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イベントレポート
2018.09.25
CSLセンター主催 2018年夏のボランティアワークキャンプ報告
昭和女子大学コミュニティサービスラーニング(CSL)センターでは、毎年夏季休暇中に国内外でのボランティアワークキャンプを実施しています。
多文化共生社会を築くために、私たちに何ができるのか。村人や子どもたちとの交流を通じ、誰もが偏見や差別に遭うことなく、秘められた力を発揮し、どのようにして暮らしを向上させ、伝統的文化を未来に引き継ぐかについて考えました。
フィールドワークを通じ、人とコミュニティが培ってきた暮らしの文化や地域資源に改めて気が付いた学生たち。昭和女子大学生と世田谷区との相互交流の「縁」を結ぶために何ができるのかをチームごとに考え、話し合い、提案しました。
修了式で参加者全員に「未来博士号」が手渡され記念撮影。身の周りの科学の面白さ、素晴らしさ、物を作ることの楽しさを感じる1日でした。
学生たちは7つのチームに分かれて、復興公営住宅訪問や女川紙ランタンづくりで地元住民とも積極的に交流。被災地の今の姿を知ることで、学生だからできることを考えました。
コミュニティサービスラーニングセンター(CSL センター)は、学生の専門知識を活かしたボランティア活動を支援する窓口。専門のコーディネータ-が常駐し、国内外の活動の相談や助言、情報提供を行っています。
ここでは、学生の育成にも力を入れています。専門の研修を受けた学生を「学生ボランティアコーディネーター「ENVO」(Enjoy Volunteer)として認定し、様々な地域貢献活動を共同で企画・運営し、ボランティア活動をしようとする学生を支援しています。
ここでは、学生の育成にも力を入れています。専門の研修を受けた学生を「学生ボランティアコーディネーター「ENVO」(Enjoy Volunteer)として認定し、様々な地域貢献活動を共同で企画・運営し、ボランティア活動をしようとする学生を支援しています。
タイ・ミャンマー国境の山岳少数民族の暮らしと文化を学ぶ
8月20日~27日、附属高等学校と合同で、タイ・チェンライのミラー財団を拠点に「チェンライ・風の学校ボランティアワークキャンプ」を実施しました。大学生22名、附属高校生5名が参加し、現地の幼稚園・小学校・児童養護施設を訪問したり、山岳民族の家へホームステイをしました。

都市と農村を結ぶ文化交流
8月31日~9月4日、信州高遠青少年自然の家を拠点に、長野県伊那市との交流活動「伊那の谷・風の学校学生ボランティアワークキャンプ」を実施しました。今年は学生23名が参加し、「食と生活」「自然とともに生きる」「福祉コミュニティ」「伝統芸能」のテーマに分かれ、伝統食や有機農業を体験しました。

東日本大震災被災地の人々に学ぶ
9月10日~14日、24名の学生が宮城県・女川町でのボランティアワークキャンプに参加しました。今年で8回目を迎え、今回はGap Yearを利用して来日中のイギリス人学生も参加しました。「鳴り砂を守る会」が行っている鳴り砂浜の清掃や、保育園等でのボランティア活動、女川町竹浦地区の伝統芸能「獅子振り」などを体験しました。修了式で参加者全員に「未来博士号」が手渡され記念撮影。身の周りの科学の面白さ、素晴らしさ、物を作ることの楽しさを感じる1日でした。


