発音(子音@)
h 〔無音のhの場合〕 véhicule(ウ゛ェイキュル), habit(アビ)
h 〔有音のhの場合〕 haut(オ), héros(エロ)
ch 〔シャ行の音〕 chat(シャ), chercher(シェルシェ), chou(シュ-),
shème(シェム)
gn 〔ニャ行の音] signé(スィニェ), cognac(コニャク), ignoré(イニョレ)
th 〔タ行の音〕 thé(テ), méthode(メトド), thon(トン),
thème(テ-ム)
qu 〔カ行の音〕 qui(キ), quoi(クワッ), enquete(アンケ-ト)
母s母 〔ザ行の音〕 maison(メゾン), rose(ロ-ズ), mimosa(ミモザ)
ph 〔ファ行の音〕 photo(フォト), philosophie(フィロゾフィ)
◆注意すべき子音の数々です。
☆hは決して発音されません。「宏子」をフランス人に発音させると「イロコ」となってしまうこともあります。ただし、hで始まる単語は「無音のh」と「有音のh」とに分かれます。「発音されないのに無音・有音とはなんだ?」と思われる方もいるでしょう。これは音を繋げて読むことと関係があります(→「リエゾン」参照)。
☆「アルファベ」のところでも述べましたように、フランス語には「チャ行」の音がありません。chは殆どが「シャ行」の音です。筆者が学生の頃、第2次大戦後しばらくしてフランスに留学しておられた先生から『ラジオではイギリス首相のシュルシルがどうしたこうしたというニュースを流していたが、間が抜けて聞こえた』という話をうかがったことを今でも覚えています。「チャ」も「チ」もフランス語にはない音なので笑い話になってしまうのでしょう。ギリシャ語起源のいくつかの単語は「シャ行」にならず「カ行」となります。echo(エコ-),
christ(クリスト), choeur(ク-ル)などです。
☆gnは「ニャ行」の音です。例外は筆者の知る限りではstagnantだけです。
☆thは「タ行」の音です。英語ではthは面倒でしたが、フランス語は簡単です。
☆quは英語から入った人は「ク」に近い音を出してしまいますが、フランス語ではqu=k
です。上に挙げた単語もki,koi,enkete,kestionと思ってしまえば(綴るときには決してkでは綴りませんが)発音は楽だろうと思います。
☆s が単独で母音に挟まれたときの音は英語と同じで濁ったz の音になります。
☆phの綴りも英語と同じでf の音になります。