましたが、生徒の皆さんが真剣に話を聴いてくれている様子を拝見して、一人一人の生徒さんから勇気をもらうことができました。本プロジェクトは、ビジネスデザイン学科のプロジェクトメンバーが昨年度の授業の中で行った提案から始まったものだったので、それが実を結び、今回、実際に1000名以上もの中高部の生徒さんへ呼びかけることができるという貴重な機会につなげることができ、大変やりがいを感じました。
また、ストリートハラスメントの問題の考察を通して、自分自身のみならず他者を守るにはどうすればよいかという視点も得ることができ、伝える側である自分自身もこの活動を通して多くのことを学ぶことができました。
これからも、生徒の皆さんだけでなく、私たち学生も共に、ストリートハラスメントの問題意識をもち、理解を深めることができるような活動を続けていきたいと思っています。今回の経験を活かして後期からの活動もさらにステップアップしていけるよう、頑張りたいと思います!
昭和女子大学のプロジェクト情報サイト「s-labo」には、現在進行中のプロジェクトのレポートを掲載しています。
学生が自ら発信する活動の途中経過はこちらから
ナルシスプロジェクト
プロジェクトリーダー ビジネスデザイン学科3年の船水です。皆さんはストリートハラスメントという言葉をご存じでしょうか?ストリートハラスメントとは、公的な場におけるあらゆるハラスメントや嫌がらせ行為のことです。本プロジェクトは、昭和女子大学附属昭和中学校・昭和高等学校の生徒を対象にストリートハラスメントの問題意識向上と対処方法を提案するプロジェクトとして今年4月に発足しました。
私たちプロジェクトメンバーは、7月19日に中高部で実施された「夏の安全教室」の一環として、中高部全学年の生徒さんたちに向けてストリートハラスメント問題の意識づけを行い、問題対処方法を提案する機会を頂きました。生徒さんが直面する可能性のある5つの場面を想定し、問題への対処方法を提案しました。私は特に、被害を目にした時にどのような行動をとることができるかという点について考察を進めました。調べていく中で気づいたのは、「アクティブバイスタンダー Active bystander」という考え方の重要性です。
「アクティブバイスタンダー」とは、積極的に被害を止める第三者のことを指します。問題がおきたとき、周囲の人がアクティブバイスタンダーとして行動を起こすことで、被害の防止や被害に遭った人を守ることができる可能性があります。
…(中略)…
「ストリートハラスメント」というのはデリケートな問題であるため、生徒さんへの伝え方や内容を考える中で、先生方やプロジェクトメンバーと何度も話し合いを重ねました。発表前はとても緊張していましたが、生徒の皆さんが真剣に話を聴いてくれている様子を拝見して、一人一人の生徒さんから勇気をもらうことができました。本プロジェクトは、ビジネスデザイン学科のプロジェクトメンバーが昨年度の授業の中で行った提案から始まったものだったので、それが実を結び、今回、実際に1000名以上もの中高部の生徒さんへ呼びかけることができるという貴重な機会につなげることができ、大変やりがいを感じました。
また、ストリートハラスメントの問題の考察を通して、自分自身のみならず他者を守るにはどうすればよいかという視点も得ることができ、伝える側である自分自身もこの活動を通して多くのことを学ぶことができました。
これからも、生徒の皆さんだけでなく、私たち学生も共に、ストリートハラスメントの問題意識をもち、理解を深めることができるような活動を続けていきたいと思っています。今回の経験を活かして後期からの活動もさらにステップアップしていけるよう、頑張りたいと思います!
昭和女子大学のプロジェクト情報サイト「s-labo」には、現在進行中のプロジェクトのレポートを掲載しています。
学生が自ら発信する活動の途中経過はこちらから