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授業・学生の活躍
2023.04.12

【プロジェクト型学修】データ解析の力で社会課題の解決を支援するギブワンプロジェクト

昭和女子大学のプロジェクト情報サイト「s-labo」から各チームの近況をピックアップ!

データ解析の力で社会課題の解決を支援するギブワンプロジェクトは、公益財団法人パブリックリソース財団が運営するオンライン寄付サイト「Give One(ギブワン)」での寄付行動の分析とサイトのアクセス解析を通じて、ギブワンに登録している社会課題解決に取り組む団体の認知度を上げ、意志ある寄付を増やす方策を練ることを目的に2023年1月から活動しています。
2月から3月にかけて、ギブワンの関連データを分析する手法を学んだ学生たちは、4月から実際のデータを分析を通じ、ギブワン上での寄付行動の傾向、特徴を明らかにして、登録団体への寄付を増やす方法を考えます。

第1回作業

こんにちは。会計ファイナンス学科新2年の大塚です。今回から、パブリックリソース財団の事務所での作業が始まりました。初回は明治大学新4年の川亦さんも参加してくださり、グーグルアナリティクスやExcelの分析ツールを用いたギブワンの寄付状況やアクセス状況の分析、ギブワンの登録団体・団体が実施している寄付プロジェクトの調査を行いました。
 
グーグルアナリティクスの分析では、期間ごとの寄付件数や、ギブワンのサイト訪問回数などを調べました。現在の段階ではまだデータが少ないため具体的な分析は行えていませんが、今後は毎週の寄付データの収集と並行して、それらのデータを基に、1年を通じてどのように変動していくのか、いつ寄付をお願いするメールマガジンをギブワン会員に送信すれば寄付が多く集まるのかなどを考えていきます。
 
ギブワンの登録団体・団体が実施している寄付プロジェクトの調査では、現在の団体の情報や2022年度の活動レポートの有無、ギブワンのサイト内の誤字・脱字の有無を調べて修正が必要な箇所をまとめました。

第2回作業

初めまして!会計ファイナンス学科2年の渡辺です。4月5日はプロジェクトとしては2回目の、私個人としては初の調査活動を行いました。調査内容は大きく分けて3つあります。一つがギブワン公式サイトのアクセス解析、二つ目は寄付データの解析、そしてギブワンに登録されている団体とプロジェクトの実態調査です。
 
アクセス解析では、現在昭和ボストンへ留学中の大久保さんに記録していただいたグーグルアナリティクスによるデータを使い、週単位、月単位でサイトのアクセス状況を見ていきます。今年から導入された方法であるため、データ数はまだ少ないですが、それでもデータの偏りに様々な要因を推測することができ、大変興味深かったです。
寄付データの解析も同様に、データの流れをみることで、現在のギブワンの活動状況を把握することができました。
 
ギブワンに登録されている団体を調査していく中では、これまで漠然としていた団体がそれぞれ何を目指し、どのような活動をしているのか理解が深まっていきました。今後は、素晴らしい活動を行っている全ての団体に、漏れなく寄付が集まる手助けができるよう、まずデータをにらみ情報を集めていきます。

 

昭和女子大学のプロジェクト情報サイト「s-labo」には、現在進行中のプロジェクトのレポートを掲載しています。
学生が自ら発信する活動の途中経過はこちらから
 
昭和女子大学では、社会や企業が抱える課題を学生独自の目線で解決する「プロジェクト型学修」を実施しています。プロジェクト型学修を通じて、学生は社会や企業から評価を受けながら、課題を発見・解決する思考力や行動力を養い、自分の強みを発見することができます。
 
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