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2023.04.03

【国際学科】留学先からのレポート(スペイン編)

各セクションが更新しているブログから記事をピックアップ! 今回は国際学科の記事です。

昭和女子大学国際学部国際学科は、英語を集中的に学びながらもう1言語(中国語、韓国語、ベトナム語、ドイツ語、フランス語、スペイン語)を基礎から学びます。今回は、スペイン語を履修している学生の様子を紹介します。
スペイン・アルカラ大学へ留学中のAさんから、春の訪れを感じるレポートが届きました。
 
年が明けてからすでに2か月が過ぎようとしており、着々と春が近づいてきています。朝晩はまだまだしっかりと冷え込みますが、昼間は日向ではポカポカとしており、毎日晴れの日が続いています。「春のお花といえば?」と言う質問をされたら真っ先に何を思い浮かべるでしょうか。春には様々な鮮やかな花が咲きますが、やはり外せないのは「桜」ではないかと思います。お花見、夜桜、入学式、卒業式、テレビでの桜開花予想など・・・。日本の文化には桜にまつわることが沢山あります。桜は見て楽しみながら、春の訪れを感じる花の一つだと思います。
 
今年はスペインに留学に来ているため見ることが叶わないと少し切なく思っていました。しかし、2月下旬 Parque de El Retiro (レティーロ公園)にお散歩をしに行ってみると、なんと見覚えのある優しい色をした花がありました。形、色合い、花びらの柔らかさ、何をとっても桜とそっくり。まさかスペインで日本でもまだ咲いていない桜を先に見ることができるとは、と感動に浸っていました。しかし、桜ならではのあのふわっとした香りはなく、木も独特、花柄が短いと不思議な点も多く調べてみると、なんと「アーモンドの花」であることが判明しました。
 
酷似している以外の言葉が浮かびません。同じく春に開花するようなので、スペインでは春といえばの花はアーモンドなのかもしれないと小さな発見をしました。とても可愛らしく、友人と一本の満開のアーモンドの木の写真を撮りお花見をしていたら、はじめ誰もいなかったにもかかわらず私たちが去るときには、5、6組の人々がいつの間にか集まっていました。お花見の良さを分かち合えたようで、ほっこりとした気持ちになれました。
 
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